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公開番号2025056514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023166038
出願日2023-09-27
発明の名称給湯暖房機
出願人株式会社パロマ
代理人個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20250401BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】暖房回路における熱交換器の下流側の位置から分岐する分岐路を制御弁によって開閉し得る給湯暖房機において、制御弁の開閉の異常を判定する。
【解決手段】風呂加熱用配管51は、熱媒循環路48における第2熱交換器32の下流側の位置から分岐する分岐路である。風呂加熱用配管51は、熱媒循環路48を流れた熱媒を液液熱交換器である風呂熱交換器50側に導く。風呂加熱用配管51を開閉する制御弁58においてスイッチが設けられ、スイッチは、制御弁58が開状態となった場合に第1状態となり、制御弁58が閉状態となった場合に第2状態となる。制御装置70は、制御弁58を制御し、暖房回路3が所定の非作動状態のときに制御弁58を開状態と閉状態とにする確認動作を行う。制御装置70は、上記確認動作の際に上記スイッチが第1状態と第2状態とに切り替わったか否かを判定する判定制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガスを燃焼させる第1バーナと、前記第1バーナで生じた排気によって加熱される第1熱交換器と、を備え、外部から供給される水を前記第1熱交換器によって加熱して湯を供給する給湯回路と、
ガスを燃焼させる第2バーナと、前記第2バーナで生じた排気によって加熱される第2熱交換器と、前記第2熱交換器を通すように熱媒を循環させる経路である熱媒循環路と、を備え、前記第2熱交換器によって前記熱媒を加熱し、前記熱媒循環路を介して前記熱媒を暖房端末へと供給する暖房回路と、
外部浴槽から導出された湯水を循環させて前記外部浴槽に導入する風呂循環路を有する風呂回路と、
前記風呂循環路を流れる湯水と熱交換を行う液液熱交換器と、
前記熱媒循環路における前記第2熱交換器の下流側の位置から分岐し、前記熱媒循環路を流れた前記熱媒を前記液液熱交換器側に導く分岐路と、
前記分岐路を開閉する制御弁と、
前記制御弁が開状態となった場合に第1状態となり、前記制御弁が閉状態となった場合に第2状態となるスイッチと、
前記制御弁を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記暖房回路が所定の非作動状態のときに前記制御弁を前記開状態と前記閉状態とにする確認動作を1回以上行い、前記確認動作の際に前記スイッチが前記第1状態と前記第2状態とに切り替わったか否かを判定する判定制御を行う
給湯暖房機。
続きを表示(約 89 文字)【請求項2】
前記所定の非作動状態は、前記暖房回路を動作させる条件が成立した後、前記暖房回路の動作が開始する前の状態である
請求項1に記載の給湯暖房機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯暖房機に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複合熱源機の一例が開示されている。この複合熱源機は、暖房回路と追い焚き回路とを併有する。暖房回路は、高温暖房端末に対する高温水の循環供給及び低温暖房端末に対する低温水の循環供給を同時に行い得るように構成される。追い焚き回路は、浴槽水の強制循環により追い焚き加熱するように構成される。暖房回路は、上記高温暖房端末をバイパスするよう高温水供給の途中で分流される高温バイパス路を備え、この高温バイパス路と上記追い焚き回路との途中に液-液熱交換器が設けられる。上記複合熱源機は、上記高温水を熱源として浴槽水と液-液熱交換させることにより浴槽水の追い焚き加熱を行うように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-46858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の複合熱源機は、第1高温バイパス路において開閉切換弁(追い焚き制御弁)としての熱動弁が設けられ、この熱動弁の開閉切換により上記液-液熱交換器に対する高温水の供給・遮断が切り替わるようになっている。しかし、この種の装置では、例えば、開閉切換弁(追い焚き制御弁)が故障して開状態に切り替えることができなくなると上記液-液熱交換器に対して高温水を流入させることができなくなってしまい、追い焚き回路(風呂回路)での追い焚きが行えなくなる。
【0005】
本開示の目的の一つは、給湯回路と暖房回路と風呂回路とを備え、暖房回路における熱交換器の下流側の位置から分岐する分岐路を制御弁によって開閉し得る給湯暖房機において、制御弁の開閉の異常を判定し得る技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つである給湯暖房機は、
ガスを燃焼させる第1バーナと、前記第1バーナで生じた排気によって加熱される第1熱交換器と、を備え、外部から供給される水を前記第1熱交換器によって加熱して湯を供給する給湯回路と、
ガスを燃焼させる第2バーナと、前記第2バーナで生じた排気によって加熱される第2熱交換器と、前記第2熱交換器を通すように熱媒を循環させる経路である熱媒循環路と、を備え、前記第2熱交換器によって前記熱媒を加熱し、前記熱媒循環路を介して前記熱媒を暖房端末へと供給する暖房回路と、
外部浴槽から導出された湯水を循環させて前記外部浴槽に導入する風呂循環路を有する風呂回路と、
前記風呂循環路を流れる湯水と熱交換を行う液液熱交換器と、
前記熱媒循環路における前記第2熱交換器の下流側の位置から分岐し、前記熱媒循環路を流れた前記熱媒を前記液液熱交換器側に導く分岐路と、
前記分岐路を開閉する制御弁と、
前記制御弁が開状態となった場合に第1状態となり、前記制御弁が閉状態となった場合に第2状態となるスイッチと、
前記制御弁を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記暖房回路が所定の非作動状態のときに前記制御弁を前記開状態と前記閉状態とにする確認動作を1回以上行い、前記確認動作の際に前記スイッチが前記第1状態と前記第2状態とに切り替わったか否かを判定する判定制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る技術によれば、給湯回路と暖房回路と風呂回路とを備え、暖房回路における熱交換器の下流側の位置から分岐する分岐路を制御弁によって開閉し得る給湯暖房機において、制御弁の開閉の異常を判定し得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る給湯暖房機の構成を概略的に例示する概略回路図である。
図2は、第1実施形態に係る給湯暖房機における暖房回路の加熱制御の流れを例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の〔1〕~〔2〕の各々は、本開示に含まれる特徴的技術の一例である。
【0010】
〔1〕ガスを燃焼させる第1バーナと、前記第1バーナで生じた排気によって加熱される第1熱交換器と、を備え、外部から供給される水を前記第1熱交換器によって加熱して湯を供給する給湯回路と、
ガスを燃焼させる第2バーナと、前記第2バーナで生じた排気によって加熱される第2熱交換器と、前記第2熱交換器を通すように熱媒を循環させる経路である熱媒循環路と、を備え、前記第2熱交換器によって前記熱媒を加熱し、前記熱媒循環路を介して前記熱媒を暖房端末へと供給する暖房回路と、
外部浴槽から導出された湯水を循環させて前記外部浴槽に導入する風呂循環路を有する風呂回路と、
前記風呂循環路を流れる湯水と熱交換を行う液液熱交換器と、
前記熱媒循環路における前記第2熱交換器の下流側の位置から分岐し、前記熱媒循環路を流れた前記熱媒を前記液液熱交換器側に導く分岐路と、
前記分岐路を開閉する制御弁と、
前記制御弁が開状態となった場合に第1状態となり、前記制御弁が閉状態となった場合に第2状態となるスイッチと、
前記制御弁を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記暖房回路が所定の非作動状態のときに前記制御弁を前記開状態と前記閉状態とにする確認動作を1回以上行い、前記確認動作の際に前記スイッチが前記第1状態と前記第2状態とに切り替わったか否かを判定する判定制御を行う
給湯暖房機。
(【0011】以降は省略されています)

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