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公開番号
2025100116
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217239
出願日
2023-12-22
発明の名称
建物構造
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20250626BHJP(建築物)
要約
【課題】眺望を確保しつつ建物のねじり剛性を大きくする。
【解決手段】建物構造10は、建物120の外周部122に設けられた片寄コア130と、外周部122の各隅角部150の角部152に配置された第一柱200と、第一柱200とX方向に隣り合う第二柱210と、第一柱200とY方向に隣り合う第三柱212と、第一柱200と第二柱212とに剛接合されX方向に沿った第一梁301と、第一柱200と第三柱212とに剛接合されY方向に沿った第二梁303と、第二柱210と第三柱212とに剛接合された斜め梁350と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の外周部に設けられた片寄コアと、
前記外周部の各隅角部の角部に配置された第一柱と、
前記第一柱と一方向に隣り合う第二柱と、
前記第一柱と他方向に隣り合う第三柱と、
前記第一柱と前記第二柱とに剛接合され一方向に沿った第一梁と、
前記第一柱と前記第三柱とに剛接合され他方向に沿った第二梁と、
前記第二柱と前記第三柱とに剛接合された斜め梁と、
を備えた建物構造。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記外周部における前記片寄コアがある構面と異なる他の構面に設けられた柱と梁とは半剛接合又ピン接合されている、
請求項1に記載の建物構造。
【請求項3】
複数の前記第一柱の少なくとも一つは、前記第二柱及び前記第三柱よりも径が小さい陸立ち柱である、
請求項1又は請求項2に記載の建物構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原子力プラント建屋の構造及びその建設工法に係り、特に、沸騰水型原子炉(BWR)に用いられる建屋の構造及びその建設工法に関する技術が開示されている。この先行技術では、原子力プラント建屋は、中央部分に位置する屋根水平スラブと、その周囲に配列される屋根斜めスラブと、屋根水平スラブの斜め位置に配列されるコーナー斜めスラブと、コーナー斜めスラブの端部でかつ屋根の4隅に配されるコーナー水平スラブとを備えて、多面平板シェル構造をなしている。また、建屋胴部のコーナーである4隅で、コーナー水平スラブの下部に、互いに隣接する外壁を固定する鉄筋コンクリート製の火打ち壁が形成されている。
【0003】
特許文献2には、免震構造物及び免震構造物の施工方法に関する技術が開示されている。この先行技術では、免震構造物は、地震時における変動軸力が大きい上側第二構面の図における左右方向の両端部の上側柱の下には免震装置を設けずに、上側柱の柱軸力を主に上側柱に集約し、免震装置が受ける構造となっている。この結果、免震装置に作用する長期荷重が地震時における変動軸力よりも大きくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-43439号公報
特開2017-160608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
外周部の妻面等の鉛直構面に耐震壁やブレース等の耐震要素を設けて建物のねじり剛性を大きくし、地震時における建物のねじれる現象を抑制することがある。しかし、建物の外周部の鉛直構面に耐震壁やブレース等の耐震要素耐を設けると眺望が妨げられる。
【0006】
本発明は、上記事実を鑑み、眺望を確保しつつ建物のねじり剛性を大きくすることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第一態様は、建物の外周部に設けられた片寄コアと、前記外周部の各隅角部の角部に配置された第一柱と、前記第一柱と一方向に隣り合う第二柱と、前記第一柱と他方向に隣り合う第三柱と、前記第一柱と前記第二柱とに剛接合され一方向に沿った第一梁と、前記第一柱と前記第三柱とに剛接合され他方向に沿った第二梁と、前記第二柱と前記第三柱とに剛接合された斜め梁と、を備えた建物構造である。
【0008】
第一態様の建物構造は、建物の各隅角部それぞれにおいて角部の第一柱に隣り合う第二柱と第三柱とに斜め梁が剛接合されることで、外周部における隅角部間の剛性が大きくなる。よって、建物のねじり剛性が大きくなり、片寄コアによる偏心率の増大が抑制される。したがって、外周部の鉛直構面に耐震壁やブレース等を設けてねじり剛性を大きくする場合と比較し、眺望を確保しつつねじり剛性を大きくすることができる。
【0009】
第二態様は、前記外周部における前記片寄コアがある構面と異なる他の構面に設けられた柱と梁とは半剛接合又ピン接合されている、第一態様に記載の建物構造である。
【0010】
第二態様の建物構造は、片寄コアに加え柱と梁とが半剛接合又ピン接合されている構面があるので偏心率が更に大きくなる。しかし、各隅角部それぞれにおいて角部の第一柱に隣り合う第二柱と第三柱とに斜め梁が剛接合されることで建物のねじり剛性が大きくなるので、眺望を確保しつつねじり剛性を大きくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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