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公開番号2025115430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024009881
出願日2024-01-26
発明の名称建築方法及び建築物
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E04B 1/35 20060101AFI20250731BHJP(建築物)
要約【課題】 撤去される既存建築物の部材を効率的に再利用する。
【解決手段】 既存建築物から複数種類の部材を取り出す工程と、既存建築物から取り出した複数種類の部材を、種類ごとに別々の方法で再利用して、新設建築物を形成する工程とを含む、建築方法が開示される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
既存建築物から複数種類の部材を取り出す工程と、
前記既存建築物から取り出した前記複数種類の部材を、種類ごとに別々の方法で再利用して、新設建築物を形成する工程とを含む、建築方法。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記複数種類の部材は、複数の既存建築物から取り出される、請求項1に記載の建築方法。
【請求項3】
前記複数の既存建築物からそれぞれ取り出した前記部材は、同じ種類の部材を含む、請求項2に記載の建築方法。
【請求項4】
前記複数の既存建築物を構成するすべての部材のうちの、前記新設建築物で再利用される部材の割合は、体積ベース又は重量ベースで50%以上である、請求項2又は3に記載の建築方法。
【請求項5】
前記複数種類の部材は、
デッキプレートとコンクリートとを一体化して形成されるデッキ合成スラブ、
床スラブ、
柱、及び、
梁のうちの、少なくともいずれか2種類の部材を含む、請求項1に記載の建築方法。
【請求項6】
既存建築物から取り出した複数種類の部材が、種類ごとに別々の方法で再利用されている、建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建築方法及び建築物に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
既存構造物の床スラブを撤去して改築を行う工法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-14159公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建築物を新設(建築)する際に、撤去される既存建築物の部材を効率的に再利用できれば、SDGs(Sustainable Development Goals)等の観点から有効である。
【0005】
そこで、本開示は、撤去される既存建築物の部材を効率的に再利用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、既存建築物から複数種類の部材を取り出す工程と、
前記既存建築物から取り出した前記複数種類の部材を、種類ごとに別々の方法で再利用して、新設建築物を形成する工程とを含む、建築方法が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、撤去される既存建築物の部材を効率的に再利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例による建築方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
本実施例によるデッキ合成スラブの再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
工程(S10)の説明図であり、既存建築物のデッキ合成スラブにおける切断位置を含む一部範囲を示す概略的な断面図である。
取り出されるデッキ合成スラブの範囲(取り出し範囲)の一例を概略的に示す平面図である。
工程(S11)の説明図であり、取り出されたデッキ合成スラブの一部範囲を示す2面図である。
図5に示した構成に対する変形例の説明図である。
新設建築物におけるデッキ合成スラブの設置箇所の一例を示す斜視図である。
図6に示す設置箇所を下方から視た斜視図である。
新設建築物におけるデッキ合成スラブを配置する部分を概略的に示す平面図である。
図6BのラインA-Aに沿った概略的な断面図である。
図7のラインC-Cを通るYZ平面で切断した際の断面図である。
図8に示した構成に対する変形例の説明図である。
図6BのラインB-Bに沿った概略的な断面図である。
本実施例による床スラブの再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
図11に示す再利用方法の各工程の説明図である。
図11に示す再利用方法における配置工程の説明図(その1)である。
図11に示す再利用方法における配置工程の説明図(その2)である。
図11に示す再利用方法における結合工程の説明図である。
カウンターウェイト部に係る機能を説明する図である。
基礎梁と床スラブ片との間の他の結合方法の説明図である。
本実施例による柱等の再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
図18に示す再利用方法の説明図であり、柱の切断位置(2か所)を含む既存建築物の概略的な側面図である。
柱の切断部分を概略的に示す側面図である。
図20との対照となる比較例の説明図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁の切断位置(2か所)を含む既存建築物の概略的な側面図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁の切断部分を概略的に示す側面図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の基礎梁形成範囲に分割基礎梁が配置された状態を概略的に示す側面図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の柱が設置された状態(その1)を概略的に示す側面図である。
柱脚部と柱本体部との接合方法の一例を概略的に示す図である。
柱脚部と柱本体部との接合方法の他の一例を概略的に示す図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の柱が設置された状態(その2)を概略的に示す側面図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、柱等の移設方法を概略的に示す側面図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、鉄筋同士の結合態様を概略的に示す側面図である。
図18に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁新設工程の完了後の状態を概略的に示す側面図である。
新設建築物の1階の構造を示す平面図である。
図30のラインE-Eに沿った断面図である。
その他の部材の再利用方法の説明図(その1)である。
その他の部材の再利用方法の説明図(その2)である。
その他の部材の再利用方法の説明図(その3)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
図1は、本実施例による建築方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
(【0011】以降は省略されています)

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