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公開番号
2025074668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185642
出願日
2023-10-30
発明の名称
建物
出願人
ミサワホーム株式会社
代理人
個人
主分類
E04F
19/08 20060101AFI20250507BHJP(建築物)
要約
【課題】屋内スペースを狭めることなく荷受け設備を設置でき、デッドスペースの有効利用を図る。
【解決手段】建物が、屋外スペースに面して建物躯体2を支持する基礎1を貫通して形成された第一開口部10と、建物躯体2の床3を貫通して形成され、第一開口部10よりも上方に位置する第二開口部12と、床3の床下空間6に設けられて荷物Pが載せられる荷物載置部14,24と、記床下空間6に設けられて、荷物載置部14,24を、第一開口部10と第二開口部12との間で昇降移動させる昇降手段15,35と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
屋外スペースに面して建物躯体を支持する基礎を貫通して形成された第一開口部と、
前記建物躯体の床を貫通して形成され、前記第一開口部よりも上方に位置する第二開口部と、
前記床の床下空間に設けられて荷物が載せられる荷物載置部と、
前記床下空間に設けられて、前記荷物載置部を、前記第一開口部と前記第二開口部との間で昇降移動させる昇降手段と、を備えていることを特徴とする建物。
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【請求項2】
請求項1に記載の建物において、
前記第一開口部を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第一扉と、
前記第二開口部を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第二扉と、
前記床よりも上方に設けられて前記昇降手段の操作を行う操作手段と、を更に備え、
前記操作手段は、少なくとも前記第一扉がロックされた状態のときに前記昇降手段の操作が可能となるように構成されていることを特徴とする建物。
【請求項3】
請求項2に記載の建物において、
前記第一扉よりも前記床下空間側に、かつ当該第一扉に対向して設けられるとともに開閉動作が可能とされて、ロック又はロック解除が可能に構成された内扉を更に備え、
前記操作手段は、前記第一扉及び前記内扉がロックされた状態のときに前記昇降手段の操作が可能となるように構成されていることを特徴とする建物。
【請求項4】
請求項1に記載の建物において、
前記荷物載置部は、直方体箱状に形成されたボックス体であり、
前記ボックス体は、
前記第一開口部側の側板に形成された第三開口部と、
前記第三開口部が形成された前記側板とは異なる向きの側板に形成された第四開口部と、
前記第三開口部を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第三扉と、を有していることを特徴とする建物。
【請求項5】
請求項4に記載の建物において、
前記第一開口部を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第一扉と、
前記第二開口部を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第二扉と、
前記床よりも上方に設けられて前記昇降手段の操作を行う操作手段と、を更に備え、
前記操作手段は、少なくとも前記第一扉及び前記第三扉がロックされた状態のときに前記昇降手段の操作が可能となるように構成されていることを特徴とする建物。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の建物において、
前記床下空間には、複数の前記ボックス体が設けられ、
複数の前記ボックス体は、前記床下空間内をスライド移動可能とされ、かつ、互いの配置を並べ替え可能とされ、
複数の前記ボックス体におけるスライド移動と並べ替えを制御する移動制御手段を更に備えており、
前記床下空間は、
前記第一開口部に面するとともに前記昇降手段が設けられて、複数の前記ボックス体のうち一つの前記ボックス体が待機する第一待機領域と、
複数の前記ボックス体のうち前記一つの前記ボックス体を除く他の前記ボックス体が待機する第二待機領域と、
複数の前記ボックス体のいずれもが待機しない非待機領域と、を有し、
前記移動制御手段は、
複数の前記ボックス体を、前記非待機領域を一時的に利用して前記第一待機領域と前記第二待機領域との間をスライド移動させるとともに配置を並べ替える制御を行うことを特徴とする建物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、床下空間を利用して荷受け設備が設けられた建物に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、宅配便の物流量が増大しており、戸建て住宅であるか、集合住宅であるかなどに関わりなく、宅配ボックス等と呼ばれる荷受け設備の需要が高まっている。
特許文献1には、戸建て住宅の外壁に形成された開口部に設けられたビルトイン型の宅配ボックスが開示されている。
また、特許文献2には、個人認証を可能とすることで集合住宅の居住者間で共用できる宅配ロッカーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4054553号公報
特開2004-236797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
宅配ボックスは、ユーザーにとって便利であることは言うまでもないが、配達業者にとっても再配達の回数を減らすことができて利便性・有用性が高い。そのため、宅配ボックスを自宅に導入したい、あるいは宅配ボックスを普及させたいという要望が多数ある。ところが、例えばビルトイン型の宅配ボックスの場合は屋内スペースが圧迫されたり、集合住宅の宅配ボックスの場合は共用スペースが狭くなったりするといった問題が生じる場合がある。このことから、宅配ボックスの導入や普及を進めるためには、宅配ボックスの設置場所に関する工夫が求められる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、屋内スペースを狭めることなく荷受け設備を設置でき、デッドスペースの有効利用を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図10に示すように、建物であって、
屋外スペースに面して建物躯体2を支持する基礎1を貫通して形成された第一開口部10と、
前記建物躯体2の床3を貫通して形成され、前記第一開口部10よりも上方に位置する第二開口部12と、
前記床3の床下空間6に設けられて荷物Pが載せられる荷物載置部14,24と、
前記床下空間6に設けられて、前記荷物載置部14,24を、前記第一開口部10と前記第二開口部12との間で昇降移動させる昇降手段15,35と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、屋外スペースに面して建物躯体2を支持する基礎1を貫通して形成された第一開口部10と、建物躯体2の床3を貫通して形成され、第一開口部10よりも上方に位置する第二開口部12と、床3の床下空間6に設けられて荷物Pが載せられる荷物載置部14,24と、床下空間6に設けられて、荷物載置部14,24を、第一開口部10と第二開口部12との間で昇降移動させる昇降手段15,35と、を備えているので、屋外スペースに面する基礎1に形成された第一開口部10から床下空間6に荷物Pを入れて荷物載置部14,24に載せた後に、荷物載置部14,24を昇降手段15,35によって上昇させ、第二開口部12まで移動した荷物載置部14,24上の荷物Pを屋内スペースで受けることができる。これにより、建物の床下空間6を荷受け設備として利用することができるので、屋内スペースを狭めることなく荷受け設備を設置することができ、デッドスペースとなりがちな床下空間6の有効利用を図ることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1~図6に示すように、請求項1に記載の建物において、
前記第一開口部10を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第一扉11と、
前記第二開口部12を開閉し、ロック又はロック解除が可能に構成された第二扉13と、
前記床3よりも上方に設けられて前記昇降手段15の操作を行う操作手段17と、を更に備え、
前記操作手段17は、少なくとも前記第一扉11がロックされた状態のときに前記昇降手段15の操作が可能となるように構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、操作手段17は、少なくとも第一扉11がロックされた状態のときに昇降手段15の操作が可能となるように構成されているので、少なくとも第一扉11がロックされた状態になってから昇降手段15によって荷物載置部14,24を上昇させて第二開口部12まで移動させ、屋内スペースで荷物Pを受けることができる。すなわち、第二開口部12まで移動した荷物載置部14,24から荷物Pを受ける際に、第一開口部10は第一扉11によって閉塞されていて、屋外と屋内が遮断されることになるので防犯性を高めることができる。これにより、床下空間6を利用して屋外と屋内とを接続し、その状態で荷受けを行う場合に生じやすい防犯性についての問題点の解消を図ることができるので、結果的に、デッドスペースの有効利用に貢献できる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図1~図6に示すように、請求項2に記載の建物において、
前記第一扉11よりも前記床下空間6側に、かつ当該第一扉11に対向して設けられるとともに開閉動作が可能とされて、ロック又はロック解除が可能に構成された内扉16を更に備え、
前記操作手段17は、前記第一扉11及び前記内扉16がロックされた状態のときに前記昇降手段15の操作が可能となるように構成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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