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公開番号
2025014556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117217
出願日
2023-07-19
発明の名称
ソーラークッカー
出願人
個人
代理人
個人
主分類
F24S
23/71 20180101AFI20250123BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】 持ち運びが容易で使用する際の組み立ての手間も掛からず、反射面での集光効率が良いソーラークッカーの提供を目的としている。
【解決手段】 反射板2と、反射板2の周囲を保持するフレーム3と、を備え、前記反射板2は、前記フレーム3に周囲が保持された弾性シート4と、弾性シート4の一面に形成された反射面5とを備え、前記反射面5が、複数のガラスミラー片6の集合体によって形成され、隣接するガラスミラー片6同士の間に隙間7が設けてあるソーラークッカー1。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
反射板と、
反射板の周囲を保持するフレームと、を備え、
前記反射板は、前記フレームに周囲が保持された弾性シートと、弾性シートの一面に形成された反射面とを備え、
前記反射面が、複数の反射片の集合体によって形成され、隣接する反射片同士の間に隙間が設けてあるソーラークッカー。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記複数の反射片は、それぞれがガラスミラー片からなり、各ガラスミラー片の裏面が弾性シートの一面に接着されている請求項1に記載のソーラークッカー。
【請求項3】
前記ガラスミラー片は、矩形状の薄い小片からなり、縦横方向に複数配列されたガラスミラー片の集合体によって反射面を形成する請求項2に記載のソーラークッカー。
【請求項4】
前記隙間は、各反射片の周囲に沿ってスリット状に形成される請求項1に記載のソーラークッカー。
【請求項5】
前記反射板および前記フレームの後傾姿勢を保持することで、前記反射面が自重により湾曲する請求項1に記載のソーラークッカー。
【請求項6】
前記反射板および前記フレームの後傾姿勢を保持する支柱を備えている請求項1に記載のソーラークッカー。
【請求項7】
前記フレームは、中央に前記反射面を露出させる開口部を有し、周囲に前記弾性シートを挟み込む挟持部を有する一対の板状部材と、この板状部材の周囲に沿って配置される枠部材とを備える請求項1に記載のソーラークッカー。
【請求項8】
前記板状部材の開口部は円形である請求項7に記載のソーラークッカー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光の熱エネルギを利用して調理することのできるソーラークッカーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、放物面状の反射面で集光した太陽光を熱エネルギに変換して、前記反射面の前方に設けた調理台で調理するソーラークッカーが知られている(例えば、特許文献1,2)。特許文献1に記載されたソーラークッカーは、前記反射面を形成するために、断面が湾曲した複数の棒状体を回転自在に設けた骨格部と、前記棒状体に着脱自在に取り付ける複数の扇形の反射シートと、調理台と、支持台と、をそれぞれ着脱自在に設けたものである。また、特許文献2に記載された集光調理器具は、中心部が凹状に湾曲した円形状の反射板と、反射板の凸状に膨らんだ反射裏面から延設された脚部とを具備し、反射板には光吸収物質をコーティングした反射面が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3143682号公報
特開2005-114190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたソーラークッカーにあっては、使用する際には円盤状の基部から放射状に延びる断面が湾曲した複数の棒状体の一つ一つに、扇形の反射シートを取り付けて円形状の反射面を形成する必要があるため、組み立てるのに手間がかかり煩雑な作業となっていた。また、特許文献2に記載された集光調理器具にあっては、中心部が凹状に湾曲した円形状の反射板を使用するため反射板が嵩張り、また全体の重量も増すことから持ち運びが容易でない。
【0005】
そこで、本発明は、持ち運びが容易で使用する際の組み立ての手間も掛からず、反射面での集光効率も良いソーラークッカーを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のソーラークッカーは、反射板と、反射板の周囲を保持するフレームと、を備え、前記反射板は、前記フレームに周囲が保持された弾性シートと、弾性シートの一面に形成された反射面とを備え、前記反射面が、複数の反射片の集合体によって形成され、隣接する反射片同士の間に隙間が設けてある。
【0007】
また、本発明のソーラークッカーは、前記複数の反射片がガラスミラー片からなり、各ガラスミラー片の裏面が弾性シートの一面に接着されている。
【0008】
また、本発明のソーラークッカーは、前記反射板および前記フレームの後傾姿勢を保持することで、前記反射面が自重により湾曲する。
【発明の効果】
【0009】
本発明のソーラークッカーによれば、弾性シートの一面に配置された複数の反射片の集合体によって柔軟性のある反射面を形成したので、ソーラークッカーを持ち運ぶ際には反射面を平面状に保つことで、持ち運びが容易となる。また、使用する際には、反射板およびフレームを後側に傾けるだけで、反射面が湾曲状に形成されるので、組み立てが容易となる。さらに、反射面を形成する複数の反射片同士の間に隙間を設けたので、柔軟性のある反射面の形状変化にも対応できる。
【0010】
また、本発明のソーラークッカーによれば、反射面が複数のガラスミラー片によって形成されているので、経年変化による反射面のゆがみも少なく優れた反射効果が得られる。また、ガラスによる重みを利用して、使用時には弾性シートにほどよい撓みを生じさせる。
(【0011】以降は省略されています)
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