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公開番号
2025112804
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007278
出願日
2024-01-22
発明の名称
耐火被覆構造
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/94 20060101AFI20250725BHJP(建築物)
要約
【課題】H型鋼に生じている製造誤差を効果的に吸収しつつ耐火被覆部を支持することのできる耐火被覆構造を提供する。
【解決手段】耐火被覆構造は、一対のフランジと一対のフランジを接続するウェブとを有するH型鋼と、H型鋼に支持され、H型鋼の成方向において一対のフランジの外側に配設される外側支持部50と、外側支持部50に接合材53によって接合され、H型鋼を幅方向における外側から覆う幅側被覆部20と、外側支持部50に接合材56によって接合され、H型鋼を成方向における外側から覆うフランジ側被覆部30と、を備える。外側支持部50は、フランジ14に固定される第1外側支持材51と、幅側被覆部20が接合される幅側接合部52aとフランジ側被覆部30が接合されるフランジ側接合部52bとを有して第1外側支持材51に連結される第2外側支持材52と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のフランジと前記一対のフランジを接続するウェブとを有するH型鋼と、
前記H型鋼を幅方向における外側から覆う幅側被覆部と、
前記H型鋼を成方向における外側から覆うフランジ側被覆部と、
前記H型鋼に支持され、前記H型鋼の成方向における前記一対のフランジの外側において前記幅側被覆部と前記フランジ側被覆部とが接合される外側支持部と、を備え、
前記外側支持部は、
前記フランジに固定される第1外側支持材と、
前記幅側被覆部が幅側接合材によって接合される幅側接合部と前記フランジ側被覆部がフランジ側接合材によって接合されるフランジ側接合部とを有して前記第1外側支持材に連結される第2外側支持材と、を有する
耐火被覆構造。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記第2外側支持材は、前記幅側接合材によって前記第1外側支持材に連結されている
請求項1に記載の耐火被覆構造。
【請求項3】
前記幅側被覆部は、前記H型鋼の幅方向において積層された内側耐火材と外側耐火材とを含み、
前記幅側接合部は、前記H型鋼の成方向における前記内側耐火材の外側に配設されて前記幅側接合材によって前記外側耐火材が接合されている
請求項1または2に記載の耐火被覆構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、H型鋼の耐火被覆構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一対のフランジと一対のフランジを接続するウェブとを有するH型鋼の耐火被覆構造が開示されている。特許文献1では、H型鋼を覆う耐火被覆部が貼り付けによりフランジに支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-011063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構造では、H型鋼に製造誤差が生じている場合に、その製造誤差を耐火被覆部で吸収しなければならなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する耐火被覆構造は、一対のフランジと前記一対のフランジを接続するウェブとを有するH型鋼と、前記H型鋼を幅方向における外側から覆う幅側被覆部と、前記H型鋼を成方向における外側から覆うフランジ側被覆部と、前記H型鋼に支持され、前記H型鋼の成方向における前記一対のフランジの外側において前記幅側被覆部と前記フランジ側被覆部とが接合される外側支持部と、を備える。前記外側支持部は、前記フランジに固定される第1外側支持材と、前記幅側被覆部が幅側接合材によって接合される幅側接合部と前記フランジ側被覆部がフランジ側接合材によって接合されるフランジ側接合部とを有して前記第1外側支持材に連結される第2外側支持材と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、H型鋼に生じている製造誤差を効果的に吸収しつつ耐火被覆部を支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態において、耐火被覆構造の概略構成を示す断面図である。
第1実施形態において、中間支持部の概略構成を示す図であって、図1に示す一点鎖線2で囲まれた部分の拡大図である。
第1実施形態において、外側支持部の概略構成を示す図であって、図1に示す一点鎖線3で囲まれた部分の拡大図である。
第1実施形態において、H型鋼に関する準備工程を示す図である。
第1実施形態において、幅側被覆部に関する準備工程を示す図である。
第1実施形態において、幅側被覆部配置工程を説明するための図である。
第1実施形態において、フランジ側被覆部配置工程を説明するための図である。
第1実施形態において、フランジ側被覆部配置工程を説明するための図である。
第2実施形態において、耐火被覆構造の概略構成を示す断面図である。
第2実施形態において、中間支持部の概略構成を示す図であって、図9に示す一点鎖線4で囲まれた部分の拡大図である。
第2実施形態において、外側支持部の概略構成を示す図であって、図9に示す一点鎖線5で囲まれた部分の拡大図である。
第2実施形態において、H型鋼に関する準備工程を示す図である。
第2実施形態において、第1接合工程を説明するための図である。
第2実施形態において、第2接合工程を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
図1~図8を参照して、耐火被覆構造の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、第1実施形態において、耐火被覆構造10は、床スラブ11を支持する梁として設置されるH型鋼12に適用される。H型鋼12は、上フランジ13、下フランジ14、および、ウェブ15を有している。なお、以下では、図1における左右方向を幅方向といい、上下方向を成方向(H型鋼の高さ方向)という。また、図1におけるH型鋼12を基準にして各方向の内側、外側が規定されている。
【0009】
耐火被覆構造10は、幅側被覆部20、フランジ側被覆部30、中間支持部40、および、外側支持部50を備える。
幅側被覆部20は、幅方向の外側からH型鋼12を被覆する耐火被覆部である。フランジ側被覆部30は、成方向の外側からH型鋼12を被覆する耐火被覆部である。被覆部20,30は、耐火材21,31と木質材22,32とを有する。
【0010】
耐火材21は、幅方向における外側からH型鋼12に対向するように設けられている。耐火材21は、中間支持部40と外側支持部50とを介してH型鋼12に支持されている。耐火材31は、空間を隔てて成方向における外側から下フランジ14に対向するように設けられている。耐火材31は、外側支持部50を介してH型鋼12に支持されている。
(【0011】以降は省略されています)
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