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公開番号2025161262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064301
出願日2024-04-11
発明の名称五徳
出願人株式会社トヨトミ
代理人
主分類F24C 15/10 20060101AFI20251017BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 石油ストーブ等の熱源の上に設置することで調理器具を安心して使用できる五徳を提供する。
【解決手段】 第1・第2の脚プレート2・3と天板プレート4とで五徳1を構成し、第1・第2の脚プレート2・3の上端部に一対の係止突部23・33を備え、第1の脚プレート2の中央上端部に嵌合溝22を備え、第2の脚プレート3の中央下端部に嵌合溝32を備える。天板プレート4は第1・第2の脚プレート2・3の係止片突部23・33と係止する係止部42を備える。第1・第2の脚プレート2・3を十字状に交差した状態で嵌合溝22・32同士を嵌合し、第1・第2の脚プレート2・3の上に天板プレート4を載置すると、係止部42と係止突部23・33とが係止する。第1・第2の脚プレート2・3と天板プレート4が互いに係止され、五徳1の形状が安定するものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱源の上に設置して被加熱物が載置される五徳であって、
前記五徳は、十字状に交差する第1・第2の脚プレートと、前記第1・第2の脚プレートの上に載置する天板プレートとで構成され、
前記第1・第2の脚プレートの上端部に形成した一対の係止突部と、前記第1の脚プレートの中央上端部に形成した嵌合溝と、前記第2の脚プレートの中央下端部に形成した嵌合溝とを備え、
前記天板プレートには前記第1・第2の脚プレートの前記係止片突部と係止する係止部を備え、
前記第1・第2の脚プレートは十字状に交差した状態で前記嵌合溝同士が嵌合し、前記第1・第2の脚プレートの上に前記天板プレートを載置して、前記係止部が前記係止突部と係止することによって、前記第1・第2の脚プレートと前記天板プレートとが互いに係止されることを特徴とする五徳。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記第1の脚プレートの前記嵌合溝を略L字状に形成して横溝部及び係止片を備え、
前記第2の脚プレートの前記嵌合溝と反対側の中央上端部には凹部を備え、
前記第1・第2の脚プレートは十字状に交差した状態で、前記第1の脚プレートの前記嵌合溝の前記横溝部で前記第2の脚プレートの前記嵌合溝が嵌合すると共に、
前記第1の脚プレートの前記係止片と前記第2の脚プレートの前記凹部とが嵌合することを特徴とする請求項1に記載の五徳。
【請求項3】
前記第1の脚プレートの前記嵌合溝の、前記横溝部と反対側の側壁部には、前記第2の脚プレートを滑らせながら前記嵌合溝の横溝部へ案内する傾斜ガイド部を有することを特徴とする請求項2に記載の五徳。
【請求項4】
前記第1の脚プレートの前記嵌合溝の底壁部と前記傾斜ガイド部との間には、垂直の立ち上がり部を有することを特徴とする請求項3に記載の五徳。
【請求項5】
前記係止突部は前記第1・第2の脚プレートの両端部に配置し、前記係止突部が前記天板プレートの外周端部の外側に位置することを特徴とする請求項1記載の五徳。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、石油ストーブ等の熱源の上に設置して使用する五徳に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
枠体内にバーナ等の発熱手段を備えたコンロは、枠体上部の天板の中央にバーナから発生する高温の燃焼ガスを排出する開口部と、開口部の周囲の天板の上に五徳を備えており、五徳の上に調理器具を載せて調理に使用するものである。
【0003】
また、石油ストーブは枠体内にバーナ等の発熱手段を備え、枠体上部に天板を備えており、天板の上にやかんや鍋などを載せることができるようにはなっている。(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2024-37481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、キャンプ等のアウトドア用品として、石油ストーブが暖房用に用いられるようになっている。そのため、石油ストーブの天板に調理器具を載せて簡単な煮炊き調理に使用されることが増えてきた。
【0006】
しかし、主な使用用途が暖房である石油ストーブは五徳を備えておらず、調理器具を直接天板の上に載せているため、調理器具が不安定な状態となり、安全面で不安がある。また、調理器具を載せて使用すると天板の温度が高くなり、天板の変色や塗装の剥がれなど劣化の原因となり、見栄えが悪くなるという問題が起こっている。
【0007】
本発明の目的は、石油ストーブの天板に設置することで、調理器具を安心して使用できる五徳を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は上記の課題を解決するもので、熱源の上に設置して被加熱物が載置される五徳1であって、前記五徳1は、十字状に交差する第1・第2の脚プレート2・3と、前記第1・第2の脚プレート2・3の上に載置する天板プレート4とで構成され、前記第1・第2の脚プレート2・3の上端部に形成した一対の係止突部23・33と、前記第1の脚プレート2の中央上端部に形成した嵌合溝22と、前記第2の脚プレート3の中央下端部に形成した嵌合溝32とを備え、前記天板プレート4には前記第1・第2の脚プレート2・3の前記係止片突部23・33と係止する係止部42を備え、前記第1・第2の脚プレート2・3は十字状に交差した状態で前記嵌合溝22・32同士が嵌合し、前記第1・第2の脚プレート2・3の上に前記天板プレート4を載置して、前記係止部42が前記係止突部23・33と係止することによって、前記第1・第2の脚プレート2・3と前記天板プレート4とが互いに係止されることを特徴とする五徳である。
【0009】
また、前記第1の脚プレート2の前記嵌合溝22を略L字状に形成して横溝部22A及び係止片22Bを備え、前記第2の脚プレート3の前記嵌合溝32と反対側の中央上端部には凹部32Aを備え、前記第1・第2の脚プレート2・3は十字状に交差した状態で、前記第1の脚プレート2の前記嵌合溝22の前記横溝部22Aで前記第2の脚プレート3の前記嵌合溝32が嵌合すると共に、前記第1の脚プレート2の前記係止片22Bと前記第2の脚プレート3の前記凹部32Aとが嵌合するようにしてもよく、係止片22Bの下側に第2の脚プレート3が位置することで、第1・第2の脚プレート2・3の嵌合が容易に外れないようにすることができる。
【0010】
また、前記第1の脚プレート2の前記嵌合溝22の、前記横溝部22Aと反対側の側壁部には、前記第2の脚プレート3を滑らせながら前記嵌合溝22の横溝部22Aへ案内する傾斜ガイド部22Cを有するようにしてもよく、第2の脚プレート3を第1の脚プレート2の嵌合溝22に挿入するだけで、第2の脚プレート3が第1の脚プレート2の嵌合溝22の横溝部22Aに嵌合するものとなる。
(【0011】以降は省略されています)

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