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公開番号2025100229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217443
出願日2023-12-22
発明の名称発電機
出願人株式会社ゲットクリーンエナジー
代理人個人
主分類H02K 16/02 20060101AFI20250626BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】磁石を有する回転体と、コイルを有する回転体とが互いに逆方向に回転して、コイルに起電力を発生させる発電機を提供する。
【解決手段】 各回転体1,2,3を貫通する回転軸4を備え、回転体1,3には、回転軸4が固定され、回転体2には、回転軸4の挿通孔21が設けられている。回転体2に対向する回転体1,3の面には、第一傘歯車12,31が固定され、回転体1,3に対向する回転体2の面には第二傘歯車22が固定されている。第一傘歯車12,31と第二傘歯車22との間には、第一傘歯車12,31の回転力を、回転方向を反対にして第二傘歯車22に伝達する伝達傘歯車51,52が配置されている。この発電機では、回転体2が回転体1,3に対して逆方向に回転するため、回転体2の回転体1,3に対する相対回転速度が大きくなり、発電効率が向上する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
磁石を有する円盤状の第一の回転体と、コイルを有する円盤状の第二の回転体とを互いに逆方向に回転させて、前記磁石に対向する前記コイルに起電力を発生させる発電機であって、
前記第一の回転体及び前記第二の回転体を貫通する回転軸を備え、
前記第一の回転体及び前記第二の回転体の内、一方の回転体には、前記回転軸が固定されており、他方の回転体には、前記回転軸の挿通される挿通孔が設けられており、
前記他方の回転体に対向する前記一方の回転体の面には、前記他方の回転体に向って先細になる第一傘歯車が固定されており、
前記一方の回転体に対向する前記他方の回転体の面には、前記一方の回転体に向って先細になる第二傘歯車が固定されており、
前記第一傘歯車と前記第二傘歯車との間に、前記第一傘歯車の回転力を、回転方向を反対にして前記第二傘歯車に伝達する伝達傘歯車が配置されている、発電機。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載の発電機であって、
前記伝達傘歯車が、一対の傘歯車から成る、発電機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の発電機であって、
前記回転軸に、二つの前記一方の回転体が固定され、二つの前記一方の回転体の間に前記他方の回転体が配置され、前記他方の回転体とそれぞれの前記一方の回転体との間に前記伝達傘歯車が配置されている、発電機。
【請求項4】
請求項3に記載の発電機であって、
前記一方の回転体が、前記第一の回転体から成り、前記他方の回転体が、前記第二の回転体から成る、発電機。
【請求項5】
請求項3に記載の発電機であって、
前記一方の回転体が、前記第二の回転体から成り、前記他方の回転体が、前記第一の回転体から成る、発電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、磁石を有する回転体と、コイルを有する回転体とが互いに逆方向に回転して、コイルに起電力を発生させる発電機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、発電機は、磁石と導線を巻いて形成したコイルとを近接配置し、コイルに対して磁石を回転させ、又は、磁石に対してコイルを回転させることで、コイルに誘導電流を生じさせ、発電を行っている。
このように、コイルに鎖交する磁束が時間的に変化する場合に、コイルには起電力が発生する。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、円盤状の二枚の磁極板の間に、複数のコイルを装着した円盤状のコイルユニットを配置し、磁極板を風車で回転して、コイルに発電を行わせる発電機が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002―153036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種の発電機では、発電効率の向上を図るために、磁極板とコイルユニットとの間の相対回転速度を如何に高めるかが課題になっている。
本発明は、こうした課題を解決するため、磁石を有する回転体と、コイルを有する回転体とを互いに逆方向に回転させて、発電機の発電効率を高めることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、磁石を有する円盤状の第一の回転体と、コイルを有する円盤状の第二の回転体とを互いに逆方向に回転させて、前記磁石に対向する前記コイルに起電力を発生させる発電機であって、第一の回転体及び第二の回転体を貫通する回転軸を設け、前記第一の回転体及び前記第二の回転体の内、一方の回転体には、前記回転軸を固定し、他方の回転体には、前記回転軸が挿通される挿通孔を設けている。そして、前記他方の回転体に対向する前記一方の回転体の面には、前記他方の回転体に向って先細になる第一傘歯車を固定し、前記一方の回転体に対向する前記他方の回転体の面には、前記一方の回転体に向って先細になる第二傘歯車を固定している。また、前記第一傘歯車と前記第二傘歯車との間には、前記第一傘歯車の回転力を、回転方向を反対にして前記第二傘歯車に伝達する伝達傘歯車を配置している。
そのため、第一傘歯車が固定された一方の回転体と、第二傘歯車が固定された他方の回転体とは逆方向に回転する。
【0007】
また、本発明では、前記伝達傘歯車を、一対の傘歯車で構成することが望ましい。
そうすることで、第一傘歯車の回転力が、第二傘歯車に安定的に伝達される。
【0008】
また、本発明では、前記回転軸に、二つの前記一方の回転体を固定し、それら回転体の間に前記他方の回転体を配置して、前記他方の回転体とそれぞれの一方の回転体の間に前記伝達傘歯車を配置することが望ましい。
そうすることで、回転軸に固定されていない他方の回転体を、安定的に位置決めすることができる。
【0009】
また、本発明では、前記一方の回転体を、前記第一の回転体とし、前記他方の回転体を、前記第二の回転体とすることができる。即ち、磁石を有する円盤状回転体の間にコイルを有する円盤状回転体を配置する構造とすることができる。
【0010】
また、本発明では、前記一方の回転体を、前記第二の回転体とし、前記他方の回転体を、前記第一の回転体とすることができる。即ち、コイルを有する円盤状回転体の間に磁石を有する円盤状回転体を配置する構造とすることもできる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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