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公開番号2025103365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220717
出願日2023-12-27
発明の名称建築物
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約【課題】防音壁または断熱壁を有する、建築物を提供する。
【解決手段】建築物1は、建築物本体2を有する。建築物本体2は、外壁10と、外壁10の一部である外壁部11に連続するように直交しかつ外壁部11に接続される連続内壁部12を備える。連続内壁部12の少なくとも一部は室内に位置する。連続内壁部12は、外壁部11と同じ内部構造を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
建築物本体を有する建築物であって、
前記建築物本体は、外壁と、前記外壁の一部である外壁部に連続するように直交しかつ前記外壁部に接続される連続内壁部と、を備え、
前記連続内壁部は、前記連続内壁部の少なくとも一部が室内に位置するように設けられ、かつ、前記外壁部と同じ内部構造を有する、
建築物。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記建築物本体は、さらに、サッシを備え、
前記サッシは、サッシ外枠と、前記サッシ外枠に対して移動可能に取り付けられるサッシ窓とを備え、
前記外壁部の外装は、前記外壁部から前記連続内壁部にかけて連続するように、前記外壁部および前記連続内壁部に設けられ、
前記サッシ外枠の少なくとも一部は、前記外装内に埋め込まれる、
請求項1に記載の建築物。
【請求項3】
前記建築物本体は、4個の隅部を有し、
前記建築物本体の4個の隅部それぞれは、コア構造体を有し、
4個の前記コア構造体は、
前記外壁部としての第1外壁部と、
前記第1外壁部に直交する第2外壁部と、
前記第2外壁部に連続するように接続される接続壁と、
前記第1外壁部と前記第2外壁部とが互いに繋がる部分に設けられる第1柱と、
前記第2外壁部と前記接続壁とが互いに繋がる部分に設けられる第2柱と、
前記第1外壁部において、前記第1柱から所定距離だけ離れたところに設けられる第3柱と、
前記接続壁において、前記第2柱から所定距離だけ離れたところに設けられる第4柱と、を備え、
4個の前記コア構造体のうちの少なくとも1つにおいて前記接続壁は、前記連続内壁部として構成される、
請求項1に記載の建築物。
【請求項4】
前記建築物本体は、室内に第1部屋を有し、
前記第1部屋は、前記コア構造体における前記第1外壁部と、前記第2外壁部と、前記接続壁とに囲まれるように構成され、
前記接続壁は、前記連続内壁部として構成される、
請求項3に記載の建築物。
【請求項5】
前記建築物本体は、室外に前記外壁部によって囲まれた室外囲み空間を有し、
前記室外囲み空間は、前記コア構造体における前記第1外壁部と、前記第2外壁部と、前記接続壁とに囲まれるように構成され、
前記接続壁は、前記外壁の一部として構成される、
請求項3に記載の建築物。
【請求項6】
前記第1柱、前記第2柱、前記第3柱、および前記第4柱は、平面視で矩形となるように、第1連結部材によって接続される、
請求項3に記載の建築物。
【請求項7】
前記コア構造体は、他の前記コア構造体と、2個の第2連結部材で互いに連結される、
請求項3に記載の建築物。
【請求項8】
前記コア構造体は、別の前記コア構造体と2個の前記第2連結部材で互いに連結され、かつ、さらに別の前記コア構造体と2個の前記第2連結部材で互いに連結され、
4個の前記第2連結部材のうち室内側に位置する2個の前記第2連結部材は、補強部材によって互いに連結される、
請求項7に記載の建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建築物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
室内の内装として、外壁の外装材が室内の内装に用いられている建築物が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の建築物では、建物内の部屋の内壁の一部に、この建物と同じ外壁材が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-021243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、単に内装として外装パネルが使われているだけであり、外装パネルが用いられる内壁の構造は、他の内壁と変わらない。ところで、室内において、防音または断熱が求められる場合がある。このような観点で、新しい建築物を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する建築物は、建築物本体を有する建築物であって、前記建築物本体は、外壁と、前記外壁の一部である外壁部に連続するように直交しかつ前記外壁部に接続される連続内壁部と、を備え、前記連続内壁部は、前記連続内壁部の少なくとも一部が室内に位置するように設けられ、かつ、前記外壁部と同じ内部構造を有する。
【0006】
この構成によれば、室内に防音壁または断熱壁を設けることができる。また、連続内壁部は、外壁部と同じ構造を有するため、建築物の施工において連続内壁部を効率的に形成できる。
【0007】
(2)上記(1)に記載の建築物において、前記建築物本体は、さらに、サッシを備え、前記サッシは、サッシ外枠と、前記サッシ外枠に対して移動可能に取り付けられるサッシ窓とを備え、前記外壁部の外装は、前記外壁部から前記連続内壁部にかけて連続するように、前記外壁部および前記連続内壁部に設けられ、前記サッシ外枠の少なくとも一部は、前記外装内に埋め込まれる。
【0008】
この構成によれば、室内または室外からサッシ外枠が見えないようにすること、または、サッシ外枠を目立たなくすることができる。これによって、サッシ窓を閉じた状態で、建築物の開口部に対する窓ガラスの比率を大きくできる。また、サッシ窓を開いたとき、サッシ外枠が見えにくいため、建築物の開口部を美しく見せることができる。
【0009】
(3)上記(1)または(2)に記載の建築物において、前記建築物本体は、4個の隅部を有し、前記建築物本体の4個の隅部それぞれは、コア構造体を有し、4個の前記コア構造体は、前記外壁部としての第1外壁部と、前記第1外壁部に直交する第2外壁部と、前記第2外壁部に連続するように接続される接続壁と、前記第1外壁部と前記第2外壁部とが互いに繋がる部分に設けられる第1柱と、前記第2外壁部と前記接続壁とが互いに繋がる部分に設けられる第2柱と、前記第1外壁部において、前記第1柱から所定距離だけ離れたところに設けられる第3柱と、前記接続壁において、前記第2柱から所定距離だけ離れたところに設けられる第4柱と、を備え、4個の前記コア構造体のうちの少なくとも1つにおいて前記接続壁は、前記連続内壁部として構成される。
【0010】
この構成によれば、4個のコア構造体によって建築物が支持される。このように、建築物の4個の隅部に柱を集約できるため、建築物の内部に設ける柱を少なくできる。これによって、建築物の室内のレイアウトの自由度を高めることができる。そして、接続壁は、連続内壁部として構成されるため、接続壁の全てが外壁部として構成される場合に比べて、建築物の室内のレイアウトの自由度を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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