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公開番号
2025135264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033026
出願日
2024-03-05
発明の名称
リフトアップ装置
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
F03D
13/10 20160101AFI20250910BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】地上のクレーンを用いることなくブレードを好適に取り付けることができる。
【解決手段】リフトアップ装置20は、風力発電機のタワー11の頂部へブレード15aを運搬するタワー11の周囲に設けられたガイドタワー21に支持され、昇降可能に構成された昇降フレーム部30と、ブレード15aを吊り下げ可能に構成され、タワー11の頂部に設けられたハブ14のブレード取付口14aにブレード15aを取り付けるべく、昇降フレーム部30上において水平方向に移動可能に構成された第2架台50とを備える。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
風力発電機のタワーの頂部へブレードを運搬するリフトアップ装置であって、
前記タワーの周囲に設けられたガイドタワーに支持され、昇降可能に構成された昇降フレーム部と、
前記ブレードを吊り下げ可能に構成され、前記タワーの頂部に設けられたハブのブレード取付口に前記ブレードを取り付けるべく、前記昇降フレーム部上において水平方向に移動可能に構成された架台と、を備える、
リフトアップ装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記架台は、前記ブレードを、前記ブレードの長手方向の複数箇所において上下から支持する複数の支持部を有する吊り治具を吊り下げるように構成されている、
請求項1に記載のリフトアップ装置。
【請求項3】
前記架台は、前記ブレードまたは前記吊り治具の介錯ロープを固定する固定部を有する、
請求項2に記載のリフトアップ装置。
【請求項4】
前記昇降フレーム部は、水平方向である前後方向に沿って延在するとともに前記ガイドタワーから前側に突出する水平フレームを有し、
前記架台は、
前後方向に延在するとともに前記水平フレーム上において前後方向に沿って移動可能に構成された走行レールと、
水平方向であり、前後方向に斜交する斜交方向に沿って延在するとともに前記走行レール上に固定された横行レールと、
前記横行レール上において前記斜交方向に沿って移動可能に構成される架台本体と、
前記架台本体に取り付けられ、前記ブレードを吊り下げ可能に構成された吊り部と、を有し、
前記吊り部は、前記ブレードの長手方向が、水平方向であり、且つ前記斜交方向に直交する取付方向と一致する姿勢で、前記ブレードを吊り下げるように構成されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリフトアップ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リフトアップ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、リフトアップ装置を用いて風力発電機を構築する工法が開示されている。リフトアップ装置は、構築中のタワーの頂部への資材の運搬などに用いられる。リフトアップ装置は、タワーの周囲に設置されたガイドタワーと、ガイドタワーに支持され、昇降可能に構成された昇降装置とを備える。
【0003】
特許文献1に開示の風力発電機の構築工法においては、地上においてハブとブレードとを有するロータを組み立てた後、ロータをタワーの頂部までリフトアップ装置により運搬してタワーの頂部のナセルに取り付ける。
【0004】
また、従来、リフトアップ装置によりタワーの頂部までナセル及びハブを順に運搬してタワーの頂部にナセル及びハブを順に設置した後に、地上のクレーンを用いてブレードをハブに取り付ける構築工法がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-192070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
後者の構築方法において、リフトアップ装置によりブレードをタワーの頂部まで運搬してハブのブレード取付口にブレードを取り付ける方法が考えられる。しかしながら、一般に、ブレードは繊維強化樹脂(FRP)製であるため、例えばブレードを昇降装置上に設けられたステージ上に載置して運搬すると、自重によりブレードが撓むおそれがある。その結果、ブレードの姿勢が安定しにくくなることでハブのブレード取付口に対するブレードの取付作業が難しくなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためのリフトアップ装置の各態様を記載する。
[態様1]
風力発電機のタワーの頂部へブレードを運搬するリフトアップ装置であって、
前記タワーの周囲に設けられたガイドタワーに支持され、昇降可能に構成された昇降フレーム部と、
前記ブレードを吊り下げ可能に構成され、前記タワーの頂部に設けられたハブのブレード取付口に前記ブレードを取り付けるべく、前記昇降フレーム部上において水平方向に移動可能に構成された架台と、を備える、
リフトアップ装置。
【0008】
同構成によれば、ブレード積載作業位置において、昇降フレーム部上の架台によりブレードを吊り下げた後、昇降フレーム部によってブレードをブレード取付作業位置まで運搬することができる。そして、架台を水平方向に移動させることにより、タワーの頂部に設けられたハブのブレード取付口にブレードを取り付けることができる。
【0009】
上記構成によれば、ブレードが常に架台により吊り下げられた状態で運搬されることから、自重による歪みがブレードに生じることを抑制できる。これにより、ブレードの姿勢を安定させやすくなる。
【0010】
したがって、地上のクレーンを用いることなくブレードを好適に取り付けることができる。
[態様2]
前記架台は、前記ブレードを、前記ブレードの長手方向の複数箇所において上下から支持する複数の支持部を有する吊り治具を吊り下げるように構成されている、
態様1に記載のリフトアップ装置。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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