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公開番号2025019719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123478
出願日2023-07-28
発明の名称空調装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 11/49 20180101AFI20250131BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】清掃運転開始時における不快な音発生を阻止可能な空調装置を提供する。
【解決手段】室内側制御部100aは、ブラシ76により貫流ファン21の清掃を行う清掃運転の実施時、切替手段としてのお掃除モータ52を駆動させスライド部58によりブラシ76が貫流ファン21に接触した状態に切り替えた後、内ファンモータ25の駆動を開始する。清掃運転時、貫流ファン21が回転している状態でブラシ76が接触すると、貫流ファン21の右端側にブラシ76が衝突し不快な音が発生する。清掃運転時、ブラシ76が貫流ファン21に接触した後に内ファンモータ25を駆動させ、貫流ファン21の回転が開始されることで、回転している貫流ファン21の右端側にブラシ76が衝突しないため、不快な音発生を阻止することができる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、
当該ケースに回転可能に支持され回転することにより送風を行なう貫流ファンと、
当該貫流ファンを回転駆動させる内ファンモータと、
前記ケース内にあり、前記貫流ファンの清掃を行うことが可能なブラシを有した清掃機構と、
前記ブラシが前記貫流ファンに接触した状態と前記貫流ファンから離れた状態とを切り替え可能な切替手段と、
当該切替手段及び前記内ファンモータの駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ブラシにより前記貫流ファンの清掃を行う清掃運転の実施時、前記切替手段により前記ブラシが前記貫流ファンに接触した状態に切り替えた後、前記内ファンモータの駆動を開始することを特徴とした空調装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記清掃運転の開始時において前記内ファンモータが前記清掃運転時の目標回転数に至るまでの時間が、前記空気吹出口から送風する通常運転の開始時において前記内ファンモータが前記通常運転時の目標回転数に至るまでの時間よりも長くなるよう制御することを特徴とした請求項1記載の空調装置。
【請求項3】
前記ケースには、前記貫流ファンの送風する空気を前記空気吹出口に向かってガイドするガイド面が前記貫流ファンの軸線に沿って形成され、
前記ガイド面に前記清掃機構が設置され、
前記清掃機構は、前記ガイド面に沿って移動可能な移動体と、当該移動体を駆動するための駆動部と、を有し、
前記駆動部は、お掃除モータと、当該お掃除モータに接続され前記移動体に前記お掃除モータの駆動力を伝達する駆動力伝達部と、を含み、
前記駆動力伝達部は、前記貫流ファンの軸線に略平行に延びていることを特徴とした請求項1又は2に記載の空調装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記清掃運転の開始指示が出されたと判断したら前記お掃除モータを駆動させ、前記移動体が、前記貫流ファンの側端に対応する前記ガイド面の所定位置まで到達したら前記お掃除モータを停止させると共に前記内ファンモータを駆動させ、前記内ファンモータの駆動が確認できたら前記お掃除モータを再駆動させることを特徴とした請求項3記載の空調装置。
【請求項5】
前記清掃機構は、前記移動体に着脱可能に設けられ前記ガイド面に付着した塵埃を払拭可能なシートを更に有することを特徴とした請求項4記載の空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、室内の温度を調節するための空調装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
住宅等の室内の温度を調節するのに広く空調装置が用いられている。空調装置に関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1に示されるような、空調装置は、壁に固定されているケースと、このケースに収納され回転することにより室内に送風する貫流ファンと、当該貫流ファンに当接可能に設けられ貫流ファンを清掃するためのブラシ部と、を有する。
【0004】
空調装置によれば、ブラシ部に設置されたブラシを貫流ファンに接触させた状態で貫流ファンを回転させる清掃運転を実施することにより、貫流ファンに付着した塵埃を除去することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-143961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、この従来のものでは、清掃運転の実施時、貫流ファンを回転させた後にブラシが貫流ファンに接触するので、ブラシが貫流ファンに接触したとき、貫流ファンに対して急激な負荷がかかり回転がふらつくことで不快な音が発生することから製品性が低下しており、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、
当該ケースに回転可能に支持され回転することにより送風を行なう貫流ファンと、
当該貫流ファンを回転駆動させる内ファンモータと、
前記ケース内にあり、前記貫流ファンの清掃を行うことが可能なブラシを有した清掃機構と、
前記ブラシが前記貫流ファンに接触した状態と前記貫流ファンから離れた状態とを切り替え可能な切替手段と、
当該切替手段及び前記内ファンモータの駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ブラシにより前記貫流ファンの清掃を行う清掃運転の実施時、前記切替手段により前記ブラシが前記貫流ファンに接触した状態に切り替えた後、前記内ファンモータの駆動を開始することを特徴とした。
【0008】
また、請求項2では、前記制御部は、前記清掃運転の開始時において前記内ファンモータが前記清掃運転時の目標回転数に至るまでの時間が、前記空気吹出口から送風する通常運転の開始時において前記内ファンモータが前記通常運転時の目標回転数に至るまでの時間よりも長くなるよう制御することを特徴とした。
【0009】
また、請求項3では、前記ケースには、前記貫流ファンの送風する空気を前記空気吹出口に向かってガイドするガイド面が前記貫流ファンの軸線に沿って形成され、
前記ガイド面に前記清掃機構が設置され、
前記清掃機構は、前記ガイド面に沿って移動可能な移動体と、当該移動体を駆動するための駆動部と、を有し、
前記駆動部は、お掃除モータと、当該お掃除モータに接続され前記移動体に前記お掃除モータの駆動力を伝達する駆動力伝達部と、を含み、
前記駆動力伝達部は、前記貫流ファンの軸線に略平行に延びていることを特徴とした。
【0010】
また、請求項4では、前記制御部は、前記清掃運転の開始指示が出されたと判断したら前記お掃除モータを駆動させ、前記移動体が、前記貫流ファンの側端に対応する前記ガイド面の所定位置まで到達したら前記お掃除モータを停止させると共に前記内ファンモータを駆動させ、前記内ファンモータの駆動が確認できたら前記お掃除モータを再駆動させることを特徴とした。
(【0011】以降は省略されています)

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