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公開番号
2025078984
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191355
出願日
2023-11-09
発明の名称
燃焼装置
出願人
株式会社新越ワークス
代理人
弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類
F23D
14/28 20060101AFI20250514BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】後側ノズル混合管の内部に一度流入した液体燃料が後側ノズル混合管の外部の隙間に流出し難い燃焼装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る燃焼装置1は、ガスGを収容したカセットガスボンベPを取り付けるボンベ取付具20と、ボンベ取付具20を取り付ける栓本体18と、を備え、栓本体18は、ガスGが流動する通路18Fを有し、栓本体18の内部には、ガスGが流動する筒状の後側ノズル混合管14が配設され、後側ノズル混合管14の側面部には貫通孔が1つ形成され、貫通孔が通路18Fを流動したガスGが後側ノズル混合管14の内部に流入する流入孔14Dである。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料を収容した燃料容器を取り付ける容器取付部と、
前記容器取付部を取り付ける栓本体と、を備え、
前記栓本体は、前記燃料が流動する通路を有し、
前記栓本体の内部には、前記燃料が流動する筒状の流路管が配設され、
前記流路管の側面部には貫通孔が1つ形成され、
前記貫通孔が前記通路を流動した前記燃料が前記流路管の内部に流入する流入孔であることを特徴とする燃焼装置。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記流入孔が前記通路に対向して開口していることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
【請求項3】
前記燃料容器を前記容器取付部の上側に取り付けた場合に、前記流入孔が上側に向いて開口していることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カセットガスボンベを着脱可能な燃焼装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ガスを充填したボンベを装着可能な燃焼装置として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載されたガス局所燃焼装置は、ボンベ(8)をボンベケース(9)に差し込み、ボトムカバー(10)を捻じ込むと、ガスがガス流動部(12)に流入する。その後、ガスはノズル(7)のノズル孔から噴出し、外気と混合した混合ガスとなりヒーターマントル4へ流動する。そして、混合ガスはヒーターマントル4内で燃焼され、この燃焼による熱をリフレクター(5)により反射させている。
【0003】
本願出願人は、カセットガスボンベを着脱可能に取り付け、カセットガスボンベ内の燃料(液体燃料と気体燃料であるガスG)を燃焼させる燃焼装置として、図11~図15に示す燃焼装置100を製造・販売していた。この燃焼装置100は、燃料を収容したカセットガスボンベPを取り付けるボンベ取付具120と、ボンベ取付具120を取り付ける栓本体118と、を備えている。栓本体118は、燃料が流動する通路118Fを有し、栓本体118の内部には、燃料が流動する筒状の後側ノズル混合管114が配設されている。後側ノズル混合管114の側面部には貫通孔が2つ形成されている。この貫通孔の1つは、通路118Fを流動した燃料が後側ノズル混合管114の内部に流入するための流入孔114Dである。もう1つの貫通孔は、流入孔114Dから後側ノズル混合管114の内部に流入せずに、後側ノズル混合管114の周囲に流動し、後側ノズル混合管114と栓本体118の隙間S1に流動した燃料を後側ノズル混合管114の内部に流入させるための戻し孔114Eである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実全昭61-203202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、燃焼装置100を使用状態の体勢とすると、戻し孔114Eが後側ノズル混合管114の下側に向けて開口しているため、流入孔114Dから後側ノズル混合管114の内部に流入した燃料のうち、液体燃料が戻し孔114Eから後側ノズル混合管114の外部へ流出してしまい、隙間S1に滞留してしまうことがあった。その結果、燃焼効率が低下するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するものであり、後側ノズル混合管の内部に一度流入した液体燃料が後側ノズル混合管の外部の隙間に流出し難い燃焼装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る燃焼装置は、燃料を収容した燃料容器を取り付ける容器取付部と、前記容器取付部を取り付ける栓本体と、を備え、前記栓本体は、前記燃料が流動する通路を有し、前記栓本体の内部には、前記燃料が流動する筒状の流路管が配設され、前記流路管の側面部には貫通孔が1つ形成され、前記貫通孔が前記通路を流動した前記燃料が前記流路管の内部に流入する流入孔であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る燃焼装置によれば、後側ノズル混合管の外部の隙間に液体燃料が滞留し難く、燃焼効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態の燃焼装置の外観斜視図である。
同実施形態の燃焼装置の分解図である。
同実施形態の燃焼装置の縦断面図である。
同実施形態の前側バーナーヘッドの側面図である。
同実施形態の後側バーナーヘッドの側面図である。
同実施形態の内側バーナーヘッドの側面図である。
同実施形態のバーナー混合管の斜視図である。
同実施形態のバーナー混合管の縦断面図である。
同実施形態のガスの流れを示す管ユニットの縦断面図である。
同実施形態のガスの流れを示すバーナーヘッドの縦断面図である。
従来の燃焼装置の外観斜視図である。
従来のバーナーヘッドの縦断面図である。
従来のバーナー混合管の斜視図である。
従来のバーナー混合管の縦断面図である。
従来のガスの流れを示す管ユニットの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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