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公開番号2025029905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023134790
出願日2023-08-22
発明の名称暖房装置
出願人ダイニチ工業株式会社
代理人
主分類F24H 3/04 20220101AFI20250228BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ルーバの下方向の可動域を大きくすることで、より暖かさを体感することのできる暖房装置を提供すること。
【解決手段】熱発生手段7と、熱発生手段7で発生した熱を温風として吹き出す吹出口4と、吹出口4に回動可能に設けられるルーバ20と、を有した暖房装置に関し、ルーバ20は水平方向に延びる複数の羽根21と回動軸22とが一体に形成されており、回動軸22の中心Yがルーバ20の高さの中心Xよりも下方に設けられている。これにより、ルーバ20の下方向の可動域が大きくなるため、より暖かさを体感することのできる暖房装置となる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
熱発生手段と、
前記熱発生手段で発生した熱を温風として吹き出す吹出口と、
前記吹出口に回動可能に設けられるルーバと、を有し、
前記ルーバは、水平方向に延びる複数の羽根と回動軸とが一体に形成されており、
前記回動軸の中心が前記ルーバの高さの中心よりも下方に設けられている暖房装置。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記ルーバは手動での回動が可能であり、
前記ルーバが基準位置にあるときに、回動に伴う抵抗を変化させる抵抗変更手段を有している請求項1記載の暖房装置。
【請求項3】
前記抵抗変更手段は、前記回動軸に形成されている請求項2記載の暖房装置。
【請求項4】
前記抵抗変更手段は、前記回転軸の断面を円の一部が欠けた形状とすることにより形成されている請求項3記載の暖房装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、暖房装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、本体の内部に例えばヒータ等の熱発生手段を備え、熱発生手段で発生した熱を本体の前面に設けられた吹出口から吹き出す暖房装置が開示されている。吹出口にはルーバと呼ばれる薄板状の部材が複数設けられていて、ルーバによって温風を整流し、吹き出される角度を規定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-203760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の構成において、ルーバを回動可能にすると、使用者の要望に応じて温風の吹き出す角度を調節できるため使い勝手がよい。しかしながら、暖かい空気は上に向かう性質があるため、あまりルーバを上に向けてしまうと温風の到達距離が短くなって暖かさを感じにくくなってしまうおそれがある。つまり、ルーバの角度が調節可能である場合、上方向よりも下方向に回動させた方がより遠くまで温風が到達するため、暖かさを感じやすくすることができる。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためのもので、ルーバの下方向の可動域を大きくすることで、より暖かさを体感することのできる暖房装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、熱発生手段と、
前記熱発生手段で発生した熱を温風として吹き出す吹出口と、
前記吹出口に回動可能に設けられるルーバと、を有し、
前記ルーバは、水平方向に延びる複数の羽根と回動軸とが一体に形成されており、
前記回動軸の中心が前記ルーバの高さの中心よりも下方に設けられている暖房装置である。
【発明の効果】
【0007】
上述のように構成することにより、ルーバの下方向の可動域が大きくなるため、より暖かさを体感することのできる暖房装置となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の暖房装置の外観斜視図である。
本実施形態の暖房装置の内部構成を示す断面図である。
本実施形態の暖房装置における前パネルの分解図である。
ルーバの背面図である。
ルーバの可動域の違いを説明する模式図である。
回転軸の断面図である。
回転軸の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0010】
本発明は、熱発生手段と、熱発生手段で発生した熱を温風として吹き出す吹出口と、吹出口に回動可能に設けられるルーバと、を有した暖房装置に関し、ルーバは水平方向に延びる複数の羽根と回動軸とが一体に形成されており、回動軸の中心がルーバの高さの中心よりも下方に設けられている。これにより、ルーバの下方向の可動域が上方向と比べて大きくなるため、遠くまで温風を到達させてより暖かさを体感することのできる暖房装置となる。
(【0011】以降は省略されています)

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