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公開番号
2025080430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193562
出願日
2023-11-14
発明の名称
貯湯式給湯装置
出願人
株式会社コロナ
代理人
主分類
F24H
15/10 20220101AFI20250519BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】不要なエア抜き動作を実施しないようにする。
【解決手段】給水温度を検出する給水温度センサ49と、加熱手段18により沸き上げられた水の加熱温度を検出する加熱温度センサと、給水管6の途中に設けられ、給水圧力を調整する減圧弁26と、貯湯タンク2内に溜まった空気を給湯運転時に給湯と共に貯湯タンク2外に送出するエア抜き動作を制御する制御装置34とを備えた貯湯式給湯装置において、制御装置34には、給水温度と、加熱温度または目標温度とに基づいて、エア抜き動作の要否を判定する判定手段38を設け、制御装置34は、判定手段38がエア抜き動作は必要と判定した場合、給湯時にエア抜き動作を実行し、判定手段38がエア抜き動作は不要と判定した場合、エア抜き動作を実行しないようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
温水を貯湯する貯湯タンクと、
前記貯湯タンク内の湯水を目標温度に沸き上げる加熱手段と、
前記貯湯タンク上部から取り出した高温水と、前記貯湯タンクの中部から取り出した中温水を混合する中温水混合弁と、
前記貯湯タンク下部に接続され、前記貯湯タンクに給水する給水管と、
給水温度を検出する給水温度検出手段と、
前記加熱手段により沸き上げられた水の加熱温度を検出する加熱温度検出手段と、
前記給水管の途中に設けられ、給水圧力を調整する減圧弁と、
前記中温水混合弁の高温水側の開度を大きく開けて前記貯湯タンク内に溜まった空気を給湯運転時に給湯と共に前記貯湯タンク外に送出するエア抜き動作を制御する制御装置とを備えた貯湯式給湯装置において、
前記制御装置には、前記給水温度と、前記加熱温度または前記目標温度とに基づいて、前記エア抜き動作の要否を判定する判定手段を設け、
前記制御装置は、
前記判定手段が前記エア抜き動作は必要と判定した場合、前記給湯時に前記エア抜き動作を実行し、
前記判定手段が前記エア抜き動作は不要と判定した場合、前記エア抜き動作を実行しないようにしたことを特徴とする貯湯式給湯装置。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、浴槽に前記貯湯タンク内の湯を供給する湯張り運転を制御し、
前記判定手段が前記エア抜き動作は必要と判定した場合、前記エア抜き動作は、前記湯張り運転を行うときに実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、加熱手段を有した貯湯式給湯装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来よりこの種の貯湯式給湯装置では、貯湯タンクと加熱手段とを備え、貯湯タンク下部から加熱手段に送る加熱往き管と、加熱手段から貯湯タンクに送る加熱戻り管とで貯湯タンクと加熱手段とを連結して加熱循環回路を構成し、前記加熱循環回路中に設けた循環ポンプで貯湯タンクと加熱手段内の湯を循環させて、貯湯タンク内の水を加熱する沸き上げ運転で沸き上げた湯を貯湯タンクに貯湯していき、順次貯湯タンク内の高温水と給水とを混合しながら、設定温度の給湯を行い経済的な給湯を実現するものであった。
【0003】
また、貯湯式給湯装置内の圧力が所定の圧力を超えた時に開弁する圧力逃がし弁を低温の水が流れる位置に配置することで、圧力を貯湯式給湯装置外に排出するとき、低温の水が排出されるため、貯湯タンク内に貯留した高温水が貯湯式給湯装置外に排出されるのを防ぐことが知られていた(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、貯湯タンク内に溜まった空気を給湯使用端末に放出するために中温水混合弁の開度の高温側を開くようにして空気を抜けやすくするものが知られていた(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-217622号公報
特開2016-211811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1のように給水管に圧力逃がし弁を配置したことで、沸き上げ運転時に貯湯タンク内の圧力が高くなったとき高温水の排出を防ぐことができる。しかし、貯湯タンク下部に圧力逃がし弁を配置しているので、貯湯タンク上部に溜まってしまう圧力と共に排出されていた空気を排出することができないという課題があった。
【0007】
また、特許文献2のように貯湯タンク上部に溜まった空気の有無に変わらず、出湯時に中温水混合弁の開度の高温側を開くようにすると、貯湯タンク上部に空気が溜まっていない場合はその分中温水の消費が減るので、沸き上げ運転時に中温水が残っていると、沸き上げ効率が低下してしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、温水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を目標温度に沸き上げる加熱手段と、前記貯湯タンク上部から取り出した高温水と、前記貯湯タンクの中部から取り出した中温水を混合する中温水混合弁と、前記貯湯タンク下部に接続され、前記貯湯タンクに給水する給水管と、給水温度を検出する給水温度検出手段と、前記加熱手段により沸き上げられた水の加熱温度を検出する加熱温度検出手段と、前記給水管の途中に設けられ、給水圧力を調整する減圧弁と、前記中温水混合弁の高温水側の開度を大きく開けて前記貯湯タンク内に溜まった空気を給湯運転時に給湯と共に前記貯湯タンク外に送出するエア抜き動作を制御する制御装置とを備えた貯湯式給湯装置において、前記制御装置には、前記給水温度と、前記加熱温度または前記目標温度とに基づいて、前記エア抜き動作の要否を判定する判定手段を設け、前記制御装置は、前記判定手段が前記エア抜き動作は必要と判定した場合、前記給湯時に前記エア抜き動作を実行し、前記判定手段が前記エア抜き動作は不要と判定した場合、前記エア抜き動作を実行しないようにした。
【0009】
また、前記制御装置は、浴槽に前記貯湯タンク内の湯を供給する湯張り運転を制御し、前記判定手段が前記エア抜き動作は必要と判定した場合、前記エア抜き動作は、前記湯張り運転を行うときに実行するようにした。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、判定手段が貯湯タンクの上部に空気が溜まっていると判定した場合、中温水混合弁の開度を貯湯タンク上部の高温水を多く使用する側にして給湯を行ってエア抜き動作を行い、判定手段が貯湯タンクの上部に空気が溜まっていないと判定した場合、中温水混合弁の開度を貯湯タンク中部の中温水を多く使用する側にすることで、中温水の量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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