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公開番号2025137246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036344
出願日2024-03-08
発明の名称浮標発電装置
出願人セイコーフューチャークリエーション株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F03B 13/14 20060101AFI20250911BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】小型化が可能であり、環境の影響を受けにくく、発電効率が高い浮標発電装置を提供する。
【解決手段】浮標発電装置100は、浮体部10と、磁歪発電部20とを備える。浮体部10は、密閉空間17を有する。浮体部10は、水に浮上可能である。磁歪発電部20は、密閉空間17に設けられている。磁歪発電部20は、浮体部10の運動によって発電を行う磁歪素子27を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
密閉空間を有し、水に浮上可能な浮体部と、
前記密閉空間に設けられた磁歪発電部と、を備え、
前記磁歪発電部は、前記浮体部の運動によって発電を行う磁歪素子を有する、
浮標発電装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記磁歪発電部は、前記浮体部の運動により振動するフレームをさらに備え、
前記磁歪素子は、前記フレームの振動により発電を行う、
請求項1記載の浮標発電装置。
【請求項3】
前記浮体部の重心を偏心させる偏心部をさらに備え、
前記フレームは、前記偏心の方向に交差する方向に延在する、
請求項2記載の浮標発電装置。
【請求項4】
前記浮体部の重心を偏心させる偏心部をさらに備え、
前記フレームは、前記偏心の方向に沿って延在する、
請求項2記載の浮標発電装置。
【請求項5】
前記磁歪発電部は複数設けられ、
複数の前記磁歪発電部は、それぞれ前記浮体部の異なる複数の運動方向に対応して発電を行う、
請求項2記載の浮標発電装置。
【請求項6】
前記浮体部の重心を偏心させる偏心部をさらに備え、
複数の前記磁歪発電部は、第1の磁歪発電部と、第2の磁歪発電部とを含み、
前記第1の磁歪発電部の前記フレームは、前記偏心の方向に交差する方向に延在し、
前記第2の磁歪発電部の前記フレームは、前記偏心の方向に沿って延在する、
請求項5記載の浮標発電装置。
【請求項7】
前記水に生じた波の状態を検出する回路をさらに備える、
請求項1~6のうちいずれか1項に記載の浮標発電装置。
【請求項8】
情報を外部に送信可能な通信部をさらに備える、
請求項1記載の浮標発電装置。
【請求項9】
電力供給可能な電源部をさらに備える、
請求項1記載の浮標発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浮標発電装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、潮流によって発電を行う発電システムが提案されている。特許文献1に記載の発電システムは、タービンを備えた発電装置を備えている。特許文献2に記載の波力発電装置は、振動体と、振動体の振動により発電を行う発電機とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-94901号公報
特開2013-164013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発電システムは、タービンを用いるため全体のサイズが大型となる。この発電システムは、タービンが水環境中の異物(藻類など)を取り込むと、発電装置の機能が低下する可能性があるため、周りの環境の影響を受けやすい。この発電システムは、発電装置の向きを潮流に合わせる必要があるため、発電効率が低くなりやすい。特許文献2に記載の波力発電装置は、構造が複雑であるため、小型化は難しかった。
【0005】
本発明の一態様は、小型化が可能であり、環境の影響を受けにくく、発電効率が高い浮標発電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]密閉空間を有し、水に浮上可能な浮体部と、前記密閉空間に設けられた磁歪発電部と、を備え、前記磁歪発電部は、前記浮体部の運動によって発電を行う磁歪素子を有する、浮標発電装置。
【0007】
前記浮標発電装置によれば、構造が簡略であるため小型化が可能である。前記浮標発電装置は、水の流れの向きにかかわらず発電が可能であるため、発電効率を高めることができる。前記浮標発電装置は、磁歪発電部が浮体部の密閉空間に設けられているため、環境の影響を受けにくい。よって、磁歪発電部の機能を高く維持することができる。
【0008】
[2]前記磁歪発電部は、前記浮体部の運動により振動するフレームをさらに備え、前記磁歪素子は、前記フレームの振動により発電を行う、[1]記載の浮標発電装置。
【0009】
前記浮標発電装置によれば、フレームの振動により発電を行うため、浮体部の運動を効率よく利用し、発電効率を高めることができる。
【0010】
[3]前記浮体部の重心を偏心させる偏心部をさらに備え、前記フレームは、前記偏心の方向に交差する方向に延在する、[2]記載の浮標発電装置。
(【0011】以降は省略されています)

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