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公開番号2025127877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024864
出願日2024-02-21
発明の名称壁掛式石油給湯装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24H 9/00 20220101AFI20250826BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】騒音の発生を抑制する壁掛式石油給湯装置を提供する。
【解決手段】前面板1aと、背面板1bと、上面板1cと、底面板1dと、左右面板1eで構成される筐体1内に、燃焼室4内に燃焼ガスを供給する圧力噴霧式のバーナ2と、バーナ2の下方に位置し、バーナ2の燃焼により発生した燃焼ガスから顕熱を回収し受熱管を流通する水を加熱する熱交換器と、熱交換器の下方に位置し、バーナ2が発生する燃焼ガスの排出に伴う騒音を低減させるサイレンサ6とを備え、筐体1を壁に取り付ける壁固定金具1fを有し、バーナ2と熱交換器のうち少なくとも1つは背面板1bの内側に固定された壁掛式石油給湯装置であって、サイレンサ6の前面に吸音材27を配置したことで、サイレンサ6の振動を低減し、騒音の発生を抑制する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
前面板と、背面板と、上面板と、底面板と、左右面板で構成される筐体内に、
燃焼室内に燃焼ガスを供給する圧力噴霧式のバーナと、
前記バーナの下方に位置し、前記バーナの燃焼により発生した燃焼ガスから顕熱を回収し受熱管を流通する水を加熱する熱交換器と、
前記熱交換器の下方に位置し、前記バーナが発生する燃焼ガスの排出に伴う騒音を低減させるサイレンサとを備え、
前記筐体を壁に取り付ける壁固定金具を有し、
前記バーナと前記熱交換器のうち少なくとも1つは前記背面板の内側に固定された壁掛式石油給湯装置であって、
前記サイレンサの前面に吸音材を配置したことを特徴とする壁掛式石油給湯装置。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記サイレンサの下方にサイレンサ支え部材を設け、
前記サイレンサ支え部材は、一端を前記サイレンサの前面側に固定し、他端を前記底面板の内側に固定したことを特徴とする請求項1記載の壁掛式石油給湯装置。
【請求項3】
前記吸音材は、遮熱性能を有し、
前記サイレンサ支え部材は前記吸音材を保持するように構成したことを特徴とする請求項2記載の壁掛式石油給湯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、給湯機の筐体を屋内外壁面に設置する壁掛式石油給湯装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来よりこの種の石油給湯装置に於いては、圧力噴霧式のバーナと、燃焼ガスから顕熱を回収して水を加熱する熱交換器と、バーナが発生する燃焼ガスの排出に伴う騒音を低減させるサイレンサとを上から順に配置することで、サイレンサにバーナと熱交換器の重量物の重さがかかるため、振動が低減され、騒音の発生を抑制することができていた据置式の石油給湯装置が知られていた。(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-163237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、本発明のように壁掛式の石油給湯装置では、バーナや熱交換器の少なくとも1つ以上は石油給湯装置の筐体に固定されるので、据置式の石油給湯装置と異なり、サイレンサに重量がかからないため、上方からの重量によるサイレンサの振動を抑制することがができず、騒音の発生が課題となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、前面板と、背面板と、上面板と、底面板と、左右面板で構成される筐体内に、燃焼室内に燃焼ガスを供給する圧力噴霧式のバーナと、前記バーナの下方に位置し、前記バーナの燃焼により発生した燃焼ガスから顕熱を回収し受熱管を流通する水を加熱する熱交換器と、前記熱交換器の下方に位置し、前記バーナが発生する燃焼ガスの排出に伴う騒音を低減させるサイレンサとを備え、前記筐体を壁に取り付ける壁固定金具を有し、前記バーナと前記熱交換器のうち少なくとも1つは前記背面板の内側に固定された壁掛式石油給湯装置であって、前記サイレンサの前面に吸音材を配置した。
【0006】
また、前記サイレンサの下方にサイレンサ支え部材を設け、前記サイレンサ支え部材は、一端を前記サイレンサの前面側に固定し、他端を前記底面板の内側に固定した。
【0007】
また、前記吸音材は、遮熱性能を有し、前記サイレンサ支え部材は前記吸音材を保持するように構成した。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、サイレンサの前後揺れの振動を吸音材で低減することができ、振動による騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の一実施形態の壁掛式石油給湯装置の概略構成図。
同正面図。
同側面図。
サイレンサ支え部材の斜視図。
サイレンサ支え部の取り付け時の要部拡大側面図。
同側面図と各固定方法を説明する要部拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次にこの発明の一実施形態を潜熱回収型給湯機を例にして図面に基づいて説明する。
1はこの実施形態の屋内壁掛けタイプの筐体である。筐体1は、前面板1aと、背面板1bと、上面板1cと、底面板1dと、左右面板1eで構成され、壁固定金具1fを介して、筐体1と壁とを固定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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