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公開番号2025132245
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029669
出願日2024-02-29
発明の名称建設用溶接方法及び建設物
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類B23K 9/20 20060101AFI20250903BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】火花の発生を低減できる態様で建設用鋼材同士の接合等を実現する。
【解決手段】建設用鋼材同士の接合をスタッド溶接により実現する、建設用溶接方法や、建設用鋼材同士の接合部の補修又は補強をスタッド溶接により実現する、建設用溶接方法が開示される。この場合、建設用鋼材の少なくとも一方は、ガセットプレートであってよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
建設用鋼材同士の接合をスタッド溶接により実現する、建設用溶接方法。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
建設用鋼材同士の接合部の補修又は補強をスタッド溶接により実現する、建設用溶接方法。
【請求項３】
前記建設用鋼材の少なくとも一方は、ガセットプレートである、請求項１又は２に記載の建設用溶接方法。
【請求項４】
建設用鋼材同士の接合部がスタッド溶接部を含む、建設物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、建設用溶接方法及び建設物に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
ガセットプレートと梁のウェブとをボルト接合する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１８４３９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上記のガセットプレートに限らず、建設用鋼材同士の接合には、ボルト接合や隅肉溶接が用いられることが多い。この点、隅肉溶接は、火花の発生があり、作業条件に制約が多い。
【０００５】
そこで、本開示は、火花の発生を低減できる態様で建設用鋼材同士の接合を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
１つの側面では、建設用鋼材同士の接合をスタッド溶接により実現する、建設用溶接方法が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、火花の発生を低減できる態様で建設用鋼材同士の接合を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施例の建設用溶接方法が適用される箇所の一例を示す図である。
本実施例のスタッド溶接において好適なスタッドとフェルールの一例を示す説明図である。
ガセットプレートと梁のフランジ面との間の角部を部分的に示す斜視図である。
ガセットプレートと梁のフランジ面との間の角部を部分的に示す断面図である。
本実施例の適用例を概略的に示す説明図である。
他の適用例を概略的に示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【００１０】
図１は、本実施例の建設用溶接方法が適用される箇所の一例を示す図である。図１には、右手座標系でＸ、Ｙ、Ｚの３軸座標表記が示されている。Ｘ、Ｙ、Ｚの３方向は、以下の説明において、方向を示す際に適宜利用される。
（【００１１】以降は省略されています）

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