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公開番号2025162486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024074980
出願日2024-04-15
発明の名称上下運動を回転運動に変換する装置。
出願人個人
代理人
主分類F03G 1/06 20060101AFI20251020BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】 上下する波浪から如何にしてエネルギーを取り出し発電機軸(3)に伝達し回転発電させるか。
【解決手段】 上下運動を回転運動に変換する装置を使う。
ゼンマイバネ(1)が船体の降下により下向きに引っ張られ(図2a参照)、ゼンマイバネ(1)と一体化している一方向クラッチ(2)が一緒に回転し、一方向クラッチ(2)の軸穴を通過している発電機軸(3)も同方向に回転し発電する。
船舶が上昇するとき(図2b参照)本来引き戻されるべきゼンマイバネ(1)は反転支柱により逆向きに引っ張られる。 そして船体が降下した時と同じように船上の機器類は作動し発電させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発電機軸(3)を一方向クラッチ(2)の軸穴に差し込みその両方をゼンマイバネ(1)の軸穴に差し込む。 ゼンマイバネ(1)の後端と一方向クラッチ(2)の外枠を金属用接着剤等で接着させ一体化させる。そしてゼンマイバネ(1)の先端を鋼線(4)に連結する。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は波浪の持つエネルギーを電気に変換することに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
これまでの波浪発電装置には製造費に対する費用対効果やエネルギーの取り込みに於いて効果的でないのが散見される。
【0003】
本発明はこれまでにないゼンマイバネ(1)と一方向クラッチ(2)を組み合わせた発電装置で構造もシンプルで制作費も余りかからない。大波と小波の中間位の所に設置すればメンテナンスも容易でこの装置が普及する可能性は大である
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
頻繁に生じる中程度の波浪からエネルギーを取り出す装置を造る必要がある。それにはゼンマイバネ(1)と一方向クラッチ(2)を組み合わせた本発明の装置を使う。
ゼンマイバネ(1)軸の後端を一方向クラッチ(2)の外枠に金属用接着剤等で接着し一体化させる。 船舶の上下運動をゼンマイバネ(1)へと伝え、次に一方向ラッチ(2)で回転運動に変換し、 発電機軸(3)を回転させ発電させる。
ゼンマイバネ(1)の動きが速やかに一方向クラッチ(2)に伝わるようゼンマイバネ(1)の長さを調節する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はゼンマイバネ(1)と一方向クラッチ(2)を併用した新しい装置で発電しようとするものである。
船舶が降下するとき(図2aを参照)ゼンマイバネ(1)は引っ張り出されゼンマイバネ(1)の軸も回転し一体化している一方向クラッチ(2)の軸も回転する。このときクラッチがかみ合っていれば発電機軸(3)を同時に時計回りに回転させ、もしクラッチが空転の状態の時はクラッチは空回りする。
船舶が上昇する時(図2bを参照)ゼンマイバネ(1)は反転柱(7)によって引っ張りだされ、それ以降船舶が降下したときと同じようにゼンマイバネ(1)の軸、一方向クラッチ(2)、発電機軸(3)がそれぞれ同様な動きをして発電するする。
【発明の効果】
【0006】
ゼンマイバネ(1)と一方向クラッチ(2)がうまくかみ合って発電の効果を上げている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は運動変換装置の分解図である。
【0008】
図2aは船舶(5)が降下した時の略図である。 ゼンマイバネ(1)が引き出され一方向クラッチ(2)が時計回りに回転し同時に発電機軸(3)を同じ向きに回転させている。 図2bは船舶(5)が上昇した時の略図である。 反転柱(7)でゼンマイバネ(1)は図2aと同様引き出され一方向クラッチ(2)と発電機軸(3)は図2aの器機と同様な動きをする。つまりゼンマイバネ(1)が下向きに引っ張られるときだけに発電する仕組みになっている。 図2aの変換装置と図2bの変換装置を同一の発電軸に取り付けると切れ目のない電流が得られる。
【0009】
図3は発電機の軸に変換装置図2aと変換装置図2bをそれぞれ2個ずつ取り付けた例である。 この図では船舶(5)を使用しているが代わりにボート或は丸太なども使用可能である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に於いて発電機軸(3)を一方向クラッチ(2)の軸穴に挿入し、更にその一方向クラッチ(2)をゼンマイバネ(1)の軸穴に差し込む。
図2に於いてゼンマイバネ(1)の後端と一方向クラッチ(2)の外枠を金属用接着剤等で接着させる。(図2参照)そしてゼンマイバネ(1)の先端を鋼線(4)に繋げその鋼線(4)を船舶(5)に繋げる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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