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公開番号2025073924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023185115
出願日2023-10-27
発明の名称パーティション
出願人個人
代理人個人
主分類E04B 2/74 20060101AFI20250502BHJP(建築物)
要約【課題】主たる利用者が幼児や、乳幼児であっても、安全に、プライバシーを確保しつつ、室内空間を区画することができるとともに、コストが低く、所望数を容易に導入可能なパーティションを提供する。
【解決手段】実施形態のパーティションは、平板状の脚パネル部と、前記脚パネル部の上方に垂直に立設された仕切部と、を備え、前記脚パネル部は、その周面の一部に当接面を有し、前記当接面を他のパーティションの前記脚パネル部の当接面に当接させた状態で配置可能とされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平板状の脚パネル部と、
前記脚パネル部の上方に立設された仕切部と、
を備え、
前記脚パネル部は、その周面の一部に当接面を有し、
前記当接面を他のパーティションの前記脚パネル部の当接面に当接させた状態で配置可能とされる
パーティション。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記仕切部は、
前記脚パネル部の上方に立設されたフレーム部と、
前記フレーム部に支持された仕切部材部と、
を備えている、
請求項1に記載のパーティション。
【請求項3】
前記仕切部材部は、下端が開放された袋形状を有し、前記フレーム部を覆うように形成されている、
請求項2に記載のパーティション。
【請求項4】
前記仕切部は、
前記脚パネル部の上方に立設された枠形状のフレーム部と、
前記フレーム部に嵌め込まれているパネル形状の仕切部材部と、
を備えている、請求項1に記載のパーティション。
【請求項5】
前記脚パネル部は、前記仕切部の延在方向に沿って配置され、
前記仕切部の一方の端部側に設けられ、前記仕切部の延在方向に対して直交する方向の幅が、前記パーティションの前記仕切部の延在方向に沿った一方の端部側から中央部側に向かって大きくなる第1の拡幅部としての拡幅部と、前記パーティションの他方の端部側に設けられ、前記仕切部の延在方向に対して直交する方向の幅が、前記パーティションの他方の端部側から中央部分側に向かって大きくなる第2の拡幅部としての拡幅部と、を備えている、
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のパーティション。
【請求項6】
前記脚パネル部は、
前記第1の拡幅部としての前記拡幅部と前記第2の拡幅部としての前記拡幅部は連なり一体となっている、
請求項5記載のパーティション。
【請求項7】
前記脚パネル部は、
前記脚前記第1の拡幅部としての前記拡幅部と前記第2の拡幅部としての前記拡幅部は分離している、
請求項5記載のパーティション。
【請求項8】
前記脚パネル部は、前記仕切部の延在方向の端部に一対の隣接する当接面を有し、前記隣接する当接面のなす角度が90°とされている、請求項1に記載のパーティション。
【請求項9】
前記仕切部は、前記脚パネル部の当接面を前記他のパーティションの前記脚パネル部の当接面に当接させた状態で、平面視した場合に、前記他のパーティションの仕切部と少なくとも一部が接するとともに、接した部分において高さ方向に沿って接する形状とされている、
請求項1記載のパーティション。
【請求項10】
前記仕切部材部は、前記脚パネル部の当接面を前記他のパーティションの前記脚パネル部の当接面に当接させた状態で、前記フレーム部を覆った状態で平面視した場合に、前記他のパーティションの仕切部材部と少なくとも一部が接するとともに、接した部分において高さ方向に沿って接する形状とされている、
請求項2記載のパーティション。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パーティションに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、広い室内空間を各スペースの使用用途に対応させて複数のスペースに区画して使用したい場合、プライバシーを確保するために視覚的に空間を区切りたい場合、室内空間内で人の移動に何らかの規制を加えたい場合等には、移動可能な自立式のパーティションを用いてスペースを区画することが行われていた。
【0003】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3228003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来の一般的な移動可能な自立式のパーティションは、主として大人が使用する室内空間を区画することを目的としているものが多く、例えば、保育園における保育室のように身長が低い幼児や、まだ歩くことができない乳児のいる室内空間において、頻繁に配置を換えたり、プライバシーを確保したりするものとしては、適していないものであった。
【0006】
すなわち、パーティションによっては、重量が大きく、移動が容易ではなかったり、子供が押したりすると倒れたり、横になっている子供にとっては、パーティションの下部が開放されており、プライバシーが確保できるものでもなかった。
また、パーティションの脚が大きく出っ張っており、子供が躓く虞もあった。
さらには、製造コストが高く、保育園によっては、必要数の導入が難しかった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、主たる利用者が幼児や乳幼児であっても、安全に、プライバシーを確保しつつ、室内空間を区画することができるとともに、コストが低く、所望数を容易に導入可能なパーティションを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態のパーティションは、平板状の脚パネル部と、前記脚パネル部の上方に立設された仕切部と、を備え、前記脚パネル部は、その周面の一部に当接面を有し、前記当接面を他のパーティションの前記脚パネル部の当接面に当接させた状態で配置可能とされている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態のパーティションの外観斜視図である。
図2は、第1実施形態のパーティションの三面図である。
図3は、第1実施形態の脚パネル部の外観斜視図である。
図4は、第1実施形態におけるフレーム部の説明図である。
図5は、平面視した場合に十字型となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図6は、パーティションの配置状態の詳細説明平面図(その1)である。
図7は、パーティションの配置状態の詳細説明平面図(その2)である。
図8は、平面視した場合に四角形となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図9は、平面視した場合に斜め型となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図10は、平面視した場合に直線状に2個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図11は、第1実施形態の第1変形例のパーティションの外観斜視図である。
図12は、第1実施形態の第1変形例の脚パネル部の外観斜視図である。
図13は、第1実施形態の第1変形例におけるフレーム部の説明図である。
図14は、平面視した場合に十字型となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図15は、平面視した場合に四角形となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図16は、平面視した場合に斜め型となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図17は、平面視した場合に直線状に2個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図18は、第1実施形態の第2変形例のパーティションを複数個コンパクトに収納する場合の説明図である。
図19は、第1実施形態の第3変形例の脚パネル部及びフレーム部の三面図である。
図20は、第2実施形態のパーティションの外観斜視図である。
図21は、第2実施形態のパーティションの三面図である。
図22は、図21(A)のB-B断面図である。
図23は、脚パネル部の平面図である。
図24は、平面視した場合に十字型となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図25は、平面視した場合に四角形となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図26は、平面視した場合に斜め型となるように4個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図27は、平面視した場合に直線状に2個のパーティションを配置した場合の説明図である。
図28は、第2実施形態の複数のパーティションをコンパクトに収納する場合の説明図である。
図29は、第3実施形態のパーティションの配置状態の詳細説明平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に実施形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態のパーティションの外観斜視図である。
図2は、第1実施形態のパーティションの三面図である。
図2(A)は、正面図、図2(B)は、平面図、図2(C)は、側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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