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公開番号
2025120771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015854
出願日
2024-02-05
発明の名称
基礎構造
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02D
27/01 20060101AFI20250808BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】利便性を高めた人通口を備えた基礎構造を提供することである。
【解決手段】基礎梁10、11と、基礎梁10の下部に一体に連なる基礎スラブ12と、基礎梁10の上部に一体に連なる上スラブ13とを有し、基礎梁10に基礎梁10を貫通する人通口20が設けられている基礎構造1であって、人通口20の下端面21が、基礎スラブ12の上面12aと同一面上の平面である基礎構造1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基礎梁と、前記基礎梁の下部に一体に連なる基礎スラブと、前記基礎梁の上部に一体に連なる上スラブとを有し、前記基礎梁に前記基礎梁を貫通する人通口が設けられている基礎構造であって、
前記人通口の下端面が、前記基礎スラブの上面と同一面上の平面であることを特徴とする基礎構造。
続きを表示(約 96 文字)
【請求項2】
前記人通口が、前記下端面と、それぞれ前記下端面に連なる一対の互いに平行な側面と、それぞれの前記側面に連なる上端面とを有する形状である、請求項1に記載の基礎構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基礎構造に関し、特に、鉄筋コンクリート製の基礎構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば住宅やビルディングなどの建物の基礎構造として、基礎梁と、基礎梁の下部に一体に連なる基礎スラブと、基礎梁の上部に一体に連なる上スラブ(床スラブ)とを有し、基礎スラブと上スラブとの間に配管等を設置するためのピットが設けられた二重スラブ構造のものが知られている。
【0003】
このような二重スラブ構造の基礎構造では、ピットに設置された配管等のメンテナンスを行うために、上スラブに作業者がピットへ出入りするための点検用出入口が設けられるとともに、作業者が基礎梁を挟んだ両側のピットを行き来することができるように、基礎梁に人通口(人通用の開口ないし貫通孔)が設けられるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-160721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の人通口は、基礎梁の上下方向の中央に断面円形の貫通孔として設けられているので、ピットの内部をかがんで移動する作業者は、人通口を通り抜ける際に人通口の下側の立上がり部分を乗り越える必要がある。そのためその移動は容易ではなく、また、資材を積んだ台車を一方のピットから人通口を通して他方のピットに移動させることができないなど、その利便性に改善の余地があった。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、利便性を高めた人通口を備えた基礎構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の基礎構造は、基礎梁と、前記基礎梁の下部に一体に連なる基礎スラブと、前記基礎梁の上部に一体に連なる上スラブとを有し、前記基礎梁に前記基礎梁を貫通する人通口が設けられている基礎構造であって、前記人通口の下端面が、前記基礎スラブの上面と同一面上の平面であることを特徴とする。
【0008】
本発明の基礎構造は、上記構成において、前記人通口が、前記下端面と、それぞれ前記下端面に連なる一対の互いに平行な側面と、それぞれの前記側面に連なる上端面とを有する形状であるのが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、利便性を高めた人通口を備えた基礎構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係る基礎構造の概略を示す断面図である。
図1におけるA-A線に沿う断面図である。
図1におけるB-B線に沿う断面図である。
図1に示す基礎構造の要部を拡大して示す断面図である。
第1の実施形態の変形例に係る基礎構造の概略を示す断面図である。
本発明の第2の実施形態に係る基礎構造の概略を示す図であって、図6の(a)は、基礎構造の断面図であり、図6の(b)は、図6の(a)におけるC-C線に沿う断面図である。
本発明の第3の実施形態に係る基礎構造の概略を示す断面図である。
本発明の第4の実施形態に係る基礎構造の概略を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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