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公開番号
2025092933
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208354
出願日
2023-12-11
発明の名称
圧送システム及び、圧送方法
出願人
株式会社大林組
代理人
弁理士法人プロスペック特許事務所
,
個人
主分類
E04G
21/04 20060101AFI20250616BHJP(建築物)
要約
【課題】繊維補強セメント系組成物を効率的に圧送する。
【解決手段】圧送システムは、繊維補強セメント系組成物の圧送システム10である。圧送システム10は、ポンプ装置80から吐出される繊維補強セメント系組成物を所定の打設箇所90に供給する圧送用配管20と、ポンプ装置80により圧送用配管20内を圧送される繊維補強セメント系組成物の温度及び、又は打設箇所内90に打設される繊維補強セメント系組成物の温度を調整可能な温度調整手段21、23、27、28と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
繊維補強セメント系組成物の圧送システムであって、
ポンプ装置から吐出される前記繊維補強セメント系組成物を所定の打設箇所に供給する圧送用配管と、
前記ポンプ装置により前記圧送用配管内を圧送される前記繊維補強セメント系組成物の温度及び、又は前記打設箇所内に打設される前記繊維補強セメント系組成物の温度を調整可能な温度調整手段と、を備える
ことを特徴とする圧送システム。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の圧送システムであって、
前記温度調整手段は、
前記ポンプ装置により前記圧送用配管内に前記繊維補強セメント系組成物が圧送されるよりも前に、前記圧送用配管内及び、又は前記打設箇所を高温流体又は低温流体と熱交換させることにより温度を調整する手段である
ことを特徴とする圧送システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の圧送システムであって、
前記温度調整手段は、
前記圧送用配管の外周面を覆う断熱材をさらに備えている
ことを特徴とする圧送システム。
【請求項4】
請求項1に記載の圧送システムであって、
前記温度調整手段は、
前記圧送用配管の外周面に設けられており、発熱することにより前記圧送用配管内の前記繊維補強セメント系組成物を加熱可能な加熱手段である
ことを特徴とする圧送システム。
【請求項5】
請求項4に記載の圧送システムであって、
前記加熱手段は、
前記圧送用配管の外周面に巻き回された電熱線を含む
ことを特徴とする圧送システム。
【請求項6】
繊維補強セメント系組成物の圧送システムであって、
ポンプ装置から吐出される前記繊維補強セメント系組成物を所定の打設箇所に供給する圧送用配管と、
前記圧送用配管及び、又は前記打設箇所に振動を付与する振動付与手段と、を備える
ことを特徴とする圧送システム。
【請求項7】
ミキサ装置により製造される繊維補強セメント系組成物を、ポンプ装置により圧送用配管内に吐出して所定の打設箇所に供給する繊維補強セメント系組成物の圧送方法であって、
前記ミキサにより製造される前記繊維補強セメント系組成物のフロー値を250~290mmに調整する
ことを特徴とする圧送方法。
【請求項8】
請求項7に記載の圧送方法であって、
前記ミキサにより製造される前記繊維補強セメント系組成物の練り上がり温度を15~45℃に調整する
ことを特徴とする圧送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、圧送システム及び、圧送方法に関し、特に繊維補強セメント系組成物の圧送に好適な技術に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、コンクリートポンプ車から高強度繊維補強コンクリートが圧送される配管の先端に分散手段を設け、配管から床版用の型枠内に打ち込まれる高強度繊維補強コンクリート中の鋼繊維をランダムに配向するようにした繊維分散装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-46175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高強度繊維補強コンクリート等の繊維補強セメント系組成物の流動性は、製造後の時間経過に伴い低下し、さらには、圧送中(即ち、配管や型枠)の周辺温度の影響を受けることにより変化しやすい。繊維補強セメント系組成物の流動性が低下すると、コンクリートポンプの圧送負荷が増大することにより、繊維補強セメント系組成物を圧送できなくなるといった課題がある。一方、繊維補強セメント系組成物の流動性が高くなりすぎると、繊維補強セメント系組成物中の繊維が分離し、繊維の塊(以下、ファイバーボール)が管流路を閉塞することにより、繊維補強セメント系組成物を圧送できなくなるといった課題もある。このため、繊維補強セメント系組成物をコンクリートポンプによって効率的に圧送するには、繊維補強セメント系組成物の流動性を圧送に適した数値の範囲内に維持することが望まれる。
【0005】
本開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、繊維補強セメント系組成物を効率的に圧送することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の圧送システムは、
繊維補強セメント系組成物の圧送システム(10)であって、
ポンプ装置(80)から吐出される前記繊維補強セメント系組成物を所定の打設箇所(90)に供給する圧送用配管(20)と、
前記ポンプ装置(80)により前記圧送用配管(20)内を圧送される前記繊維補強セメント系組成物の温度及び、又は前記打設箇所(90)内に打設される前記繊維補強セメント系組成物の温度を調整可能な温度調整手段(21,23,27,28)と、を備える
ことを特徴とする。
【0007】
本開示の圧送システムにおいて、
前記温度調整手段は、
前記ポンプ装置(80)により前記圧送用配管(20)内に前記繊維補強セメント系組成物が圧送されるよりも前に、前記圧送用配管(20)内及び、又は前記打設箇所(90)を高温流体又は低温流体と熱交換させることにより温度を調整する手段(21,28)であってもよい。
【0008】
本開示の圧送システムにおいて、
前記温度調整手段は、
前記圧送用配管(20)の外周面を覆う断熱材(27A,27B,27C)をさらに備えていることが望ましい。
【0009】
本開示の圧送システムにおいて、
前記温度調整手段は、
前記圧送用配管(20)の外周面に設けられており、発熱することにより前記圧送用配管(20)内の前記繊維補強セメント系組成物を加熱可能な加熱手段(23)であってもよい。
【0010】
本開示の圧送システムにおいて、
前記加熱手段(23)は、
前記圧送用配管(20)の外周面に巻き回された電熱線(23)を含むことが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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