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公開番号
2025097507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213730
出願日
2023-12-19
発明の名称
給湯器
出願人
株式会社パロマ
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
F23N
5/24 20060101AFI20250624BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】第2の燃焼部の燃焼中に第1の燃焼部に点火するときの燃焼振動を抑制すること。
【解決手段】給湯暖房機1であって、給湯バーナ6Aを有する給湯燃焼部4Aと、暖房バーナ6Bを有する暖房燃焼部5Aと、これらのガスバーナ6にガスを供給するガス管17であって、各ガスバーナ6に供給されるガスが共通に流れる共通管17Aと、共通管17Aの下流端から分岐してガスバーナ6に接続されている複数のガス分岐管18と、を有するガス管17と、共通管17Aに設けられているガス比例弁21と、ガス分岐管18毎に設けられているガス電磁弁19と、制御基板79と、を備え、制御基板79は、暖房燃焼部5Aが燃焼しているときに給湯燃焼部4Aに点火する場合は、給湯燃焼部4Aの点火前に行われるプリパージ中に暖房燃焼部5Aのガス電磁弁19を閉弁し、プリパージが終了した後、暖房燃焼部5Aのガス電磁弁19が閉弁している状態で、給湯燃焼部4Aのガス電磁弁19を開弁して給湯燃焼部4Aに点火する、給湯暖房機1。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
給湯器であって、
ガスバーナを有する第1の燃焼部と、
ガスバーナを有する第2の燃焼部と、
前記ガスバーナにガスを供給するガス管であって、各前記ガスバーナに供給されるガスが共通に流れる共通管と、前記共通管の下流端から分岐して前記ガスバーナに接続されている複数のガス分岐管と、を有するガス管と、
前記共通管に設けられているガス量調整弁と、
前記ガス分岐管毎に設けられているガス切替弁と、
コントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記第2の燃焼部が燃焼しているときに前記第1の燃焼部に点火する場合は、
前記第1の燃焼部の点火前に行われるプリパージ中に前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を閉弁し、
前記プリパージが終了した後、前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁が閉弁している状態で、前記第1の燃焼部の前記ガス切替弁を開弁して前記第1の燃焼部に点火する、給湯器。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の給湯器であって、
前記コントローラは、前記第1の燃焼部に点火した後に、前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を開弁して前記第2の燃焼部に再点火する、給湯器。
【請求項3】
請求項2に記載の給湯器であって、
前記コントローラは、前記第1の燃焼部に点火したときから規定時間が経過すると、あるいは前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を閉弁したときから規定時間が経過すると、前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を開弁して前記第2の燃焼部に再点火する、給湯器。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の給湯器であって、
前記第2の燃焼部だけを燃焼させる制御を前記第2の燃焼部の通常制御と定義したとき、
前記コントローラは、
前記通常制御では、前記第2の燃焼部の熱媒の温度が所定の点火開始温度未満の場合に前記第2の燃焼部に点火し、
前記第1の燃焼部に点火するために前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を閉弁した場合は、前記所定の点火開始温度を前記通常制御より高くする、給湯器。
【請求項5】
請求項2又は請求項3に記載の給湯器であって、
前記第2の燃焼部は暖房用あるいは風呂の追い焚き用の燃焼部である、給湯器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、給湯器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ガスバーナを有する第1の燃焼部と、ガスバーナを有する第2の燃焼部と、ガスバーナにガスを供給するガス管であって、各ガスバーナに供給されるガスが共通に流れる共通管と、共通管の下流端から分岐してガスバーナに接続されている複数のガス分岐管と、を有するガス管と、共通管に設けられているガス量調整弁と、ガス分岐管毎に設けられているガス切替弁と、を備える給湯器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
具体的には、特許文献1に記載の追焚機能付き給湯器は、給湯燃焼部と、追焚燃焼部と、燃料供給部とを備えている。燃料供給部は3方に分岐しており、給湯燃焼部の2つのバーナ(第1給湯バーナ及び第2給湯バーナ)と、追焚燃焼部の追焚バーナと、に燃料のガスを供給する。燃料供給部において3方に分岐する前の区間にはガス量を調節する比例弁が設けられている。そして、第1給湯バーナへの燃料の供給の断続を行う第1給湯開閉弁、第2給湯バーナへの燃料の供給の断続を行う第2給湯開閉弁、及び、追焚バーナへの燃料の供給の断続を行う追焚開閉弁が設けられている。
同文献に記載の追焚機能付き給湯器は、追焚運転中に給湯指示が与えられると、第1給湯開閉弁、必要であれば第2給湯開閉弁を開き、追焚バーナに供給されるガス量をある所定量として、第1、第2給湯バーナが着火し易いガス量とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平8-12021(段落0016-0018、0029、図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の追焚機能付き給湯器は、例えば追焚運転中に第1、第2給湯バーナが着火する際、燃焼振動が発生する虞がある。燃焼振動は第1、第2給湯バーナが冷えているときに発生し易く、着火直後にガス量の変動が生じても発生し易い傾向がある。
本発明の一態様は、第2の燃焼部の燃焼中に第1の燃焼部に点火するときの燃焼振動を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の給湯器は、ガスバーナを有する第1の燃焼部と、ガスバーナを有する第2の燃焼部と、前記ガスバーナにガスを供給するガス管であって、各前記ガスバーナに供給されるガスが共通に流れる共通管と、前記共通管の下流端から分岐して前記ガスバーナに接続されている複数のガス分岐管と、を有するガス管と、前記共通管に設けられているガス量調整弁と、前記ガス分岐管毎に設けられているガス切替弁と、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記第2の燃焼部が燃焼しているときに前記第1の燃焼部に点火する場合は、前記第1の燃焼部の点火前に行われるプリパージ中に前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を閉弁し、前記プリパージが終了した後、前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁が閉弁している状態で、前記第1の燃焼部の前記ガス切替弁を開弁して前記第1の燃焼部に点火する。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によると、第2の燃焼部の燃焼中に第1の燃焼部に点火するときの燃焼振動を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る給湯暖房機の正面図である。
図2は、フロントカバーを除いた給湯暖房機の正面図である。
図3は、給湯暖房機の概略回路図である。
図4は、暖房燃焼部が燃焼しているときに給湯燃焼部に点火するシーケンスチャートである。
図5は、比較例に係る暖房燃焼部が燃焼しているときに給湯燃焼部に点火するシーケンスチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列挙して説明する。
【0010】
(1)実施形態に係る給湯器は、ガスバーナを有する第1の燃焼部と、ガスバーナを有する第2の燃焼部と、前記ガスバーナにガスを供給するガス管であって、各前記ガスバーナに供給されるガスが共通に流れる共通管と、前記共通管の下流端から分岐して前記ガスバーナに接続されている複数のガス分岐管と、を有するガス管と、前記共通管に設けられているガス量調整弁と、前記ガス分岐管毎に設けられているガス切替弁と、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記第2の燃焼部が燃焼しているときに前記第1の燃焼部に点火する場合は、前記第1の燃焼部の点火前に行われるプリパージ中に前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁を閉弁し、前記プリパージが終了した後、前記第2の燃焼部の前記ガス切替弁が閉弁している状態で、前記第1の燃焼部の前記ガス切替弁を開弁して前記第1の燃焼部に点火する。
(【0011】以降は省略されています)
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