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公開番号
2025098358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214439
出願日
2023-12-20
発明の名称
柱の再利用方法及び建築物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
23/02 20060101AFI20250625BHJP(建築物)
要約
【課題】 柱の再利用を可能とする。
【解決手段】 既存建築物において、一の柱をフロアレベルよりも上側で切断する第1切断工程と、一の柱のうちの、第1切断工程での切断位置よりも下側の柱脚部を再利用して、新たな柱を形成する柱新設工程とを含む、柱の再利用方法が開示される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既存建築物において、一の柱をフロアレベルよりも上側で切断する第1切断工程と、
前記一の柱のうちの、前記第1切断工程での切断位置よりも下側の柱脚部を再利用して、新たな柱を形成する柱新設工程とを含む、柱の再利用方法。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記既存建築物において、他の一の柱を、フロアレベルよりも上側で切断する第2切断工程を更に含み、
前記柱新設工程は、前記他の一の柱のうちの、前記第2切断工程での切断位置よりも上側の柱本体部を、前記柱脚部と一体化することで、前記新たな柱を形成することを含む、請求項1に記載の柱の再利用方法。
【請求項3】
前記一の柱の柱脚部は、アンカーボルトにより基礎梁に固定されており、
前記柱新設工程は、前記アンカーボルトと前記基礎梁との間の結合状態を維持しつつ、前記新たな柱を形成することを含む、請求項1又は2に記載の柱の再利用方法。
【請求項4】
前記柱新設工程は、前記柱部分を前記柱脚部に溶接又はボルトにより結合することを含む、請求項1又は2に記載の柱の再利用方法。
【請求項5】
既存建築物の柱を再利用して形成される特定の柱を有し、
前記特定の柱は、前記既存建築物の一の柱のうちの、フロアレベルよりも上側を切断して切断位置よりも下側に残る柱脚部を、再利用して形成される、建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、柱の再利用方法及び建築物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
既設杭と新設杭とを混在使用できるようにした既設基礎再利用工法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-154549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、柱は、基礎梁にアンカーボルト等により固定されているため、再利用が難しいとされている。例えばコンクリートを斫りだしてアンカーボルトを露出させる際に、アンカーボルトにダメージを与える可能性が高い。アンカーボルトにダメージが加わると、柱の再利用が実質的に不可となる。
【0005】
そこで、本開示は、柱の再利用を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、既存建築物において、一の柱をフロアレベルよりも上側で切断する第1切断工程と、
前記一の柱のうちの、前記第1切断工程での切断位置よりも下側の柱脚部を再利用して、新たな柱を形成する柱新設工程とを含む、柱の再利用方法が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、柱の再利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例による基礎梁の再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
図1に示す再利用方法の説明図であり、柱の切断位置(2か所)を含む既存建築物の概略的な側面図である。
柱の切断部分を概略的に示す側面図である。
図3との対照となる比較例の説明図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁の切断位置(2か所)を含む既存建築物の概略的な側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁の切断部分を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の基礎梁形成範囲に分割基礎梁が配置された状態を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の柱が設置された状態(その1)を概略的に示す側面図である。
柱脚部と柱本体部との接合方法の一例を概略的に示す図である。
柱脚部と柱本体部との接合方法の他の一例を概略的に示す図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の柱が設置された状態(その2)を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、柱等の移設方法を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、鉄筋同士の結合態様を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁新設工程の完了後の状態を概略的に示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
本実施例の柱の再利用方法は、基礎梁の再利用とともに実現されるのが好適である。従って、以下では、本実施例の柱の再利用方法を、基礎梁の再利用と関連して説明する。ただし、本実施例の柱の再利用方法は、基礎梁の再利用を伴うことなく実現されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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