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公開番号
2025110945
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005011
出願日
2024-01-17
発明の名称
接続構造
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20250723BHJP(建築物)
要約
【課題】縦材と横材とを用いた架構の設計自由度を向上させることができる接続構造を提供する。
【解決手段】接続構造10は、上下方向に延びる木製の縦材11,12と横方向に延びる鉄骨造の横材13とを接続する。接続構造10は、鋼材で構成された箱体状の鋼製部と、鋼製部の内部に充填される第1充填材63と、上下方向に延びて、第1充填材63によって鋼製部に固定され、縦材11,12に形成されたロッド接合孔に挿入される接合ロッド61と、ロッド接合孔に充填されて、縦材11,12と接合ロッド61とを接合する第2充填材75,65と、を備える。鋼製部は、横材13が接合される第1鋼製部20と、縦材11,12と第1鋼製部20との間に位置する第2鋼製部40,50と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に延びる木製の縦材と横方向に延びる鉄骨造の横材とを接続する接続構造であって、
鋼材で構成された箱体状の鋼製部と、
前記鋼製部の内部に充填される第1充填材と、
前記上下方向に延びて、前記第1充填材によって前記鋼製部に固定され、前記縦材に形成されたロッド接合孔に挿入される接合ロッドと、
前記ロッド接合孔に充填されて、前記縦材と前記接合ロッドとを接合する第2充填材と、を備え、
前記鋼製部は、
前記横材が接合される第1鋼製部と、
前記縦材と前記第1鋼製部との間に位置する第2鋼製部と、を有する
接続構造。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記接続構造は、
前記縦材として、前記鋼製部の上方に位置する上側縦材と、前記鋼製部の下方に位置する下側縦材と、を有し、
前記第2鋼製部として、前記上側縦材と前記第1鋼製部との間に位置する上側第2鋼製部と、前記下側縦材と前記第1鋼製部との間に位置する下側第2鋼製部と、を有する
請求項1に記載の接続構造。
【請求項3】
前記第2鋼製部と前記横材とに接合されて、ブレースが接合可能なブレース接合材を有する
請求項1または2に記載の接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木製の縦材と鉄骨造の横材とを接続する接続構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
木製の縦材と鉄骨製の横材とを接続する接続構造として、特許文献1に記載の発明が知られている。特許文献1では、縦材と横材とを接続する接続部分にプレキャスト構造が用いられている。このプレキャスト構造は、セメント組成物で形成されて縦材が接合される連結部と、H形鋼によって形成されて横材が接合される鋼製構造と、を有している。鋼製構造は、連結部に埋設された埋設部と、連結部の側面から跳ね出して横材が接合される跳ね出し部とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-14542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構造は、例えばブレースを取り合う際の納まりがよくないなど、縦材と横材とを用いた架構の設計自由度について改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する接続構造は、上下方向に延びる木製の縦材と横方向に延びる鉄骨造の横材とを接続する。前記接続構造は、鋼材で構成された箱体状の鋼製部と、前記鋼製部の内部に充填される第1充填材と、前記上下方向に延びて、前記第1充填材によって前記鋼製部に固定され、前記縦材に形成されたロッド接合孔に挿入される接合ロッドと、前記ロッド接合孔に充填されて、前記縦材と前記接合ロッドとを接合する第2充填材と、を備える。前記鋼製部は、前記横材が接合される第1鋼製部と、前記縦材と前記第1鋼製部との間に位置する第2鋼製部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、縦材と横材とを用いた架構の設計自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
接続構造の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。
接続構造の主要部分の断面を示す図である。
上側第2ダイヤフラムの一例を示す上面図である。
上側第1ダイヤフラムの一例を示す上面図である。
下側第2ダイヤフラムの一例を示す上面図である。
下側縦材と接続部との接合方法の一例を説明するための図である。
圧入材が配設された部分における下側縦材の断面を示す図である。
接続部と上側縦材との接合方法の一例を説明するための図である。
ブレース接合材が設置された状態の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図9を参照して、接続構造の一実施形態について説明する。
図1に示すように、接続構造10は、上側縦材11および下側縦材12が鉄骨造の横材13に対して接続部18を介して接続された架構を形成している。上側縦材11は、接続部18の上方において上下方向に延びている木製の部材である。下側縦材12は、接続部18の下方において上下方向に延びている木製の部材である。横材13は、接続部18から横方向に延びている鉄骨造の部材である。横材13は、上フランジ14、下フランジ15、および、ウェブ16を有するH型鋼によって構成されている。
【0009】
接続部18は、各種鋼材を接合することにより箱体状に形成された鋼製部を有する。鋼製部は、横材13が接合される第1鋼製部20と、上側縦材11と第1鋼製部20との間に位置する上側第2鋼製部40と、下側縦材12と第1鋼製部20との間に位置する下側第2鋼製部50と、を有する。
【0010】
(鋼製部)
図2~図4を参照して鋼製部について説明する。なお、図2においては、煩雑になることを避けるため、縦材11,12等のハッチングを適宜省略している。
(【0011】以降は省略されています)
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