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公開番号2025117637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012470
出願日2024-01-31
発明の名称改良土の品質管理方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類E02D 3/12 20060101AFI20250805BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】改良土の品質評価の効率化を図ることができる改良土の品質管理方法を提供する。
【解決手段】改良土の品質管理方法は、土と改良材との混合により作製した改良土を移動させた状態で蛍光X線分析によりカルシウム含有量を連続的に測定することと、測定結果に基づいて改良土の強度評価を行うことと、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
土と改良材との混合により作製した改良土を移動させた状態で蛍光X線分析によりカルシウム含有量を連続的に測定することと、
測定結果に基づいて改良土の強度評価を行うことと、を含む、改良土の品質管理方法。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
請求項1に記載の改良土の品質管理方法において、
鉛直方向に沿う中心軸を中心として改良土を回転させた状態で、回転の中心から径方向に離れた位置において蛍光X線分析によりカルシウム含有量を連続的に測定することを含む、改良土の品質管理方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の改良土の品質管理方法において、
鉛直方向に沿う中心軸を中心として改良土を回転させた状態で、改良土から鉛直方向に離れた位置において蛍光X線分析によりカルシウム含有量を連続的に測定することを含む、改良土の品質管理方法。
【請求項4】
請求項3に記載の改良土の品質管理方法において、
鉛直方向に沿う中心軸を中心として改良土を回転させた状態で、改良土から鉛直方向に離れた測定距離を連続的に検知することと、
連続的に検知した測定距離に基づいて、連続的に測定したカルシウム含有量を補正することと、を含む、改良土の品質管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、改良土の品質管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば杭工事、地盤改良及び発生土の改質工事などでは、土と改良材との混合により改良土が作製される。このような改良土の品質管理方法としては、例えば特許文献1に示すように、X線回折分析を用いて改良土に含有されるカルシウムの含有量を測定し、測定結果に基づいて改良土の品質評価を行うことにより、改良土の品質管理を行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6886363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような改良土の品質管理方法では、作製された改良土の品質評価に伴って、改良土の均質化を図るために改良土の前処理を行う必要があった。このため、改良土の品質評価の効率化を図ることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する改良土の品質管理方法は、土と改良材との混合により作製した改良土を移動させた状態で蛍光X線分析によりカルシウム含有量を連続的に測定することと、測定結果に基づいて改良土の強度評価を行うことと、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、改良土の品質評価の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の改良土品質管理システムを示す正面図である。
図2は、第1実施形態の回転装置及び試料を示す上面図である。
図3は、第1実施形態の改良土品質管理工程を示すフローチャートである。
図4(A)は、改良土の品質評価結果の比較例を示す説明図であり、図4(B)は、改良土の品質評価結果の実施例を示す説明図である。
図5は、第2実施形態の改良土品質管理システムを示す正面図である。
図6は、第2実施形態の改良土の品質評価結果と、レーザ測定部と試料との測定距離との関係を示す説明図である。
図7は、第2実施形態の改良土の品質測定時間と、レーザ測定部と試料との測定距離との関係を示す説明図である。
図8は、第2実施形態の改良土品質管理工程を示すフローチャートである。
図9は、第3実施形態の改良土品質管理システムを示す正面図である。
図10は、第3実施形態の改良土の品質測定時間と、改良土の品質評価結果と、レーザ測定部と試料との測定距離との関係を示す説明図である。
図11は、第3実施形態の改良土品質管理工程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
改良土の品質管理方法の一実施形態を説明する。
<改良土品質管理システム10>
図1及び図2に示すように、改良土品質管理システム10は、改良土の品質管理方法を採用することにより改良土の品質を管理するシステムである。改良土は、土と改良材との混合により作製される。改良材は、石灰を含む。石灰は、例えば酸化カルシウム、水酸化カルシウム及び炭酸カルシウムなどのカルシウムを含む。改良土は、土と石灰とが混合されることにより、土に含まれる水分の蒸発に伴って強度を向上させた土である。
【0009】
改良土品質管理システム10は、回転装置11を備える。回転装置11は、基台12と、回転テーブル13とを備える。回転テーブル13は、基台12の上方に配置される。回転テーブル13は、不図示の回転駆動部からの駆動力により、基台12に対して中心軸Cを中心に回転可能である。中心軸Cは、鉛直方向に沿う軸である。
【0010】
回転テーブル13上には、試料31が載置可能である。回転テーブル13は、載置された試料31を回転させる。試料31としては、所定の高さを有する皿形状の容器32に改良土33が分散された状態で充填されている。試料31は、上方からの平面視において、試料31の中心が中心軸Cと重なる位置に載置される。
(【0011】以降は省略されています)

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