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公開番号
2025103219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220434
出願日
2023-12-27
発明の名称
建物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/70 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約
【課題】室内の自然換気を好適に行うことができる建物を提供する。
【解決手段】建物10は、第1方向D1に沿って交互に並ぶ第1外壁部20と第2外壁部30とによって構成される外壁11を備え、第1外壁部20は、第2外壁部30よりも外方に突き出るように構成され、第2外壁部30は、居室空間12Aに風を取り込むための第1通風窓33Aを備え、第1通風窓33Aと隣接する第1外壁部20の一部は、建物10の配置に応じて決まる建物10への風向きに応じて、建物10への風を第1通風窓33Aに導入するための第3外面23Sを備え、外壁11は、互いに異なる形状を有する第1外壁部20が、第2外壁部30を介して並ぶ部分を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物であって、
第1方向に沿って交互に並ぶ第1外壁部と第2外壁部とによって構成される外壁を備え、
前記第1外壁部は、前記第2外壁部よりも外方に突き出るように構成され、
前記第2外壁部は、室内に風を取り込むための通風窓を備え、
前記通風窓と隣接する前記第1外壁部の一部は、前記建物の配置に応じて決まる前記建物への風向きに応じて、前記建物への風を前記通風窓に導入するための傾斜面を備え、
前記外壁は、互いに異なる形状を有する前記第1外壁部が、前記第2外壁部を介して並ぶ部分を含む
建物。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記第2外壁部は、前記室内に外部からの光を取り込むための採光部を備える
請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記傾斜面は、前記建物の建設場所における特定時期の気象情報に基づいて予測された前記風向きに沿うように傾斜する
請求項1に記載の建物。
【請求項4】
前記第1外壁部は、異なる形状を有する複数の外装部材が、前記第1方向と交差する第2方向に沿って配列されることによって構成され、
前記第1外壁部は、前記複数の外装部材によって構成される外面を備え、
前記外面は、前記傾斜面を含む
請求項1ないし3のうち何れか一項に記載の建物。
【請求項5】
前記第1外壁部は、前記複数の外装部材が前記第2方向に沿って配列されることによって、前記外面の形状が前記第2方向に沿って連続的に変化するように構成される
請求項4に記載の建物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建物の外壁構造の一例として、特許文献1には、ピラスター等のコンクリート製の第1外壁部と、ガラスカーテンウォール等の第2外壁部とを組み合わせた外壁構造が開示されている。この外壁構造では、西日の侵入の抑制や外観上の理由から第1外壁部を第2外壁部よりも外方側に突出させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-96055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建物においては、開閉式の窓部を通じて室内の自然換気を行う場合がある。仮に、上述したような外壁構造において、第2外壁部に開閉可能な窓部を設けることで自然換気を行う場合、外方側に突き出た第1外壁部によって室内に外気を導入しづらくなる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する建物は、第1方向に沿って交互に並ぶ第1外壁部と第2外壁部とによって構成される外壁を備え、前記第1外壁部は、前記第2外壁部よりも外方に突き出るように構成され、前記第2外壁部は、室内に風を取り込むための通風窓を備え、前記通風窓と隣接する前記第1外壁部の一部は、前記建物の配置に応じて決まる前記建物への風向きに応じて、前記建物への風を前記通風窓に導入するための傾斜面を備え、前記外壁は、互いに異なる形状を有する前記第1外壁部が、前記第2外壁部を介して並ぶ部分を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、室内の自然換気を好適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、建物の外観を表す斜視図である。
図2は、建物の外壁及び内部構造の一部を拡大して示す斜視図である。
図3は、外壁が備える第1外壁部を構成する外装部材の斜視図である。
図4は、建物の断面構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図4を参照して、建物の一実施形態を説明する。
[全体構成]
図1に示すように、建物10は、一例として複数の階層を有するオフィスビルである。建物10は、一例として、略直方体状を有する。建物10は、複数の外壁11を備える。外壁11は、建物10の各側面を構成する。
【0009】
図2に示すように、建物10は、内部空間12を備える。内部空間12は、各階において、人が滞在する居室空間12Aと、居室空間12Aの上部に位置する天井裏空間12Bとを備える。外壁11は、内部空間12と外部の空間とを区切る。
【0010】
外壁11は、複数の第1外壁部20と、複数の第2外壁部30と、を備える。外壁11では、第1方向D1において、第1外壁部20と第2外壁部30とが交互に並ぶ。第1方向D1は、一例として、水平方向である。第1外壁部20及び第2外壁部30は、第1方向D1と交差する第2方向D2に沿って延在する。第2方向D2は、例えば第1方向D1と直交する方向であって、一例として上下方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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