TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025066241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175685
出願日2023-10-11
発明の名称貯湯式給湯装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24H 9/00 20220101AFI20250416BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】安価な構成で更なる断熱性能の向上を図る。
【解決手段】湯水を貯湯する貯湯タンク1と、貯湯タンク1を覆う成型断熱材8とを備え、貯湯タンク1は、円筒状の胴部2と、胴部2の上端を閉塞する上鏡板3と、胴部2の下端を閉塞する下鏡板4とで構成され、胴部2の円周方向には、補強部を備え、補強部は上下方向に複数個設けられた貯湯式給湯装置において、成型断熱材8は、右側面断熱材9と左側面断熱材10とを突き合わせて胴部2を覆い、右側面断熱材8と左側面断熱材9には、それぞれ補強部を内部に収めるために凹状に形成された空間部14と、空間部14を上下方向に分割する凸部15とを有した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
湯水を貯湯する貯湯タンクと、
前記貯湯タンクを覆う成型断熱材とを備え、
前記貯湯タンクは、
円筒状の胴部と、前記胴部の上端を閉塞する上鏡板と、前記胴部の下端を閉塞する下鏡板とで構成され、
前記胴部の円周方向には、補強部を備え、
前記補強部は上下方向に複数個設けられた貯湯式給湯装置において、
前記成型断熱材は、右側面断熱材と左側面断熱材とを突き合わせて前記胴部を覆い、
前記右側面断熱材と前記左側面断熱材には、それぞれ前記補強部を内部に収めるために凹状に形成された空間部と、
前記空間部を上下方向に分割する凸部とを有したことを特徴とする貯湯式給湯装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記補強部が前記胴部に一体的に形成された突ビードであることを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
【請求項3】
前記貯湯タンクの外部表面に、上下方向の所定の間隔毎に配置され、前記貯湯タンク内の温度を検出する複数の貯湯温度センサを備え、
前記貯湯温度センサは、前記空間部を避けて配置すると共に、前記凸部は、前記複数の貯湯温度センサのうち少なくとも1つ以上を、前記貯湯タンクの表面に押圧するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の貯湯式給湯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、高温の液体を貯える貯湯タンクに関し、特に電気温水器やヒートポンプ式給湯機の貯湯タンクに関するものである。貯湯タンク内の湯水の放熱による温度低下を防止するため貯湯タンクは、成型断熱材で覆われている。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来よりこの種の貯湯タンクに於いては、胴部の内側にリング状の補強部が設けられ、貯湯タンクが負圧で内側に変形しようとするのを防止するものであった。(特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-081103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところでこの従来のものでは、貯湯タンクに補強部を設けた場合、補強部の部分を避けるために補強部を収めるための空間部を成型断熱材の内側に設けているが、負圧強度を高めるために補強部を増やすと、補強部を避けるための空間部が上下方向に長くなるので、空間部内で貯湯タンクから放熱された熱が対流し、貯湯タンク上部の高温水の層と貯湯タンク下部の低温水の層とも対流を起こし、貯湯タンクからの放熱が増加してしまい、保温効率が低下してしまうという課題を有するものであった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンクを覆う成型断熱材とを備え、前記貯湯タンクは、円筒状の胴部と、前記胴部の上端を閉塞する上鏡板と、前記胴部の下端を閉塞する下鏡板とで構成され、前記胴部の円周方向には、補強部を備え、前記補強部は上下方向に複数個設けられた貯湯式給湯装置において、前記成型断熱材は、右側面断熱材と左側面断熱材とを突き合わせて前記胴部を覆い、前記右側面断熱材と前記左側面断熱材には、それぞれ前記補強部を内部に収めるために凹状に形成された空間部と、前記空間部を上下方向に分割する凸部とを有した。
【0006】
また、前記補強部が前記胴部に一体的に形成された突ビードである。
【0007】
また、前記貯湯タンクの外部表面に、上下方向の所定の間隔毎に配置され、前記貯湯タンク内の温度を検出する複数の貯湯温度センサを備え、前記貯湯温度センサは、前記空間部を避けて配置すると共に、前記凸部は、前記複数の貯湯温度センサのうち少なくとも1つ以上を、前記貯湯タンクの表面に押圧するようにした。
【発明の効果】
【0008】
以上のようにこの発明の請求項1によれば、凸部で空間部を上下方向に分割することで、貯湯タンク内の湯水から放出される熱が空間部で伝わり、上下方向に長い空間部内で空気が対流してしまうのを防止することができ、貯湯タンクの保温効率の低下を抑制することができる。
【0009】
また、請求項2によれば、補強部を胴部と一体的に形成した突ビードとしたので、溶接部分がないので隙間腐食の心配がなく長期の使用に耐えられるものであり、しかも一体成形で容易に形成出来ると共に、コスト的にも安価に提供出来るものである。
【0010】
また、請求項3によれば、凸部の先端に貯湯温度センサを配置し、凸部で貯湯タンクの外部表面に貯湯温度センサを押圧させることで、正確な貯湯温度を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社コロナ
空調装置
1日前
株式会社コロナ
空調装置
1日前
株式会社コロナ
加湿装置
6日前
株式会社コロナ
空調装置
8日前
株式会社コロナ
空調装置
9日前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
今日
個人
即湯器
3か月前
株式会社コロナ
加湿器
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
22日前
株式会社コロナ
空調装置
9日前
株式会社コロナ
加湿装置
6日前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
給湯装置
3か月前
株式会社コロナ
暖房装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
22日前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
給湯装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
個人
住宅換気空調システム
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
2か月前
個人
ソーラークッカー
2か月前
株式会社パロマ
給湯器
2か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
3か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
14日前
株式会社ヒューテック
屋内装置
3か月前
3ms株式会社
風調整具
2か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
今日
ダイダン株式会社
ブース
3か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
2か月前
続きを見る