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公開番号2025062208
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171116
出願日2023-10-02
発明の名称空調装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 1/0018 20190101AFI20250407BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】不適切な状態で通常運転が実施されるのを防止する空調装置を提供する。
【解決手段】室内側制御部100aは、清掃運転の完了後、マイクロスイッチ38の検出結果から移動体60がモータケース57に格納されていないと判断したら、お掃除モータ52により移動体60をモータケース57から離れた所定の取り外し位置まで移動させる停止位置変更動作を実施する。移動体60がモータケース57に格納されていないと判断したら、停止位置変更動作が実施されることで、ユーザが移動体60の払拭部80を容易に取り外すことができるため、移動体60がモータケース57に格納されないまま通常運転が実施され、高速で回転する貫流ファン21にブラシ76の毛77が接触し続けることでの騒音発生を阻止することができ、製品性が向上する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、
当該ケースに回転可能に支持され、回転することにより送風を行うファンと、
当該ファンが送風する空気を前記空気吹出口に向かってガイドするガイド面と、
当該ガイド面に沿って移動する移動体と、当該移動体を移動させる駆動源となるモータと、前記移動体に設置され前記ケース内を清掃する清掃運転が可能な清掃手段と、を有した清掃機構と、
前記ケース内にあり、前記清掃運転の完了後に前記移動体を格納する格納部と、
当該格納部に形成され、前記移動体の格納途中で前記清掃手段が当接して通過する当接部と、
前記格納部内にあり、前記移動体が前記格納部に格納されたかを検出する検出手段と、
前記清掃運転の実施時、前記移動体が前記ガイド面に沿って移動するよう前記モータを駆動させ、前記清掃運転の完了後、前記移動体が前記格納部に格納されたかを前記検出手段の検出結果に基づいて判断する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記清掃運転の完了後、前記検出手段の検出結果から前記移動体が前記格納部に格納されていないと判断したら、前記モータにより前記移動体を前記格納部から離れた所定の取り外し位置まで移動させる停止位置変更動作を実施することを特徴とした空調装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記ケースには、前記ガイド面に複数の風向板を有した左右ルーバが設置され、
前記所定の取り外し位置は、前記風向板の端部と前記格納部との間であることを特徴とした請求項1記載の空調装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記清掃運転の完了後、前記検出手段の検出結果から前記移動体が前記格納部に格納されていないと判断したら、前記清掃運転を実施不可にすることを特徴とした請求項2記載の空調装置。
【請求項4】
前記清掃手段は、前記ファンに接触して前記ファンに付着した塵埃を除去可能であると共に、外部から負荷を受けることで前記ファンから離れる方向へ動作するブラシであり、
前記移動体が前記格納部に格納されるとき、前記ブラシが前記当接部に当接して前記ファンから離れることを特徴とした請求項1から3のいずれか1項に記載の空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、室内の温度を調節するための空調装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
住宅等の室内の温度を調節するのに広く空調装置が用いられている。空調装置に関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1に示されるような空調装置は、壁に固定されているケースと、このケースに収納され回転することにより室内に送風するファンと、当該ファンに当接可能に設けられファンを清掃するためのブラシ部と、を有する。
【0004】
空調装置によれば、ブラシ部に設置されたブラシをファンに接触させた状態でファンを回転させる清掃運転を実施することにより、ファンに付着した塵埃を除去することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6847212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、この従来のものでは、ファンにより送風された空気を空気吹出口に向かってガイドするガイド面を移動する移動体に設置された清掃手段により、ケース内を清掃する清掃運転が可能な清掃機構について、何ら開示、示唆がされていない。
そこで、ガイド面を移動する移動体と、移動体を駆動させる駆動源となるモータと、移動体に設置されケース内を清掃する清掃手段と、を有した清掃機構により、ケース内を清掃する清掃運転の実施が考えられる。より詳細には、清掃運転の実施時に移動体がガイド面を移動して清掃手段によりケース内の塵埃を除去し、清掃運転が完了したら移動体がケース内にある格納部へ格納される。
【0007】
ここで、清掃運転が完了したとき、異常により移動体が格納部に格納されないことが考えられる。移動体が格納部に格納されない状態で通常運転が実施されると、清掃手段がケース内の部材と接触したまま通常運転がされることで、送風性能低下や異音の発生が想定されることから、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、
当該ケースに回転可能に支持され、回転することにより送風を行うファンと、
当該ファンが送風する空気を前記空気吹出口に向かってガイドするガイド面と、
当該ガイド面に沿って移動する移動体と、当該移動体を移動させる駆動源となるモータと、前記移動体に設置され前記ケース内を清掃する清掃運転が可能な清掃手段と、を有した清掃機構と、
前記ケース内にあり、前記清掃運転の完了後に前記移動体を格納する格納部と、
当該格納部に形成され、前記移動体の格納途中で前記清掃手段が当接して通過する当接部と、
前記格納部内にあり、前記移動体が前記格納部に格納されたかを検出する検出手段と、
前記清掃運転の実施時、前記移動体が前記ガイド面に沿って移動するよう前記モータを駆動させ、前記清掃運転の完了後、前記移動体が前記格納部に格納されたかを前記検出手段の検出結果に基づいて判断する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記清掃運転の完了後、前記検出手段の検出結果から前記移動体が前記格納部に格納されていないと判断したら、前記モータにより前記移動体を前記格納部から離れた所定の取り外し位置まで移動させる停止位置変更動作を実施することを特徴とした。
【0009】
また、請求項2では、前記ケースには、前記ガイド面に複数の風向板を有した左右ルーバが設置され、
前記所定の取り外し位置は、前記風向板の端部と前記格納部との間であることを特徴とした。
【0010】
また、請求項3では、前記制御部は、前記清掃運転の完了後、前記検出手段の検出結果から前記移動体が前記格納部に格納されていないと判断したら、前記清掃運転を実施不可にすることを特徴とした。
(【0011】以降は省略されています)

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