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公開番号
2025106054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-11
出願番号
2023223848
出願日
2023-12-31
発明の名称
給湯暖房機
出願人
株式会社パロマ
代理人
個人
主分類
F24H
9/20 20220101AFI20250704BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】複数の隣接配置された端子に接続された複数の経路間の短絡による意図しない切替弁の開弁動作を抑制する。
【解決手段】給湯暖房機1のマイコン70Aは、複数の切替弁39Gのうち、第1の切替弁V1に対して第1の経路を介して接続された第1の端子P1と、第1の端子P1に隣接配置され、複数の切替弁39Gのうち、第2の切替弁V2に対して第2の経路を介して接続された第2の端子P2とを備え、マイコン70Aは、第1の端子P1を介してハイレベルの出力信号を出力した場合に、第2の端子P2を介した入力信号の入力を可能とし、入力信号に基づき、第1の経路と第2の経路との間の短絡の有無を検出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の放熱端末に熱媒を供給可能に構成されるとともに各々の前記放熱端末の端末流路に対応して設けられる各々の切替弁を制御するように構成され、前記切替弁の状態を当該切替弁に対応する前記端末流路への前記熱媒の供給を許可する第1状態と遮断する第2状態とに切り替える給湯暖房機であって、
外部から供給される水を加熱して湯を供給する給湯回路と、
前記端末流路とともに前記熱媒を循環させる経路となる熱媒循環路と、ガスを燃焼させるガスバーナと、前記ガスバーナでの燃焼によって生じた燃焼排気によって前記熱媒循環路を流れる前記熱媒を加熱する熱交換器と、を有し、前記熱交換器によって加熱された前記熱媒を前記熱媒循環路を介して前記端末流路へと供給する暖房回路と、
複数の端子の各々に対してハイレベル及びロウレベルの信号を出力することにより複数の前記切替弁の開弁動作及び閉弁動作を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の端子のうちの第1の端子は、複数の前記切替弁のうちの第1の切替弁に対して第1の経路を介して開弁動作を指示する信号と閉弁動作を指示する信号とを出力する端子であり、
前記複数の端子のうちの第2の端子は、前記第1の端子の隣の端子であり、且つ複数の前記切替弁のうちの第2の切替弁に対して第2の経路を介して開弁動作を指示する信号と閉弁動作を指示する信号とを出力する端子であり、
前記制御部は、前記第1の端子に対してハイレベルの信号を出力した出力状態で前記第2の端子に入力される入力信号を監視し、前記出力状態での前記入力信号に基づいて前記第1の経路と前記第2の経路との間の短絡を検出する
給湯暖房機。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記出力状態で前記入力信号の監視を所定時間行った後、前記第2の端子に対して開弁動作を指示する信号又は閉弁動作を指示する信号を出力する状態に切り替える
請求項1に記載の給湯暖房機。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の切替弁の開閉状態を変化させた際に前記短絡の検出を行う
請求項1又は請求項2に記載の給湯暖房機。
【請求項4】
前記短絡を検出した場合に前記短絡を示すエラー情報を報知する報知部を有する
請求項1又は請求項2に記載の給湯暖房機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯暖房機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、温水供給装置が記載されている。この温水供給装置は、コントローラと接続端子ユニットを有する熱源機を備える。接続端子ユニットは複数の接続端子を有する。複数の接続端子は、一列に並んで隣接配置されており、各接続端子は、浴室暖房機や異なる複数の床暖房機の通信ケーブルにそれぞれに接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-93015公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接続端子ユニットの複数の接続端子が隣接配置された構成では、隣り合う接続端子に接続された通信ケーブル間や接続端子間が何らかの要因により短絡すると、床暖房機をオンする信号が出力された際に、短絡した経路及び隣接する通信ケーブル等を介して、他の床暖房機等にオンする信号が出力されてしまい、意図しない床暖房機等を動作させる虞がある。特に、床暖房機等への熱媒としての湯水の供給を熱動弁の開閉により行うものである場合には、一般に熱動弁は、自身の開閉を検出する機能がないため、誤って開弁されて意図しない暖房機等への熱媒としての湯水が供給されてしまった場合であっても、すぐに気づくことができず、開弁状態が継続してしまうという問題がある。
【0005】
本開示の目的の一つは、複数の隣接配置された端子に接続された複数の経路間の短絡による意図しない切替弁の開弁動作を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つである給湯暖房機は、
複数の放熱端末に熱媒を供給可能に構成されるとともに各々の前記放熱端末の端末流路に対応して設けられる各々の切替弁を制御するように構成され、前記切替弁の状態を当該切替弁に対応する前記端末流路への前記熱媒の供給を許可する第1状態と遮断する第2状態とに切り替える給湯暖房機であって、
外部から供給される水を加熱して湯を供給する給湯回路と、
前記端末流路とともに前記熱媒を循環させる経路となる熱媒循環路と、ガスを燃焼させるガスバーナと、前記ガスバーナでの燃焼によって生じた燃焼排気によって前記熱媒循環路を流れる前記熱媒を加熱する熱交換器と、を有し、前記熱交換器によって加熱された前記熱媒を前記熱媒循環路を介して前記端末流路へと供給する暖房回路と、
複数の端子の各々に対してハイレベル及びロウレベルの信号を出力することにより複数の前記切替弁の開弁動作及び閉弁動作を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の端子のうちの第1の端子は、複数の前記切替弁のうちの第1の切替弁に対して第1の経路を介して開弁動作を指示する信号と閉弁動作を指示する信号とを出力する端子であり、
前記複数の端子のうちの第2の端子は、前記第1の端子の隣の端子であり、且つ複数の前記切替弁のうちの第2の切替弁に対して第2の経路を介して開弁動作を指示する信号と閉弁動作を指示する信号とを出力する端子であり、
前記制御部は、前記第1の端子に対してハイレベルの信号を出力した出力状態で前記第2の端子に入力される入力信号を監視し、前記出力状態での前記入力信号に基づいて前記第1の経路と前記第2の経路との間の短絡を検出する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る技術によれば、複数の隣接配置された端子に接続された複数の経路間の短絡による意図しない切替弁の開弁動作を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る給湯暖房機の構成を概略的に例示する概略回路図である。
図2は、マイコンの複数の端子と複数の切替弁との間が複数の配線で接続された状態を示す図である。
図3は、マイコンの一つの端子に対応する内部の回路を示す図である。
図4は、マイコンの端子から入出力される信号の種類を示す図である。
図5は、マイコンの端子から入出力される信号の種類を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の〔1〕~〔5〕の各々は、本開示に含まれる給湯暖房機の一例である。
【0010】
〔1〕 複数の放熱端末に熱媒を供給可能に構成されるとともに各々の前記放熱端末の端末流路に対応して設けられる各々の切替弁を制御するように構成され、前記切替弁の状態を当該切替弁に対応する前記端末流路への前記熱媒の供給を許可する第1状態と遮断する第2状態とに切り替える給湯暖房機であって、
外部から供給される水を加熱して湯を供給する給湯回路と、
前記端末流路とともに前記熱媒を循環させる経路となる熱媒循環路と、ガスを燃焼させるガスバーナと、前記ガスバーナでの燃焼によって生じた燃焼排気によって前記熱媒循環路を流れる前記熱媒を加熱する熱交換器と、を有し、前記熱交換器によって加熱された前記熱媒を前記熱媒循環路を介して前記端末流路へと供給する暖房回路と、
複数の端子の各々に対してハイレベル及びロウレベルの信号を出力することにより複数の前記切替弁の開弁動作及び閉弁動作を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の端子のうちの第1の端子は、複数の前記切替弁のうちの第1の切替弁に対して第1の経路を介して開弁動作を指示する信号と閉弁動作を指示する信号とを出力する端子であり、
前記複数の端子のうちの第2の端子は、前記第1の端子の隣の端子であり、且つ複数の前記切替弁のうちの第2の切替弁に対して第2の経路を介して開弁動作を指示する信号と閉弁動作を指示する信号とを出力する端子であり、
前記制御部は、前記第1の端子に対してハイレベルの信号を出力した出力状態で前記第2の端子に入力される入力信号を監視し、前記出力状態での前記入力信号に基づいて前記第1の経路と前記第2の経路との間の短絡を検出する
給湯暖房機。
(【0011】以降は省略されています)
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