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公開番号2025083939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197637
出願日2023-11-21
発明の名称タッチ式操作装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類H01H 36/00 20060101AFI20250526BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】操作者の操作の有無の感度と操作装置の耐空性を向上させた操作装置を提供する。
【解決手段】本体ケース3と、本体ケース3の表面に配置されたタッチ面10と、タッチ面10の反対側に所定の距離を取って配置された回路基板14と回路基板14に形成された電極16と、操作者によるタッチ面10の操作の有無を電極16の静電容量の変化に基づいて判定する判定手段と、回路基板14と本体ケース3とを固定する固定具21とを備えたタッチ式操作装置において、固定具21は、誘電体で構成され、固定具21は、一方を電極16と接触させ、他方をタッチ面10の背面に配置した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
本体ケースと、
当該本体ケースの表面に配置されたタッチ面と、
前記タッチ面の反対側に所定の距離を取って配置された回路基板と
前記回路基板に形成された電極と、
操作者による前記タッチ面の操作の有無を前記電極の静電容量の変化に基づいて判定する判定手段と、
前記回路基板と前記本体ケースとを固定する固定具とを備えたタッチ式操作装置において、
前記固定具は、誘電体で構成され、
前記固定具は、一方を前記電極と接触させ、他方を前記タッチ面の背面に配置したことを特徴とするタッチ式操作装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記固定具は頭部と座面部とネジ部と先端部で構成され、
前記回路基板には、前記ネジ部が貫通する貫通孔を有し、
前記タッチ面の背面には、前記ネジ部が固定されるボスを有し、
前記固定具は、前記先端部を前記タッチ面の背面に向け、前記座面部と前記電極とを接触させて配置すると共に、前記貫通孔と前記ボスとを前記ネジ部で螺着し、前記回路基板と前記本体ケースとを固定したことを特徴とする請求項1記載のタッチ式操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、静電容量の変化に基づいて操作の有無を検出するタッチ式操作装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の静電容量型のタッチ式センサにおいては、特許文献1記載のように、開口部を備えた電極が回路基板上に形成され、開口部内に電気部品が配置されたものがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-114906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のものでは、操作者がタッチ面に触れてもクリック感や押圧感を感じないため、操作者が強めにタッチ面を押し込むとタッチ面が破損してしまうという可能性があった。また、タッチ面の強度を上げるためにタッチ面の厚みを上げると、タッチ面と基板との距離が遠くなり、距離によってはタッチ面に操作者が触れても操作の有無を検知できない可能性があるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、本体ケースと、当該本体ケースの表面に配置されたタッチ面と、前記タッチ面の反対側に所定の距離を取って配置された回路基板と前記回路基板に形成された電極と、操作者による前記タッチ面の操作の有無を前記電極の静電容量の変化に基づいて判定する判定手段と、前記回路基板と前記本体ケースとを固定する固定具とを備えたタッチ式操作装置において、前記固定具は、誘電体で構成され、前記固定具は、一方を前記電極と接触させ、他方を前記タッチ面の背面に配置した。
【0006】
また、請求項2では、前記固定具は頭部と座面部とネジ部と先端部で構成され、前記回路基板には、前記ネジ部が貫通する貫通孔を有し、前記タッチ面の背面には、前記ネジ部が固定されるボスを有し、前記固定具は、前記先端部を前記タッチ面の背面に向け、前記座面部と前記電極とを接触させて配置すると共に、前記貫通孔と前記ボスとを前記ネジ部で螺着し、前記回路基板と前記本体ケースとを固定した。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、誘電体の固定具が、電極と接触しているので、固定具が電極と同じように静電容量の変化に基づいて操作の有無を検出することができ、操作検出の感度を良好に維持することができ、固定具がタッチ面の押し込みを抑制し、耐久性を向上させることができるので、操作検出の信頼性とタッチ式操作装置の耐久性を両立させるタッチ式操作装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の空調装置の外観構成を表す斜視図
第一実施形態のタッチ式操作装置の内部構成を表す分解斜視図
第一実施形態のタッチ式操作装置の組み立てた状態を表す断面図
第二実施形態のタッチ式操作装置の内部構成を表す分解斜視図
第二実施形態のタッチ式操作装置の組み立てた状態を表す断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第一実施形態を図1~図3に基づいて説明する。
【0010】
まず、図1を用いて本発明のタッチ式操作装置及び空調装置を適用した、本実施形態の空調装置1の外観構成を示す。空調装置1は、例えば除湿機である。図1に示すように、空調装置1は、底板2と、底板2の上部に設けられた本体ケース3と、本体ケース3の前方に設けられた前ケース4と、本体ケース3の上部に設けられた運搬用の取手5とを有している。前記底板2、本体ケース3、及び前ケース4は、前記空調装置1の外郭を構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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