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公開番号2025090177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205255
出願日2023-12-05
発明の名称雨水桝蓋
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E03F 5/10 20060101AFI20250610BHJP(上水;下水)
要約【課題】雨庭へ流入する雨水量を調整するとともに、雨庭の貯水量を超えた時に雨水をすみやかに雨水管に流すことが可能な雨水桝蓋を提供する。
【解決手段】本開示は、道路脇の縁石17に沿って配置される矩形状の雨水桝蓋10であって、雨水桝蓋10が、道路側領域である第1領域12と、縁石側領域である第2領域14とを有し、第1領域12が、少なくとも1つの開口を有する第1開口部15を備え、第2領域14が、道路11の進行方向Xに沿って、一端部A、中央部B、及び他端部Cを有し、一端部A、中央部B、及び他端部Cのうち少なくとも一端部A及び他端部Cは、開口を有しない雨水桝蓋10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
道路脇の縁石に沿って配置される矩形状の雨水桝蓋であって、
前記雨水桝蓋が、道路側領域である第1領域と、縁石側領域である第2領域とを有し、
前記第1領域が、少なくとも1つの開口を有する第1開口部を備え、
前記第2領域が、道路の進行方向に沿って、一端部、中央部、及び他端部を有し、前記一端部、前記中央部、及び前記他端部のうち少なくとも前記一端部及び前記他端部は、開口を有しない雨水桝蓋。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第2領域が、前記中央部に少なくとも1つの開口を有する第2開口部を備える請求項1記載の雨水桝蓋。
【請求項3】
前記第2領域が、開口を有しない請求項1記載の雨水桝蓋。
【請求項4】
前記第1開口部が、グレーチングである請求項1記載の雨水桝蓋。
【請求項5】
道路脇の縁石に沿って配置される矩形状の雨水桝蓋であって、
前記雨水桝蓋が、グレーチングを備え、
前記グレーチングの前記縁石側に、前記グレーチングの表面を覆う雨水流入量調整板を有し、
前記雨水流入量調整板が、比重が水より小さい材質からなる板と、該板の裏面に取り付けられた係止部とを有する雨水桝蓋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、雨水桝蓋に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、グリーンインフラストラクチャーとして雨庭(レインガーデンとも称される。)が注目されている。雨庭とは、地上に降った雨水を雨水管などに直接放流することなく、一時的に貯留し、ゆっくりと地中に浸透させる構造を有する植栽空間をいう。例えば、道路又は舗道脇に、周りの建造物と調和するように、掘削した場所に砂利を敷き詰めて、雨水を砂利へ誘導して地中に浸透させる雨庭が知られている。
道路における雨水は、道路脇の縁石に新設された専用の導入口、又は、雨水桝から雨庭に誘導される。新たな都市計画により雨庭を新設する場合には、全体の調和、地域ごとの降雨量を考慮して、道路から専用の導入口を設けることができる。一方で、雨水の雨水桝への流入を効率的に行うための雨水枡蓋としては、特許文献1に記載のものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-253450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
道路脇から直接雨水を雨庭に導入する場合は、降雨量が多いと、雨庭への雨水の流入量が多すぎて、雨庭の貯水容量を超えてしまい、道路側へ逆流することが懸念される。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、雨庭へ流入する雨水量を調整するとともに、雨庭の貯水量を超えた時に雨水をすみやかに雨水管に流すことが可能な雨水桝蓋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、鋭意検討の結果、雨水桝蓋の開口位置を特定の位置にすることで、雨庭へ流入する雨水量を調整することが可能となることを見出し、本開示に至った。
【0006】
すなわち、本開示は、道路脇の縁石に沿って配置される矩形状の雨水桝蓋であって、雨水桝蓋が、道路側領域である第1領域と、縁石側領域である第2領域とを有し、第1領域が、少なくとも1つの開口を有する第1開口部を備え、第2領域が、道路の進行方向に沿って、一端部、中央部、及び他端部を有し、一端部、中央部、及び他端部のうち少なくとも一端部及び他端部は、開口を有しない雨水桝蓋である。
【0007】
第2領域は、中央部に少なくとも1つの開口を有する第2開口部を備えることが好ましい。
【0008】
第2領域は、開口を有しないことが好ましい。
【0009】
第1開口部は、グレーチングであることが好ましい。
【0010】
また、別の本開示は、道路脇の縁石に沿って配置される矩形状の雨水桝蓋であって、雨水桝蓋が、グレーチングを備え、グレーチングの縁石側に、グレーチングの表面を覆う雨水流入量調整板を有し、雨水流入量調整板が、比重が水より小さい材質からなる板と、板の裏面に取り付けられた係止部とを有する雨水桝蓋である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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