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公開番号2025068749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178732
出願日2023-10-17
発明の名称ブース
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20250422BHJP(建築物)
要約【課題】ブースの設置位置や設置高さにかかわらず、通気口を介したブース内外の通気を確保できるブースを提供する。
【解決手段】設置面11(ブース設置面)の上方に配置され、ブース内部の下方に配置された床部2と、ブース内部の外周に配置された側壁部3と、側壁部3のブース内部側に設けられ、床部2と側壁部3との間に配置され、ブース内部に面する側壁内側部材22と、を有し、側壁部3は、側壁部本体31と、設置面11に接地され、側壁部本体31の下端31aが設置面11よりも上方に配置されるように側壁部本体31を支持するアジャスター32(支持部材)と、を有し、側壁部本体31の下端31aと設置面11との間には、側壁下空部15が形成され、側壁内側部材22には、側壁下空部15と室内13(ブース内部)とを連通させる通気口26が設けられている。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
ブース設置面の上方に配置され、ブース内部の下方に配置された床部と、
前記ブース内部の外周に配置された側壁部と、
前記側壁部の前記ブース内部側に設けられ、前記床部と前記側壁部との間に配置され、前記ブース内部に面する側壁内側部材と、を有し、
前記側壁部は、
側壁部本体と、
前記ブース設置面に接地され、前記側壁部本体の下端が前記ブース設置面よりも上方に配置されるように前記側壁部本体を支持する支持部材と、を有し、
前記側壁部本体の前記下端と前記ブース設置面との間には、側壁下空部が形成され、
前記側壁内側部材には、前記側壁下空部と前記ブース内部とを連通させる通気口が設けられているブース。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記側壁部本体の前記下端は、前記床部の上面よりも上方に配置され、
前記側壁内側部材は、前記床部の前記上面と前記側壁部本体の前記下端との間を塞ぎ、
前記ブース内部と前記側壁下空部とが前記側壁内側部材を介して隣接し、
前記通気口は、前記側壁内側部材における前記ブース内部と前記側壁下空部とが前記側壁内側部材を介して隣接する位置に設けられている請求項1に記載のブース。
【請求項3】
前記側壁内側部材は、板状に形成されて前記床部の外縁部から前記側壁部本体の前記下端よりも上方まで延び、
前記側壁内側部材の前記ブース内部側と反対側の面は、前記側壁部本体の前記ブース内部側の面と面接触し、
前記通気口は、前記側壁内側部材の板面を貫通している請求項2に記載のブース。
【請求項4】
前記支持部材は、前記側壁部本体に取り付けられて前記側壁下空部に配置されるアジャスターおよびキャスターの少なくとも一方である請求項1または2に記載のブース。
【請求項5】
前記側壁部は、前記床部の周囲を囲むように設けられる請求項1または2に記載のブース。
【請求項6】
前記床部の下端は、前記ブース設置面と接触している請求項1または2に記載のブース。
【請求項7】
前記支持部材は、前記側壁下空部に配置されるとともに、前記側壁下空部よりも前記床部側に突出する突出部を有し、
前記側壁内側部材における少なくとも前記側壁部側の端部と前記ブース設置面との間、および前記床部における少なくとも前記側壁部側の端部と前記ブース設置面との間には、前記側壁下空部と連続し前記突出部が配置される床部下空部が形成される請求項1または2に記載のブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブースに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
側壁部と床部とを有し、周囲から仕切られた空間を形成するブースが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に開示されたブースは、側壁部の下部に換気用の通気口が設けられている。特許文献2に開示されたブースは、床部に換気用の通気口が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-070973号公報
特開2022-097118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
側壁部に通気口が設けられているブースでは、側壁部が他のブースの側壁部や、ブースが設置される部屋の壁部と隙間なく隣接するように設置されると、通気口が塞がれてしまう。床部に通気口が設けられているブースでは、ブース内の床面を低い位置に設置するために床部とブースが設置される設置面との隙間を無くすと、通気口が塞がれてしまう。このように通気口からの通気を確保するために、ブースの設置位置や設置高さに制限が生じるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、ブースの設置位置や設置高さにかかわらず、通気口を介したブース内外の通気を確保できるブースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るブースは、ブース設置面の上方に配置され、ブース内部の下方に配置された床部と、前記ブース内部の外周に配置された側壁部と、
前記側壁部の前記ブース内部側に設けられ、前記床部と前記側壁部との間に配置され、前記ブース内部に面する側壁内側部材と、を有し、前記側壁部は、側壁部本体と、前記ブース設置面に接地され、前記側壁部本体の下端が前記ブース設置面よりも上方に配置されるように前記側壁部本体を支持する支持部材と、を有し、前記側壁部本体の前記下端と前記ブース設置面との間には、側壁下空部が形成され、前記側壁内側部材には、前記側壁下空部と前記ブース内部とを連通させる通気口が設けられている。
【0007】
本発明では、側壁部本体の下端とブース設置面との間に側壁下空部が形成され、側壁内側部材には、側壁下空部とブース内部とを連通させる通気口が設けられていることにより、側壁下空部および通気口を介して、ブース内外の通気を行うことができる。ブースを他のブースやブースが設置される部屋の壁部と隙間なく隣接するように設置したり、ブース内部の床面を低い位置に設置するために床部とブース設置面との間に隙間ができないように設置したりしても、側壁部本体の下端とブース設置面との間に設けられた側壁下空部は、閉塞されることなく確保されるため、通気口を介したブース内外の通気を確保できる。
【0008】
本発明に係るブースでは、前記側壁部本体の前記下端は、前記床部の上面よりも上方に配置され、前記側壁内側部材は、前記床部の前記上面と前記側壁部本体の前記下端との間を塞ぎ、前記ブース内部と前記側壁下空部とが前記側壁内側部材を介して隣接し、前記通気口は、前記側壁内側部材における前記ブース内部と前記側壁下空部とが前記側壁内側部材を介して隣接する位置に設けられていてもよい。
【0009】
このような構成とすることにより、ブース内部と側壁下空部とが通気口を介して直接連通するため、ブース内外の通気を効率よく行うことができる。通気口を簡便な構成にできる。
【0010】
本発明に係るブースでは、前記側壁内側部材は、板状に形成されて前記床部の外縁部から前記側壁部本体の前記下端よりも上方まで延び、前記側壁内側部材の前記ブース内部側と反対側の面は、前記側壁部本体の前記ブース内部側の面と面接触し、前記通気口は、前記側壁内側部材の板面を貫通していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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