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公開番号2025112160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006295
出願日2024-01-18
発明の名称空気調和機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 11/79 20180101AFI20250724BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】室内機と暖房機の併用運転を実施しつつ、暖房機の温風が室内上部へ上昇することを抑える空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、風量可変の送風ファン7によって吹出口より送出する室内機3と、吹出口から送出する空気の上下方向の風向きを設定する風向設定手段と、室内機の運転操作を行うリモコン30と、室内機の制御を行う制御部10と、室内の温度分布を検知するサーモパイルセンサ15と、を備える。制御部は室内機より下方に配置された暖房機2との併用運転モードが設定されたら、室内温度を目標温度に到達するように室内機と暖房機を併用する併用運転を実施し、併用運転の実施時、サーモパイルセンサで検知した室内の温度分布から暖房機の送風方向を推定し、平面視にて、推定した暖房機の送風方向が室内機の送風方向と略同一方向である場合、風向設定手段により室内機を下方向に送風する。

【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
室内の空気を吸込口より吸込んだ後、風量可変の送風ファンによって吹出口より送出する室内機と、
前記吹出口から送出する空気の上下方向の風向きを設定する風向設定手段と、
前記室内機の運転操作を行うリモコンと、
前記リモコンの指示に従って前記室内機の制御を行う制御部と、
前記室内機が設置された室内の温度分布を検知するサーモパイルセンサと、を備え、
前記制御部は、前記室内機より下方に配置された暖房機との併用運転モードが設定されたら、
室内温度を目標温度に到達するように前記室内機と前記暖房機を併用する併用運転を実施し、
前記併用運転の実施時、前記サーモパイルセンサで検知した室内の温度分布から前記暖房機の送風方向である暖房機送風方向を推定し、
平面視にて、推定した前記暖房機送風方向が前記室内機の送風方向である室内機送風方向と略同一方向である場合、前記風向設定手段により前記室内機を下方向に送風することを特徴とする空気調和機。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記制御部は、平面視にて、推定した前記暖房機送風方向が前記室内機送風方向と略逆方向である場合、前記風向設定手段により前記室内機を略水平方向に送風することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記制御部は、室内温度が前記目標温度に到達したと判断したら、前記風向設定手段により前記室内機を略水平方向に送風し、風量を所定の高風量にすることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記制御部は、前記併用運転モードが設定された際に、前記暖房機から運転情報を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機。
【請求項5】
前記制御部は、平面視にて、前記暖房機送風方向と前記室内機送風方向が略直交する方向である場合、前記室内機の風量を所定の低風量にすることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、空気調和機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、室内機ユニットとMF(マルチファンクション)ユニットを連動させて運転を行う際に、室内機ユニットをMFユニットへ向けて送風する、又は吹出方向を互いに異ならせることにより、空気を攪拌し循環させ、効率的に調湿する空気調和システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-032038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の空気調和システムで部屋の暖房を行う場合、空気を攪拌し循環させることで、天井付近と床付近はほぼ同じ温度を維持しながら室温を上げていくことになる。ここで、暖房開始時などで部屋の温度が低い状態では、部屋全体の温度をムラなく上げていく一方で、人の居住空間である床付近の室温を目標温度まで上昇させるのに時間がかかる虞があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の空気調和機では、室内の空気を吸込口より吸込んだ後、風量可変の送風ファンによって吹出口より送出する室内機と、前記吹出口から送出する空気の上下方向の風向きを設定する風向設定手段と、前記室内機の運転操作を行うリモコンと、前記リモコンの指示に従って前記室内機の制御を行う制御部と、前記室内機が設置された室内の温度分布を検知するサーモパイルセンサと、を備え、前記制御部は、前記室内機より下方に配置された暖房機との併用運転モードが設定されたら、室内温度を目標温度に到達するように前記室内機と前記暖房機を併用する併用運転を実施し、前記併用運転の実施時、前記サーモパイルセンサで検知した室内の温度分布から前記暖房機の送風方向である暖房機送風方向を推定し、平面視にて、推定した前記暖房機送風方向が前記室内機の送風方向である室内機送風方向と略同一方向である場合、前記風向設定手段により前記室内機を下方向に送風することを特徴としている。
【0006】
また、請求項2の空気調和機では、前記制御部は、平面視にて、推定した前記暖房機送風方向が前記室内機送風方向と略逆方向である場合、前記風向設定手段により前記室内機を略水平方向に送風することを特徴としている。
【0007】
また、請求項3の空気調和機では、前記制御部は、室内温度が前記目標温度に到達したと判断したら、前記風向設定手段により前記室内機を略水平方向に送風し、風量を所定の高風量にすることを特徴としている。
【0008】
また、請求項4の空気調和機では、前記制御部は、前記併用運転モードが設定された際に、前記暖房機から運転情報を取得することを特徴としている。
【0009】
また、請求項5の空気調和機では、平面視にて、前記暖房機送風方向と前記室内機送風方向が略直交する方向である場合、前記室内機の風量を所定の低風量にすることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、暖房開始時など部屋の温度が低い時は、室内機と暖房機の併用運転を実施しつつ、暖房機の送風が天井付近へ上がらないように室内機の送風で抑えることで、床付近を早く暖めることができ、足元暖房効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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