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公開番号
2025087538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202272
出願日
2023-11-29
発明の名称
エンジン
出願人
株式会社ゲットクリーンエナジー
代理人
個人
主分類
F03G
7/00 20060101AFI20250603BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】 CO2を排出しないエンジンを提供する。
【解決手段】 液体中を上下動する第一ピストン21と、第一ピストンと逆向きに液体中を上下動する第二ピストン22と、それらを連結するワイヤー33と、第一ピストン及び第二ピストンが接続されるクランクシャフト30と、第一ピストン及び第二ピストンの移動路を規定するシリンダー11,12と、シリンダーの各々に対して、下方からガスを噴射するガス噴射管13,14と、を備えており、シリンダーにガス噴射管から交互にガスが噴射される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加速した液体の流れを利用してピストンを上下動させるエンジンであって、
液体を貯めた容器と、
前記液体中を上下動する第一ピストンと、
前記第一ピストンと逆向きに前記液体中を上下動する第二ピストンと、
前記第一ピストンの下端と前記第二ピストンの下端とを前記液体中で連結するワイヤーと、
前記第一ピストン及び前記第二ピストンの上端が連接棒を介して接続される、前記液体の外に配置されたクランクシャフトと、
前記第一ピストン及び前記第二ピストンの移動路を規定する二つのシリンダーと、
前記シリンダーの各々に対して、下方からガスを噴射するガス噴射管と、
を備え、
前記二つのシリンダーに前記ガス噴射管から交互に前記ガスが噴射される、エンジン。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のエンジンであって、
前記ワイヤーは、前記第一ピストン及び前記第二ピストンの一方が上昇するとき、他方に対して下降させる力を作用する、エンジン。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のエンジンであって、
前記シリンダーには、前記ガスを排出するガス排出口が設けられており、前記ガス排出口は、前記ピストンが前記シリンダー内を押し上げられたときに開口する、エンジン。
【請求項4】
請求項1-3のいずれか一項に記載のエンジンであって、前記ガス噴射管に、酸素ガスボンベ、液体窒素ボンベ、空気を圧縮するコンプレッサー、又は、圧縮ガスタンクから圧縮ガスが供給される、エンジン。
【請求項5】
請求項1-4のいずれか一項に記載のエンジンが、前記クランクシャフトに複数接続されている多気筒エンジン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中にガスを噴射して水流を加速し、その力でピストンを上下動させるエンジンに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されているエンジンでは、シリンダーの中でピストンが往復し、この往復運動がクランクシャフトにより回転運動に変換されて、動力として利用される。
【0003】
また、ピストンに往復運動を行わせるため、空気と混合された燃料がシリンダー内に吸入される吸入行程と、ピストンが上昇して、吸入された混合気を圧縮する圧縮行程と、圧縮された混合気が点火プラグからの火花で着火・燃焼し、膨張してピストンを押し下げる燃焼・膨張行程と、ピストンが再び上昇する際に排気バルブが開いて排気ガスを排出する排気行程と、が繰り返し行われている(下記特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-222087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、現代社会では、カーボンニュートラルが指向されており、エンジンからのCO2排出の削減が求められている。
【0006】
本発明は、こうした要請に応えるものであり、CO2を排出しないエンジンの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、加速した液体の流れを利用してピストンを上下動させるエンジンであって、液体を貯めた容器と、液体中を上下動する第一ピストンと、第一ピストンと逆向きに液体中を上下動する第二ピストンと、第一ピストンの下端と第二ピストンの下端とを液体中で連結するワイヤーと、第一ピストン及び第二ピストンの上端が連接棒を介して接続される、前記容器の外に配置されたクランクシャフトと、第一ピストン及び第二ピストンの移動路を規定する二つのシリンダーと、前記シリンダーの各々に対して、下方からガスを噴射するガス噴射管と、を備えており、二つのシリンダーにガス噴射管から交互にガスが噴射される。
【0008】
また、前記ワイヤーは、第一ピストン及び第二ピストンの一方が上昇するとき、他方に対して下降させる力を作用する。
【0009】
そのため、このエンジンでは、ガス噴射管から一方のシリンダーに向けてガスが噴射されると、そのガスにより、シリンダー内の液体が加速され、その液体に押上げられてピストン対の一方が上昇する。また、ピストン対の他方は、ワイヤーに引っ張られて下降する。そして、これらのピストンの動きに伴って、エンジンのクランクシャフトが回転する。
【0010】
また、本発明のエンジンでは、前記シリンダーに、ガスを排出するガス排出口が設けられており、このガス排出口は、ピストンがシリンダー内を押し上げられたときに開口する。
そのため、ピストンの上昇後の下降が、ガスにより妨げられる事態を回避できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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