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公開番号2025146655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024225873
出願日2024-12-22
発明の名称風力発電機の角度修正方法および修正装置
出願人華能広西清潔能源有限公司
代理人個人
主分類F03D 7/04 20060101AFI20250926BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】風力発電機のファンブレードの受風角度を迅速に調整する、風力発電機の角度修正方法及び角度修正装置を提供する。
【解決手段】角度修正方法および修正装置は、風力発電機本体1に風力測定装置6を設置し、風力測定装置からフィードバックされた風向情報は中央制御室に送信され、中央制御室は駆動モータ56を起動し、駆動モータの出力軸は駆動ギヤ53を介してリングギヤ52を駆動し、リングギヤは取り付けバレル51を回転させ、取り付けバレルは風力発電機本体を介してファンブレード4を回転させ、ファンブレードの受風角度が風の気流に対向する方向に調整されるまで行われ、これにより風力発電機のファンブレードの受風角度を迅速に調節することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
風力発電機本体に風力測定装置を設置し、
前記風力測定装置からフィードバックされた風向情報は中央制御室に送信され、前記中央制御室が駆動モータを起動し、前記駆動モータの出力軸は駆動ギヤを介してリングギヤを駆動し、前記リングギヤは取り付けバレルを回転させ、前記取り付けバレルは前記風力発電機本体を介してファンブレードを回転させ、前記ファンブレードの受風角度が風の気流に対向する方向に調整されるまで行われ、風力発電機の前記ファンブレードの受風角度を迅速に調節することができる、風力発電機の角度修正方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の風力発電機の角度修正方法を利用した風力発電機の角度修正装置であって、角度修正装置本体(5)を含み、前記角度修正装置本体(5)は前記風力発電機本体(1)の底部に設置され、前記風力発電機本体(1)の端部にハブ本体(3)が移動可能に設置されると同時に、前記ハブ本体(3)の外側に3つのファンブレード(4)が均等に設置され、前記ハブ本体(3)の外側はハブ筐体(2)で覆われ、前記風力測定装置(6)は前記風力発電機本体(1)にねじ止めで設置されている、風力発電機の角度修正装置。
【請求項3】
前記角度修正装置本体(5)は取り付けバレル(51)を含み、前記取り付けバレル(51)は前記風力発電機本体(1)の底部にネジ止めで固定され、前記取り付けバレル(51)の内部には収容溝(54)が設けられ、前記収容溝(54)はタワー(55)のサイズと適合し、前記タワー(55)の上部は前記収容溝(54)の内部に挿入され、前記取り付けバレル(51)の内壁にはリングギヤ(52)が固定的に設置され、前記リングギヤ(52)には駆動ギヤ(53)が設置され、前記駆動ギヤ(53)の回転軸は駆動モータ(56)の出力軸とカップリングを介して固定され、前記駆動モータ(56)は機台を介して前記タワー(55)の内壁に設置され、前記取り付けバレル(51)の底部には4つの取付座(57)が均等に設置され、前記取付座(57)の底部はガイドブロック(58)と固定されている、請求項2に記載の風力発電機の角度修正装置。
【請求項4】
前記取り付けバレル(51)および前記リングギヤ(52)の軸方向の断面は同心円構造であり、前記リングギヤ(52)と前記駆動ギヤ(53)のサイズが適合し、前記リングギヤ(52)と前記駆動ギヤ(53)が噛み合って接続されている、請求項3に記載の風力発電機の角度修正装置。
【請求項5】
前記リングギヤ(52)と前記駆動ギヤ(53)が偏心して配置され、前記風力発電機本体(1)およびその上のファンブレード(4)の角度は前記リングギヤ(52)、前記駆動ギヤ(53)および前記駆動モータ(56)によって調整される、請求項3に記載の風力発電機の角度修正装置。
【請求項6】
前記タワー(55)の外側にリミットレール(59)が固定され、前記リミットレール(59)の内部にリミット溝(50)が設けられ、
前記リミットレール(59)、前記リミット溝(50)および前記タワー(55)の軸方向の断面は同心円構造である、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の風力発電機の角度修正装置。
【請求項7】
前記リミット溝(50)と前記ガイドブロック(58)のサイズは適合し、前記ガイドブロック(58)は前記リミット溝(50)の内部でスライド可能に設けられ、前記ガイドブロック(58)と前記リミット溝(50)の断面はいずれも円形である、請求項6に記載の風力発電機の角度修正装置。
【請求項8】
前記リミットレール(59)は前記タワー(55)の外側に環状に設けられ、前記取り付けバレル(51)の底部は前記リミットレール(59)によって支持されている、請求項6に記載の風力発電機の角度修正装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風力発電機の技術分野に関し、具体的には風力発電機の角度修正方法および修正装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
風力発電機の動作原理は、風力を利用してファンブレードを回転させ、伝動装置を通じて機械エネルギーを電気エネルギーに変換することである。具体的には、通常、風力発電機は、風車と、発電機と、タワーと、制御システムとから構成される。風車は風力発電機の核心部分であり、複数のファンブレードから構成される。風がファンブレードを通過すると、ファンブレードは風力の作用を受けて回転する。発電機は伝動装置(通常はシャフトとギヤ)を介して回転する風車と連結される。発電機は風車の機械エネルギーを電気エネルギーに変換する。タワーは風力車と発電機が適切な高さに達して、より強力な風力を捕捉できるようにサポートするために使用される。制御システムは風力発電機の運転を監視および制御するためのものである。風車の角度を調整してエネルギー捕捉を最適化し、発電機が適切な条件下で動作することを確保することができる。風が風車を通過すると、ファンブレードは風力の推進を受けて回転を開始する。回転するファンブレードはシャフトとギヤを通じて機械エネルギーを発電機に送信し、発電機内部の電磁誘導原理により機械エネルギーを電気エネルギーに変換する。生成された電気エネルギーはケーブルを通じて電力網に送電されたり、地域の電力供給に使用されたりすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
なお、風力発電機の効率と発電量は風速や風向などの要因に依存する。発電量と効率を向上させるためには、ファンの受風角度を気流に対向する方向に調整する必要がある。風力測定装置からのフィードバック情報に基づいて、風力発電機のファンブレードの受風角度を迅速に調整する方法として、本発明では風力発電機の角度修正装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、上述の背景技術で言及された欠点を解決するために、風力発電機の角度修正方法および修正装置を開示することである。
【0005】
本発明は、上記目的を達成するために、以下の技術的技術を採用する。
本発明は、風力発電機本体に風力測定装置を設置し、前記風力測定装置からフィードバックされた風向情報は中央制御室に送信され、前記中央制御室が駆動モータを起動し、前記駆動モータの出力軸は駆動ギヤを介してリングギヤを駆動し、前記リングギヤは取り付けバレルを回転させ、前記取り付けバレルは前記風力発電機本体を介してファンブレードを回転させ、前記ファンブレードの受風角度が風の気流に対向する方向に調整されるまで行われ、風力発電機の前記ファンブレードの受風角度を迅速に調節することができる、風力発電機の角度修正方法を開示する。
【0006】
また、本発明は、前記風力発電機の角度修正方法を利用した風力発電機の角度修正装置であって、角度修正装置本体(5)を含み、前記角度修正装置本体(5)は前記風力発電機本体(1)の底部に設置され、前記風力発電機本体(1)の端部にハブ本体(3)が移動可能に設置されると同時に、前記ハブ本体(3)の外側に3つのファンブレード(4)が均等に設置され、前記ハブ本体(3)の外側はハブ筐体(2)で覆われ、前記風力測定装置(6)は前記風力発電機本体(1)にねじ止めで設置されている、風力発電機の角度修正装置を開示する。
【0007】
さらに、前記角度修正装置本体(5)は取り付けバレル(51)を含み、前記取り付けバレル(51)は前記風力発電機本体(1)の底部にネジ止めで固定され、前記取り付けバレル(51)の内部には収容溝(54)が設けられ、前記収容溝(54)はタワー(55)のサイズと適合し、前記タワー(55)の上部は前記収容溝(54)の内部に挿入され、前記取り付けバレル(51)の内壁にはリングギヤ(52)が固定的に設置され、前記リングギヤ(52)には駆動ギヤ(53)が設置され、前記駆動ギヤ(53)の回転軸は駆動モータ(56)の出力軸とカップリングを介して固定され、前記駆動モータ(56)は機台を介して前記タワー(55)の内壁に設置され、前記取り付けバレル(51)の底部には4つの取付座(57)が均等に設置され、前記取付座(57)の底部はガイドブロック(58)と固定されている。
【0008】
さらに、前記取り付けバレル(51)および前記リングギヤ(52)の軸方向の断面は同心円構造であり、前記リングギヤ(52)と前記駆動ギヤ(53)のサイズが適合し、前記リングギヤ(52)と前記駆動ギヤ(53)が噛み合って接続されている。
【0009】
さらに、前記リングギヤ(52)と前記駆動ギヤ(53)が偏心して配置され、前記風力発電機本体(1)およびその上のファンブレード(4)の角度は前記リングギヤ(52)、前記駆動ギヤ(53)および前記駆動モータ(56)によって調整される。
【0010】
さらに、前記タワー(55)の外側にリミットレール(59)が固定され、前記リミットレール(59)の内部にリミット溝(50)が設けられ、前記リミットレール(59)、前記リミット溝(50)および前記タワー(55)の軸方向の断面は同心円構造である。
(【0011】以降は省略されています)

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