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公開番号2025082018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195202
出願日2023-11-16
発明の名称加湿装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20250521BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】広範囲にバイオフィルム抑制効果を得ることができる加湿装置を提供する。
【解決手段】水を貯水する貯水室12と、貯水室内へ貯水する水を供給する給水管23と、給水管途中に配置され金属イオンを溶出するイオン溶出手段71と、貯水室内の水からミストを発生させるミスト発生手段と、貯水室の上部に接続され貯水室内で発生したミストを含む加湿空気が流通する気水分離風路19と、加湿空気を送風口から送風する送風ファン18と、を備え、貯水室内で発生した加湿空気が気水分離風路を介して送風口から送出する送風経路78を有した加湿装置において、給水管は、気水分離風路又は気水分離風路より下流の送風経路に接続され、気水分離風路の内壁を伝って貯水室に給水する給水経路76を有した。

【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
器具本体と、
当該器具本体内に有り水を貯水する貯水室と、
当該貯水室内へ貯水する水を供給する給水管と、
当該給水管途中に配置され金属イオンを溶出するイオン溶出手段と、
前記貯水室内の水からミストを発生させるミスト発生手段と、
前記貯水室の上部に接続され前記貯水室内で発生したミストを含む加湿空気が流通する気水分離風路と、
当該加湿空気を送風口から送風する送風ファンと、を備え、
前記貯水室内で発生した加湿空気が前記気水分離風路を介して前記送風口から送出する送風経路を有した加湿装置において、
前記給水管は、前記気水分離風路又は前記気水分離風路より下流の前記送風経路に接続され、
前記気水分離風路の内壁を伝って前記貯水室に給水する給水経路を有したことを特徴とする加湿装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記給水管は、前記気水分離風路の最下流の前記送風経路に接続され、
前記給水経路には、前記気水分離風路の内壁に向かって散水する散水手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記散水手段は、前記給水管と接続し前記気水分離風路の内壁の内側周囲を沿う配管と、前記配管に設けられ前記内壁に向けて外側へ水を放出する複数の孔部と、で構成されており、前記孔部から散水することを特徴とする請求項2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記孔部は、前記配管を流通する水の流通方向より鋭角となる方向へ開口していることを特徴とする請求項3に記載の加湿装置。
【請求項5】
前記気水分離風路は流路が鉛直上向きとなるように前記貯水室と接続され、前記気水分離風路の途中に複数の気水分離手段が設けられており、前記配管は前記気水分離風路を上面視した際に最下流の前記気水分離手段を除く流路で形成される開口部の縁を沿うように設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の加湿装置。
【請求項6】
前記配管は前記給水管と接続されていない他端が閉止されており、前記他端は先端部が斜め下方に傾斜し、前記先端部に設けられた前記孔部は下方に向けて開口していることを特徴とする請求項5に記載の加湿装置。
【請求項7】
前記先端部は、前記気水分離風路を上面視した際に、最下流の前記気水分離手段と対向する前記気水分離風路の内壁との距離が最も短い前記開口部の縁に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の加湿装置。
【請求項8】
前記ミスト発生手段は、前記貯水室内の水を回転により汲み上げて外周方向へ飛散させる回転体と、当該回転体を回転可能となるように軸支した駆動軸と接続するミストモータと、前記回転体により飛散した水が衝突する衝突体とで構成されていることを特徴とする請求項7に記載の加湿装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ミストを含む加湿空気を室内へ供給する加湿装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、器具本体内に水を貯める貯水室と、当該貯水室に設置されミストを含む加湿空気を発生させるミスト発生手段と、貯水室へ水を供給する給水管途中に貯水室への給水を制御する給水弁と、当該給水管途中に金属イオンを溶出する電極と、を備え、貯水室の水位が低下したら給水弁を開放すると共に電極へ電圧を印加し、貯水室内へ金属イオンを含んだ水を供給することで、貯水室周辺でのぬめりを抑制する加湿装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-139538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、加湿空気が貯水室より下流の気水分離風路を通過する際、空気中の汚れや細菌が付着して、気水分離風路においてぬめりの抑制効果が減少する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の加湿装置では、器具本体と、当該器具本体内に有り水を貯水する貯水室と、当該貯水室内へ貯水する水を供給する給水管と、当該給水管途中に配置され金属イオンを溶出するイオン溶出手段と、前記貯水室内の水からミストを発生させるミスト発生手段と、前記貯水室の上部に接続され前記貯水室内で発生したミストを含む加湿空気が流通する気水分離風路と、当該加湿空気を送風口から送風する送風ファンと、を備え、前記貯水室内で発生した加湿空気が前記気水分離風路を介して前記送風口から送出する送風経路を有した加湿装置において、前記給水管は、前記気水分離風路又は前記気水分離風路より下流の前記送風経路に接続され、前記気水分離風路の内壁を伝って前記貯水室に給水する給水経路を有したことを特徴としている。
【0006】
また、請求項2の加湿装置では、前記給水管は、前記気水分離風路の最下流の前記送風経路に接続され、前記給水経路には、前記気水分離風路の内壁に向かって散水する散水手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
また、請求項3の加湿装置では、前記散水手段は、前記給水管と接続し前記気水分離風路の内壁の内側周囲を沿う配管と、前記配管に設けられ前記内壁に向けて外側へ水を放出する複数の孔部と、で構成されており、前記孔部から散水することを特徴としている。
【0008】
また、請求項4の加湿装置では、前記孔部は、前記配管を流通する水の流通方向より鋭角となる方向へ開口していることを特徴としている。
【0009】
また、請求項5の加湿装置では、前記気水分離風路は流路が鉛直上向きとなるように前記貯水室と接続され、前記気水分離風路の途中に複数の気水分離手段が設けられており、前記配管は前記気水分離風路を上面視した際に最下流の前記気水分離手段を除く流路で形成される開口部の縁を沿うように設けられていることを特徴としている。
【0010】
また、請求項6の加湿装置では、前記配管は前記給水管と接続されていない他端が閉止されており、前記他端は先端部が斜め下方に傾斜し、前記先端部に設けられた前記孔部は下方に向けて開口していることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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