TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025101405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218233
出願日2023-12-25
発明の名称空調システム
出願人株式会社竹中工務店
代理人個人
主分類F24F 3/00 20060101AFI20250630BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】室外機の周辺温度が高い場合に適切に周辺温度を低下させることができる空調システムを提供する。
【解決手段】屋外に設置した室外機23に向けて室内空気を排気可能な排気装置25を有し、室外機23又はその周辺の状態を検出する状態検出装置27の検出情報に基づいて前記室外機の周辺温度が高い室外機周辺高温状態であるか否かを判断する制御装置9を備え、制御装置9が、前記室外機周辺高温状態と判断した場合に、室外機23に向けて室内空気を排気させるように排気装置25を作動させる室外機用排気制御を行うように構成する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
屋外に設置した室外機に向けて室内空気を排気可能な排気装置を有する空調システムであって、
前記室外機又はその周辺の状態を検出する状態検出装置の検出情報に基づいて前記室外機の周辺温度が高い室外機周辺高温状態であるか否かを判断する制御装置を備え、
前記制御装置が、前記室外機周辺高温状態と判断した場合に、前記室外機に向けて室内空気を排気させるように前記排気装置を作動させる室外機用排気制御を行うように構成されている空調システム。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記排気装置が、対象エリアから室内空気を排気するように構成され、
前記制御装置は、前記対象エリアの利用状態に応じて前記排気装置の排気風量を調整する対象エリア用排気制御を行うように構成されて、前記室外機用排気制御において前記排気装置の排気風量を最大排気風量に調整するように前記排気装置を制御すると共に、前記室外機用排気制御を前記対象エリア用排気制御より優先して行うように構成されている請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記状態検出装置は、前記室外機の周辺温度を検出するように構成され、
前記制御装置は、前記状態検出装置によって検出された温度が設定温度以上の場合に前記室外機周辺高温状態と判断するように構成されている請求項1又は2に記載の空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外に設置した室外機に向けて室内空気を排気可能な排気装置を有する空調システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、室内空気(キッチンの空気)を室外機(室外ユニット39)に向けて排出するレンジフード型換気扇36が備えられている空調システムが示されている。
この空調システムでは、レンジフード型換気扇によって排気される室外空気を室外機に向けて排出することで、室内空気によって室外機の周辺温度を低下させることができるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平03-005642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の空調システムでは、レンジフード型換気扇の使用は料理中等の限られた期間に限定されるため、室外機の周辺温度が場合に適切に低下させることができない場合があった。
【0005】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、室外機の周辺温度が高い場合に適切に周辺温度を低下させることができる空調システムを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1特徴構成は、屋外に設置した室外機に向けて室内空気を排気可能な排気装置を有する空調システムであって、
前記室外機又はその周辺の状態を検出する状態検出装置の検出情報に基づいて前記室外機の周辺温度が高い室外機周辺高温状態であるか否かを判断する制御装置を備え、前記制御装置が、前記室外機周辺高温状態と判断した場合に、前記室外機に向けて室内空気を排気させるように前記排気装置を作動させる室外機用排気制御を行うように構成されている点にある。
【0007】
本構成によれば、室外機の周辺温度が高い室外機周辺高温状態の場合は、室外機用排気制御が行われて室外機に向けて室内空気が排気されるため、室外機の周辺温度を適切に低下させることができ、例えば、室外機の周辺温度が高くなることに起因する高圧カットによる室外機の緊急停止を防止することができる。
【0008】
本発明の第2特徴構成は、前記排気装置が、対象エリアから室内空気を排気するように構成され、
前記制御装置は、前記対象エリアの利用状態に応じて前記排気装置の排気風量を調整する対象エリア用排気制御を行うように構成されて、前記室外機用排気制御において前記排気装置の排気風量を最大排気風量に調整するように前記排気装置を制御すると共に、前記室外機用排気制御を前記対象エリア用排気制御より優先して行うように構成されている点にある。
【0009】
本構成によれば、対象エリア用排気制御を行うことで排気風量を対象エリアの利用状態に応じた排気風量として省エネを図りながら、室外機の周辺温度が高い室外機周辺高温状態の場合は、対象エリアの利用状態に関わらず排気装置の排気風量が最大排気風量となるため、室外機の周辺温度を早期に低下させることができる。
【0010】
本発明の第3特徴構成は、前記状態検出装置は、前記室外機の周辺温度を検出するように構成され、
前記制御装置は、前記状態検出装置によって検出された温度が設定温度以上の場合に前記室外機周辺高温状態と判断するように構成されている点にある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社竹中工務店
架構
29日前
株式会社竹中工務店
構造物
29日前
株式会社竹中工務店
基礎梁
3日前
株式会社竹中工務店
建物構造
18日前
株式会社竹中工務店
排熱機構
25日前
株式会社竹中工務店
排熱機構
25日前
株式会社竹中工務店
避雷設備
22日前
株式会社竹中工務店
制振構造
22日前
株式会社竹中工務店
建物構造
22日前
株式会社竹中工務店
ブレース
18日前
株式会社竹中工務店
建築方法
22日前
株式会社竹中工務店
梁構築方法
24日前
株式会社竹中工務店
アーチ架構
25日前
株式会社竹中工務店
組立溶接部材
2日前
株式会社竹中工務店
換気システム
15日前
株式会社竹中工務店
耐震補強構造
25日前
株式会社竹中工務店
空調システム
18日前
株式会社竹中工務店
木造柱梁架構
17日前
株式会社竹中工務店
空調システム
22日前
株式会社竹中工務店
空調制御装置
15日前
株式会社竹中工務店
集成材の製造方法
25日前
株式会社竹中工務店
電力制御システム
23日前
株式会社竹中工務店
自然換気システム
17日前
株式会社竹中工務店
可搬パーテーション
17日前
株式会社竹中工務店
新規構造物支持構造
18日前
株式会社竹中工務店
既設木質梁の補強構造
16日前
株式会社竹中工務店
放射線遮蔽パネルの接合構造
25日前
株式会社竹中工務店
軸力調整柱、構造物の施工方法
24日前
株式会社竹中工務店
構造物、及び構造物の施工方法
17日前
株式会社竹中工務店
構造物の施工方法、及び構造物
17日前
株式会社竹中工務店
建物用の感染リスク低減システム
24日前
株式会社竹中工務店
監視システム、及び監視プログラム
8日前
株式会社竹中工務店
監視システム、及び監視プログラム
8日前
株式会社竹中工務店
鉄筋コンクリート造の開口補強構造
18日前
株式会社竹中工務店
監視システム、及び監視プログラム
8日前
株式会社竹中工務店
関係性推定装置及び関係性推定プログラム
22日前
続きを見る