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公開番号2025115041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009349
出願日2024-01-25
発明の名称状況確認方法及び状況確認装置
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約【課題】現場の状況を把握するための状況確認方法及び状況確認装置を提供する。
【解決手段】現場における現場における状況を管理する管理装置20は、第1時点の第1画像群と、第1時点の後の第2時点の第2画像群と、に基づいて、差分を特定する差分抽出部213を備える。更に、管理装置20は、第2画像群を用いて、自由視点画像生成手法によって可視化された第2自由視点画像において、状況の変化部分として特定表示する差分表示部214を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1時点において撮影され、自由視点画像生成手法によって可視化された第1自由視点データと、前記第1時点の後の第2時点において撮影され、前記自由視点画像生成手法によって可視化された第2自由視点データとの差分を変化部分として特定表示する状況確認方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1自由視点データは、前記第1時点において撮影された第1画像群を前記自由視点画像生成手法によって可視化された所定領域を所定視点から見た工事状況の画像であり、
前記第2自由視点データは、前記第2時点において撮影された第2画像群を前記自由視点画像生成手法によって可視化された前記所定領域を前記所定視点から見た工事状況の画像である請求項1に記載の状況確認方法。
【請求項3】
第1時点において撮影された第1画像群と前記第1時点の後の第2時点において撮影された第2画像群との差分を変化部分として特定表示した第3画像群を自由視点画像生成手法によって可視化して第3自由視点画像を生成する状況確認方法。
【請求項4】
前記第2画像群を前記自由視点画像生成手法によって可視化して第2自由視点画像を生成し、前記第3自由視点画像を前記第2自由視点画像と対応させる請求項3に記載の状況確認方法。
【請求項5】
第1時点において撮影された第1画像群から生成された第1点群と前記第1時点の後の第2時点において撮影された第2画像群から生成された第2点群との差分を変化部分として特定し、前記第2画像群を自由視点画像生成手法によって可視化して第2自由視点画像を生成し、前記差分を前記第2自由視点画像の上に特定表示する状況確認方法。
【請求項6】
前記特定表示は、前記差分をハイライト表示したものである請求項1~5の何れか一項に記載の状況確認方法。
【請求項7】
前記特定表示は、前記差分を自然言語処理した画像キャプションである請求項1~5の何れか一項に記載の状況確認方法。
【請求項8】
現場における状況を管理する状況確認装置であって、
第1時点の第1画像群と、前記第1時点の後の第2時点の第2画像群と、に基づいて、差分を特定する差分抽出部と、
前記第2画像群を用いて、自由視点画像生成手法によって可視化された第2自由視点データにおいて、前記差分を前記状況の変化部分として特定表示する差分表示部と、を備えた状況確認装置。
【請求項9】
前記差分抽出部は、前記第1画像群によって可視化された第1自由視点データと、前記第2画像群によって可視化された第2自由視点データと、から差分を特定する請求項8に記載の状況確認装置。
【請求項10】
前記差分抽出部は、前記第1画像群と前記第2画像群とから差分を特定する請求項8に記載の状況確認装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現場の状況を把握するための状況確認方法及び状況確認装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像を用いて建築工事等の進捗状況を判定するための状況判定システムが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示された状況判定システムは、工事現場における工程において用いる建築要素を記録した建築要素情報記憶部と、工事現場を撮影した撮影画像を記録する現場画像情報記録部と、管理者端末に接続された制御部と、を備えた管理サーバを用いる。そして、制御部が、現場画像情報記録部に記録された撮影画像に含まれる建築要素を特定する。次に、建築要素情報記憶部を用いることにより、建築要素に関連付けられた工程を特定する。そして、管理者端末に、特定した工程を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-107443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている技術においては、2次元画像を用いて建築要素を特定する。この場合、2次元画像では、現場の状況を把握しにくい場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための状況確認方法及び状況確認装置は、第1時点において撮影され、自由視点画像生成手法によって可視化された第1自由視点データと、前記第1時点の後の第2時点において撮影され、前記自由視点画像生成手法によって可視化された第2自由視点データとの差分を変化部分として特定表示する。このように、第1時点と第2時点との差分を、自由視点画像において特定表示することにより、自由視点画像において的確に変化部分を把握することができる。
【0006】
上記構成の状況確認方法及び状況確認装置において、前記第1自由視点データは、前記第1時点において撮影された第1画像群を自由視点画像生成手法によって可視化された所定領域を所定視点から見た工事状況の画像であり、前記第2自由視点データは、前記第2時点において撮影された第2画像群を自由視点画像生成手法によって可視化された前記所定領域を前記所定視点から見た工事状況の画像である。このように、工事状況の画像を用いることにより、工事の進捗部分を把握することができる。
【0007】
上記課題を解決するための状況確認方法及び状況確認装置は、第1時点において撮影された第1画像群と前記第1時点の後の第2時点において撮影された第2画像群との差分を進捗部分として特定表示した第3画像群を自由視点画像生成手法によって可視化して第3自由視点画像を生成する。このように、差分を特定した第3画像群を用いて自由視点画像において表示することにより、3次元画像で進捗部分を把握することができる。
【0008】
上記構成の状況確認方法及び状況確認装置において、前記第2画像群を自由視点画像生成手法によって可視化して第2自由視点画像を生成し、前記第3自由視点画像を前記第2自由視点画像と対応させる。このように、第3自由視点画像を第2自由視点画像と対応させることにより、両者を対比して、現状と進捗部分とを確認することができる。
【0009】
上記課題を解決するための状況確認方法及び状況確認装置は、第1時点において撮影された第1画像群から生成された第1点群と前記第1時点の後の第2時点において撮影された第2画像群から生成された第2点群との差分を変化部分として特定し、前記第2画像群を自由視点画像生成手法によって可視化して第2自由視点画像を生成し、前記差分を前記第2自由視点画像の上に特定表示する。このように、点群を用いて差分を特定することにより、第2自由視点画像で進捗部分を把握することができる。
【0010】
上記構成の状況確認方法において、前記特定表示は、前記差分をハイライト表示したものである。このように、ハイライト表示することにより、自由視点画像で変化部分を把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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