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公開番号2025097393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213559
出願日2023-12-19
発明の名称給湯器
出願人株式会社パロマ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F23N 5/24 20060101AFI20250624BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】いずれかの燃焼部が燃焼しているときに冷状態の他の燃焼部を特定の火力以上で燃焼させる場合の共鳴音をより確実に抑制すること。
【解決手段】給湯暖房機1であって、給湯燃焼部4Aと、暖房燃焼部5Aと、制御基板79と、を備え、燃焼部の燃焼が停止している状態を冷状態と定義した場合に、制御基板79は、暖房燃焼部5Aが燃焼しているときに冷状態の給湯燃焼部4Aを4段以上で燃焼させる場合は、暖房燃焼部5Aの燃焼を一時的に停止させる、給湯暖房機1。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
給湯器であって、
ガスバーナを有する2つ以上の燃焼部と、
コントローラと、
を備え、
前記燃焼部の燃焼が停止している状態を冷状態と定義した場合に、
前記コントローラは、いずれかの前記燃焼部が燃焼しているときに前記冷状態の他の前記燃焼部を特定の火力以上で燃焼させる場合は、前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を一時的に停止させる、給湯器。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給湯器であって、
前記冷状態は、前記燃焼部が前記特定の火力未満で燃焼している状態を含む、給湯器。
【請求項3】
請求項2に記載の給湯器であって、
前記コントローラは、いずれかの前記燃焼部が燃焼しているときに、前記特定の火力以上で燃焼している他の前記燃焼部が、前記特定の火力未満で燃焼する前記冷状態に変化した場合に、前記冷状態に変化したときから第1の規定時間以内に前記他の前記燃焼部を再び前記特定の火力以上で燃焼させる場合は、前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を一時的に停止させない、給湯器。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯器であって、
前記コントローラは、前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を一時的に停止させた場合は、前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を停止させたとき又は前記他の前記燃焼部を前記特定の火力以上で燃焼させたときから第2の規定時間が経過すると前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を再開する、給湯器。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯器であって、
前記いずれかの前記燃焼部は暖房用あるいは風呂の追い焚き用である、給湯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、給湯器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複数の燃焼部を備える給湯器は、複数の燃焼部を同時に燃焼させるときに燃焼振動が生じ、その燃焼振動に起因して共鳴音が発生する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の複合熱源機は、給湯用の第1バーナと、暖房用又は風呂追い焚き用の第2バーナとを備えている。当該復号熱源機は、第1バーナの最大燃焼能力での燃焼中に第2バーナの燃焼指示が出された場合、第2バーナの燃焼を開始すると共に、燃焼ファンの回転数を、燃焼振動に起因して発生する共鳴音を防止するための回転数に調節する。
更に、同文献には、第1バーナと第2バーナとの同時燃焼時に、第1バーナを最大燃焼能力以外の燃焼能力で燃焼させる状態から最大燃焼能力で燃焼させる状態に切換える指示が出された場合、第1バーナの燃焼能力を最大燃焼能力に切換えると共に、燃焼ファンの回転数を、燃焼振動に起因して発生する共鳴音を防止するための回転数に調節することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許7285191号公報(段落0012-0013)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、共鳴音を防止する上で改善の余地があった。
本発明の一態様は、いずれかの燃焼部が燃焼しているときに冷状態の他の燃焼部を特定の火力以上で燃焼させる場合の共鳴音をより確実に抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の給湯器は、ガスバーナを有する2つ以上の燃焼部と、コントローラと、を備え、前記燃焼部の燃焼が停止している状態を冷状態と定義した場合に、前記コントローラは、いずれかの前記燃焼部が燃焼しているときに前記冷状態の他の前記燃焼部を特定の火力以上で燃焼させる場合は、前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を一時的に停止させる。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によると、いずれかの燃焼部が燃焼しているときに冷状態の他の燃焼部を特定の火力以上で燃焼させる場合の共鳴音をより確実に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る給湯暖房機の正面図である。
図2は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の正面図である。
図3は、給湯暖房機の概略回路図である。
図4は、暖房燃焼部が燃焼しているときに1~3段で燃焼している給湯燃焼部を4段以上で燃焼させる制御のタイミングチャートである。
図5は、暖房燃焼部が燃焼しているときに1~3段で燃焼している給湯燃焼部を4段以上で燃焼させる制御の別の例を示すタイミングチャートである。
図6は、暖房燃焼部が燃焼しているときに燃焼が停止している給湯燃焼部を4段以上で燃焼させる制御のタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列挙して説明する。
【0010】
(1)実施形態に係る給湯器は、ガスバーナを有する2つ以上の燃焼部と、コントローラと、を備え、前記燃焼部の燃焼が停止している状態を冷状態と定義した場合に、前記コントローラは、いずれかの前記燃焼部が燃焼しているときに前記冷状態の他の前記燃焼部を特定の火力以上で燃焼させる場合は、前記いずれかの前記燃焼部の燃焼を一時的に停止させる。
(【0011】以降は省略されています)

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