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公開番号2025122444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024017922
出願日2024-02-08
発明の名称風力発電装置
出願人個人
代理人個人
主分類F03D 5/06 20060101AFI20250814BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】風上側と風下側との間で風洞体を円滑に往復移動させて、良好に発電することができる風力発電装置を提供すること。
【解決手段】本発明では、風上側と風下側との間を往復移動する風洞体(6)に発電機(4)を連動連結した風力発電装置(1)において、中空状の風洞体(6)の開口に開閉扉(36,37)を開閉自在に設け、風洞体(6)が風上側に移動した時に開閉扉(36,37)で開口を閉塞して、風力によって風洞体(6)を風上側から風下側へ移動させ、風洞体(6)が風下側に移動した時に開閉扉(36,37)を開放して、開閉扉(36,37)を開放した状態で風洞体(6)を風下側から風上側へ移動させることにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
風上側と風下側との間を往復移動する風洞体に発電機を連動連結した風力発電装置において、
中空状の風洞体の開口に開閉扉を開閉自在に設け、風洞体が風上側に移動した時に開閉扉で開口を閉塞して、風力によって風洞体を風上側から風下側へ移動させ、風洞体が風下側に移動した時に開閉扉を開放して、開閉扉を開放した状態で風洞体を風下側から風上側へ移動させることを特徴とする風力発電装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記風洞体に開閉扉と連動連結した風止板を起倒自在に設け、風洞体が風上側に移動した時に風力によって風止板を起立させ、それに伴って、開閉扉で開口を閉塞させることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
【請求項3】
前記風洞体が風上側に移動して開閉扉で開口を閉塞した時に開閉扉を施錠し、風洞体が風下側に移動した時に開閉扉を解錠して、風力によって開閉扉を開放することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の風力発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風上側と風下側との間を往復移動する風洞体に発電機を連動連結した風力発電装置に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の風力発電装置としては、複数枚のブレードからなる回転翼体に発電機を連動連結した構成のものが広く知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
この従来の風力発電装置では、発電機に連動連結された複数枚のブレードを風力によって回転させることで、発電するようになっている。
【0004】
従来の風力発電装置においては、風力によって複数枚のブレードを回転させて発電するようになっているために、低周波騒音が発生してしまうといった問題があった。
【0005】
また、従来の風力発電装置においては、風力によって複数枚のブレードを回転させて発電するようになっているために、高所にブレードや発電機を設置する必要があり、風力発電装置の製作が困難であり、風力発電装置のメンテナンスを容易に行うことができないものであった。
【0006】
そこで、本発明者は、上記従来の風力発電装置の問題点を解消するために、風上側と風下側との間を往復移動する風洞体に発電機を連動連結した風力発電装置を開発した(特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-165301号公報
特開2021-124113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明では、本発明者が開発した風上側と風下側との間を往復移動する風洞体に発電機を連動連結した風力発電装置について、さらなる改良を施したものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、請求項1に係る本発明では、風上側と風下側との間を往復移動する風洞体に発電機を連動連結した風力発電装置において、中空状の風洞体の開口に開閉扉を開閉自在に設け、風洞体が風上側に移動した時に開閉扉で開口を閉塞して、風力によって風洞体を風上側から風下側へ移動させ、風洞体が風下側に移動した時に開閉扉を開放して、開閉扉を開放した状態で風洞体を風下側から風上側へ移動させることにした。
【0010】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記風洞体に開閉扉と連動連結した風止板を起倒自在に設け、風洞体が風上側に移動した時に風力によって風止板を起立させ、それに伴って、開閉扉で開口を閉塞させることにした。
(【0011】以降は省略されています)

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