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公開番号
2025089914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204887
出願日
2023-12-04
発明の名称
建築物
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04H
1/02 20060101AFI20250609BHJP(建築物)
要約
【課題】意匠性を損なうことなく換気ユニットを設けることができる建築物を提供する。
【解決手段】建築物10は、第1勾配天井11aを有する浴室11と、浴室11を換気する換気ユニット30とを備えている。換気ユニット30は、換気扇31と換気扇31に接続されたダクト32とを有している。建築物10は、第2勾配天井12aを有するとともに浴室11に隣接する脱衣室12を備えている。第1勾配天井11a及び第2勾配天井12aは、浴室11と脱衣室12とが並ぶ方向と直交する方向において一方側から他方側に向かうにつれて高さが低くなるように傾斜している。第2勾配天井12aの勾配は、第1勾配天井11aの勾配よりも小さい。換気扇31は、第1勾配天井11aと第2勾配天井12aとを接続する接続壁21に取り付けられている。ダクト32は、脱衣室12を覆う屋根20と第2勾配天井12aとの間に設けられた天井裏空間23に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1勾配天井を有する第1室と、前記第1室を換気する換気ユニットと、を備え、前記換気ユニットは、換気扇と前記換気扇に接続されたダクトとを有する建築物であって、
第2勾配天井を有するとともに前記第1室に隣接する第2室をさらに備え、
前記第1勾配天井及び前記第2勾配天井はそれぞれ、前記第1室と前記第2室とが並ぶ方向と直交する方向において一方側から他方側に向かうにつれて高さが低くなるように傾斜しており、
前記第2勾配天井の勾配は、前記第1勾配天井の勾配よりも小さく、
前記第1勾配天井と前記第2勾配天井とは、接続壁によって接続され、
前記第2室を覆う屋根と前記第2勾配天井との間には、天井裏空間が設けられ、
前記換気扇は、前記接続壁に取り付けられ、
前記ダクトは、前記天井裏空間に配置されている建築物。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記第2勾配天井の下端は、前記第1勾配天井の下端と同じ高さに設けられている請求項1に記載の建築物。
【請求項3】
前記第1室としての浴室と、前記第2室としての脱衣室と、前記脱衣室に隣接する洗面室と、前記洗面室に隣接する洗濯室とを備え、
前記洗濯室は、前記脱衣室と前記洗面室とが並ぶ方向において、前記洗面室を挟んで前記脱衣室とは反対側に設けられている請求項1又は請求項2に記載の建築物。
【請求項4】
前記洗濯室に隣接するキッチンをさらに備え、
前記キッチンは、前記洗面室と前記洗濯室が並ぶ方向において、前記洗濯室を挟んで前記洗面室とは反対側に設けられている請求項3に記載の建築物。
【請求項5】
前記キッチンに隣接する居室と、前記居室の床面よりも高い位置に設けられたスキップフロアとを備え、
前記スキップフロアの床下には、前記キッチンに繋がる収容空間が設けられ、
前記キッチンの床面は、前記居室の床面よりも低い位置に設けられている請求項4に記載の建築物。
【請求項6】
前記浴室、前記脱衣室、前記洗面室、前記洗濯室、前記キッチン、及び前記居室は、1階に設けられており、
前記居室の床面と2階の床面とを接続する階段を備え、
前記洗濯室の一部は、前記階段の下に設けられており、
前記洗濯室の床面は、前記居室の床面よりも低い位置に設けられている請求項5に記載の建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物は、例えば、浴室やキッチンといった換気を必要とする部屋と、当該部屋を換気する換気ユニットとを備えている。特許文献1には、勾配天井を有する浴室が開示されている。換気ユニットは、換気扇と、換気扇に接続されたダクトとを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-32114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
勾配天井には、換気扇を取り付けにくい。このため、例えば、勾配天井の一部を水平に延びる天井に変更するとともに水平に延びる天井に換気扇を取り付けられることが考えられる。しかしながら、この場合、天井の意匠性が損なわれる。また、換気を必要とする部屋の側壁に換気扇を取り付けることが考えられる。しかしながら、この場合、側壁に対して換気を必要とする部屋と反対側の部屋にダクトの配置スペースによる出っ張りが生じることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する建築物は、第1勾配天井を有する第1室と、前記第1室を換気する換気ユニットと、を備え、前記換気ユニットは、換気扇と前記換気扇に接続されたダクトとを有する建築物であって、第2勾配天井を有するとともに前記第1室に隣接する第2室をさらに備え、前記第1勾配天井及び前記第2勾配天井はそれぞれ、前記第1室と前記第2室とが並ぶ方向と直交する方向において一方側から他方側に向かうにつれて高さが低くなるように傾斜しており、前記第2勾配天井の勾配は、前記第1勾配天井の勾配よりも小さく、前記第1勾配天井と前記第2勾配天井とは、接続壁によって接続され、前記第2室を覆う屋根と前記第2勾配天井との間には、天井裏空間が設けられ、前記換気扇は、前記接続壁に取り付けられ、前記ダクトは、前記天井裏空間に配置されている。
【0006】
この構成によれば、第1室の天井の一部を水平な天井にしなくても換気扇を取り付けることができる。また、ダクトは、第2室の天井裏空間に配置されるため、ダクトの配置スペースのための出っ張りが生じることを回避できる。したがって、意匠性を損なうことなく換気ユニットを設けることができる。
【0007】
(2)上記(1)の建築物において、前記第2勾配天井の下端は、前記第1勾配天井の下端と同じ高さに設けられている。
この構成によれば、例えば、第2勾配天井の下端が第1勾配天井の下端よりも低い位置に設けられている場合のように第2勾配天井の高さが低くなることを回避できる。また、第2勾配天井の下端が第1勾配天井の下端よりも高い位置に設けられている場合のように天井裏空間が狭くなることを回避できる。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)の建築物において、前記第1室としての浴室と、前記第2室としての脱衣室と、前記脱衣室に隣接する洗面室と、前記洗面室に隣接する洗濯室とを備え、前記洗濯室は、前記脱衣室と前記洗面室とが並ぶ方向において、前記洗面室を挟んで前記脱衣室とは反対側に設けられている。
【0009】
この構成によれば、脱衣を行う空間と、洗面を行う空間と、洗濯を行う空間とが分離されている。また、洗濯室を含む家事を行う空間と、浴室及び脱衣室を含む入浴する空間とが、洗面室によって分離される。これにより、入浴する空間から生活感を減らすことができるため、入浴時にリラックスしやすくなる。
【0010】
(4)上記(3)の建築物において、前記洗濯室に隣接するキッチンをさらに備え、前記キッチンは、前記洗面室と前記洗濯室が並ぶ方向において、前記洗濯室を挟んで前記洗面室とは反対側に設けられている。
この構成によれば、洗濯室とキッチンとが連続した空間となることにより、家事動線が良好になる。
(【0011】以降は省略されています)
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