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公開番号2025090884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023205734
出願日2023-12-06
発明の名称構造体
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04H 17/16 20060101AFI20250611BHJP(建築物)
要約【課題】 施工性を向上できる構造体の提供。
【解決手段】 本体1と表面パネル2と下地パネル3,3,…と取付材4,4と枠材5,6とを備え、下地パネル3,3,…は、本体1の前面に取付けてあり、取付材4,4は、挟持部7を有し、下地パネル3,3,…に取付けてあり、表面パネル2は、取付材4,4の挟持部7で側縁部が挟持されて下地パネル3,3,…の前方に配置してあり、枠材5,6は、本体1に取付けてあり、取付材4,4と表面パネル2の小口2aを隠している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体と表面パネルと下地パネルと取付材と枠材とを備え、下地パネルは、本体の前面に取付けてあり、取付材は、挟持部を有し、下地パネルに取付けてあり、表面パネルは、取付材の挟持部で側縁部が挟持されて下地パネルの前方に配置してあり、枠材は、本体に取付けてあり、取付材と表面パネルの小口を隠していることを特徴とする構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、門袖等の構造体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、表面にタイル等のパネルを貼った門袖等の構造体が知られている。かかる構造体においては、施工性の向上が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性を向上できる構造体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による構造体は、本体と表面パネルと下地パネルと取付材と枠材とを備え、下地パネルは、本体の前面に取付けてあり、取付材は、挟持部を有し、下地パネルに取付けてあり、表面パネルは、取付材の挟持部で側縁部が挟持されて下地パネルの前方に配置してあり、枠材は、本体に取付けてあり、取付材と表面パネルの小口を隠していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による構造体は、本体と表面パネルと下地パネルと取付材と枠材とを備え、下地パネルは、本体の前面に取付けてあり、取付材は、挟持部を有し、下地パネルに取付けてあり、表面パネルは、取付材の挟持部で側縁部が挟持されて下地パネルの前方に配置してあり、枠材は、本体に取付けてあり、取付材と表面パネルの小口を隠しているので、表面パネルをモルタルや接着剤で貼り付ける必要がなく、容易に組み立てることができるので、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図2のA-A断面図である。
本発明の構造体の一実施形態を示す正面図である。
図2のB-B断面図である。
図3の上部を拡大して示す縦断面図である。
同構造体の施工手順を示す斜視図である。
同構造体の施工手順(図5-1)の続きを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の構造体の一実施形態を示している。本構造体は、住宅の敷地への出入口や玄関の前などに設置される門袖に適用したものである。
本構造体は、図1~3に示すように、地面Gから立設した本体1と、本体1の前面に上下方向に並べて取付けた下地パネル3,3,…と、下地パネル3,3,…の前方に配置した表面パネル2と、本体1の上面に取付けた上枠材5と、本体1の左右の側面に取付けた縦枠材6,6とを備えている。
【0008】
本体1は、図2,3に示すように、地面Gに左右方向に間隔をおいて立設した2本の柱8,8と、柱8,8の上部の内側面間に上下方向に間隔をおいて架設した2本の横材9,9とを有している。
柱8は、図1に示すように、アルミニウム合金の押出形材で略矩形断面の中空状に形成されている。柱8は、外周側の側面に縦枠材6を取付けるための係止溝10,10が長手方向に沿って形成してある。
横材9は、図3に示すように、アルミニウム合金の押出形材で矩形断面の中空状に形成されている。上下の横材9,9の間の空間11の後側は、裏蓋12を取付けて塞いである。
本構造体は、前面の上部にインターホンや照明等の電装品が取付くことがあり、図3中の符合13は、電装品への配線を通すための配線管である。配線管13は、柱8の中空部内に挿通して設けられ、柱8の上部の内側面に形成した孔14から上下の横材9,9間の空間11に引き出される。
【0009】
下地パネル3は、図3,4に示すように、アルミニウム合金の押出形材で中空部を有する板状に形成してある。下地パネル3は、上部に本体1の前面に当接して前方からねじ15で固定される取付部16を有している。取付部16の上縁部には、上方に隣接する下地パネル3の下縁部17が挿入・係止される係止部18を有している。下地パネル3の下部には、下方に隣接する下地パネル3の取付部16を前方から覆う覆い部19を有している。下地パネル3の上下方向の中間位置には、タッピングホール20が形成されている。
下地パネル3は、下縁部17を下方に隣接する下地パネル3の係止部18に上方から係止し、取付部16を本体1に前方からねじ止めして、下のものから順番に取付けられる。一番下の下地パネル3は、図3に示すように、柱8の前面に架設した受け材21に形成された係止部18に下縁部17を係止して取付けられる。
【0010】
表面パネル2は、図2,3に示すように、一枚の大判タイルで形成したものであり、上下に並ぶ下地パネル3,3,…の全体を覆っている。
図1に示すように、表面パネル2の左右の側縁部には、全長にわたって取付材4,4が設けてある。取付材4は、ステンレス等の金属の板を曲げ加工して形成したものであり、表面パネル2の側縁部を前後から挟持する略コ字形断面の挟持部7と、挟持部7から後方にのびる板状部22とを有している。板状部22には、下地パネル3,3,…のタッピングホール20の位置に対応する位置に、ねじ23が挿通される孔24が形成されている。
表面パネル2は、図5-2に示すように、左右の側縁部に挟持部7を嵌め込んで取付材4,4を取付け、取付材4,4の板状部22を下地パネル3,3,…の左右の側面に当接し、板状部22に形成された孔24に外周側から挿通したねじ23を下地パネル3,3,…のタッピングホール20に捻じ込むことで、下地パネル3,3,…の前方に取付けられている。これにより本構造体は、タイル製の表面パネル2を有するものでありながら、モルタルや接着剤を使用しない乾式での施工を実現している。
(【0011】以降は省略されています)

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