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公開番号
2025073939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023195508
出願日
2023-10-27
発明の名称
津波と共にある漁港
出願人
個人
代理人
主分類
E04H
9/14 20060101AFI20250502BHJP(建築物)
要約
【課題】大津波が来ても、海のそばで海を見ながら、生活できる、津波と共に生きる漁港。
【解決手段】高速道路を支える様な、大きなRCの柱の上にプラットフォームを作り、その上に漁港を作る、津波はプラットフォームの下を「寄せては返す」。津波と共に生きる漁港を各地に作ってはどうでしょうか。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
津波が来ても、水産加工工場、漁師さん達の住宅は、津波に飲み込まれない方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【】
1.RCの高速道路の橋脚を作る技術
2.水産加工工場を作る技術
3.木造住宅を作る技術
【発明の概要】
【】
東日本のあの大津波の時、木造住宅は津波で流されてしまいました、RCの建物、鉄骨の建物の躯体は、流されませんでした。川に架かった橋の橋脚は、いつも水の流れの中に立ています。高速道路を支える様な太い柱、その形状は水の流に対して平行で、船の様な楕円形のもの、この柱を何本か立て、津波が柱の間を「行って帰る」様にすれば、津波に逆らうことなく、津波を受け入れる建物が出来ると思います。
【課題】
【】
東日本の大津波の時、浜の漁師さん達は、高台には移住したくない、いつも海のそばで、海を見て居たいと言っているのを、報道で知りました。私は津波対策として、津波に逆らわないで、津波を受け入れる方法も、有るのではないかと思います。
【課題を解決する手段】
【】
高速道路を支える様な太い柱、形状は船の様な楕円形で、流に対して平行な物を二本以上建てる。
1.柱の上に柱から柱へ梁を乗せ、その上にスラブを乗せ、高速道路の様に造り、これをプラットフォーム:床とする。
2.このRCの床の上を1階とし、まず水産加工工場を作る。
3.水産加工工場の上に、漁師さん達の、木造の住宅を建てる。
4.木造の住宅は、必要に応じて、2階建 3階建 とする。
5.もし必要とあれば、1階をRCとし、その上に木造3階をのせ、4階建てとする事も可能でしょう。
6.この高速道路の一部の様な建物は、海辺に津波に向かって直角になる様に建て、津波がこの船の様な形状の柱の間を「寄せて帰り」安くします。
7.住宅は皆海に向かって建っているので、漁師さん達は毎日海を見て、生活出来ます。
8.柱の上に乗る、プラットフォームの高さは、800年に一度ぐらいの大津波の高さ、を想定する事が必要でしょう。もしそれが海抜30mとすると、海抜30mとなり、津波はその下を「寄せて帰り」ます。
9.海抜30m強の処にある、水産加工工場に、物資を運ぶには、大型のリフトが必要です。大型のリフトと避難階段は、楕円形の太い柱の中心部分を使います。
10.大型のリフトと避難階段への入口には、津波の時電動又は手動で閉められ、水が入って来ないような扉にします。
11.水産加工工場の前と後ろは、運搬用の車が行き交うことが出来るような、広い道路が必要です。
12.海からの海産物、工場で加工された海産物を、ベルトコンベヤーで運ぶことも考えられます。しかし津波でこのシステムは流されてしまうでしょう。
13.この漁港の周りは、津波が寄せては返りますので、住宅は建てられません。津波の来る頻度にもよりますが、耕作地として使うか、緑地として残すかでしょう。
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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