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公開番号
2025033181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138724
出願日
2023-08-29
発明の名称
空調装置
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
F24F
11/65 20180101AFI20250306BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】室温上昇によりユーザが不快に感じることを阻止可能な空調装置を提供する。
【解決手段】室内側制御部100aは、みはり運転、及び乾燥運転の実施可が設定された状態で冷房運転又は除湿運転が停止されたとき、室温センサ26での検出値が第1の所定値よりも低い第2の所定値以上だと判断したら、乾燥運転を実施しない。暖房運転を含む乾燥運転を実施することで室温が上昇する。冷房運転又は除湿運転の停止時、室温がある程度高い第2の所定値以上であれば乾燥運転を実施しないので、室内に存在するユーザに対して不快感を与えることがなく、製品性が向上する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、
当該ケース内にあり、回転することにより送風を行なうファンと、
前記ケース内にあり、冷房運転又は除湿運転の実施時は冷却され、暖房運転の実施時は加熱される室内熱交換器と、
前記ケースが設置された室内温度を検出する室温センサと、
前記冷房運転又は前記除湿運転の停止時における前記室温センサでの検出値が第1の所定値以上であれば前記冷房運転を実施するみはり運転と、
前記冷房運転又は前記除湿運転の停止後に前記暖房運転を含む動作を実施し前記ケースの内部を乾燥させる乾燥運転と、
前記みはり運転、及び前記乾燥運転の実施可否について設定された状態に基づき制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記みはり運転、及び前記乾燥運転の実施可が設定された状態で前記冷房運転又は前記除湿運転が停止されたとき、前記室温センサでの検出値が前記第1の所定値よりも低い第2の所定値以上だと判断したら、前記乾燥運転を実施しないことを特徴とする空調装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記みはり運転、及び前記乾燥運転の実施可が設定された状態で前記冷房運転又は前記除湿運転が停止されたとき、前記室温センサでの検出値が前記第2の所定値未満だと判断したら、前記乾燥運転を実施することを特徴とする請求項1記載の空調装置。
【請求項3】
前記ケース内には、
前記ファンと前記空気吹出口との間に形成されたガイド面と、
前記ファン又は/及び前記ガイド面を清掃する清掃運転が可能な清掃機構と、があり、
前記乾燥運転の実施後に前記清掃機構による清掃運転を実施することを特徴とした請求項1又は2記載の空調装置。
【請求項4】
前記清掃機構は、前記ガイド面に沿って移動可能な移動体と、当該移動体を駆動するための駆動部と、を有し、
前記駆動部は、お掃除モータと、当該お掃除モータに接続され前記移動体に前記お掃除モータの駆動力を伝達する駆動力伝達部と、を含むことを特徴とした請求項3記載の空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、室内の温度を調節するための空調装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
住宅等の室内の温度を調節するのに広く空調装置が用いられている。空調装置に関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1に示されるような空調装置は、壁に固定されているケースと、このケースに収納され回転することにより室内に送風するファンと、ケースに収納され冷房運転又は除湿運転の実施時は冷却され、暖房運転の実施時は加熱される室内熱交換器と、を有する。
【0004】
空調装置によれば、冷房運転又は除湿運転の実施後に暖房運転を含む動作を実施しケース内部を乾燥させる乾燥運転を行うことで、冷房運転又は除湿運転を実施することでケース内部に付着した結露水を蒸発させて除去し、ケース内部を清潔な状態にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-299983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、この従来のものでは、冷房運転又は除湿運転が停止し乾燥運転の開始時点での室温が高い場合、乾燥運転によって室温が更に上昇する。乾燥運転の終了時にケースが設置された室内にユーザが存在すると、室温が高まることでユーザに不快感を与えることから、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、
当該ケース内にあり、回転することにより送風を行なうファンと、
前記ケース内にあり、冷房運転又は除湿運転の実施時は冷却され、暖房運転の実施時は加熱される室内熱交換器と、
前記ケースが設置された室内温度を検出する室温センサと、
前記冷房運転又は前記除湿運転の停止時における前記室温センサでの検出値が第1の所定値以上であれば前記冷房運転を実施するみはり運転と、
前記冷房運転又は前記除湿運転の停止後に前記暖房運転を含む動作を実施し前記ケースの内部を乾燥させる乾燥運転と、
前記みはり運転、及び前記乾燥運転の実施可否について設定された状態に基づき制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記みはり運転、及び前記乾燥運転の実施可が設定された状態で前記冷房運転又は前記除湿運転が停止されたとき、前記室温センサでの検出値が前記第1の所定値よりも低い第2の所定値以上だと判断したら、前記乾燥運転を実施しないことを特徴とした。
【0008】
また、請求項2では、前記制御部は、前記みはり運転、及び前記乾燥運転の実施可が設定された状態で前記冷房運転又は前記除湿運転が停止されたとき、前記室温センサでの検出値が前記第2の所定値未満だと判断したら、前記乾燥運転を実施することを特徴とした。
【0009】
また、請求項3では、前記ケース内には、
前記ファンと前記空気吹出口との間に形成されたガイド面と、
前記ファン又は/及び前記ガイド面を清掃する清掃運転が可能な清掃機構と、があり、
前記乾燥運転の実施後に前記清掃機構による清掃運転を実施することを特徴とした。
【0010】
また、請求項4では、前記清掃機構は、前記ガイド面に沿って移動可能な移動体と、当該移動体を駆動するための駆動部と、を有し、
前記駆動部は、お掃除モータと、当該お掃除モータに接続され前記移動体に前記お掃除モータの駆動力を伝達する駆動力伝達部と、を含むことを特徴とした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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