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公開番号
2025097699
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214042
出願日
2023-12-19
発明の名称
電力変換装置
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250624BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】回路基板に電気的に接続されたケーブルによる制御回路に対するノイズの影響を抑制可能な電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置10は、入力電力を所定の電力に変換する電力変換回路が形成された電力変換用基板20と、電力変換回路の駆動を制御する制御回路が形成された制御基板30と、シールド62によって被覆されることなく導線61が露出しているとともに電力変換用基板20に電気的に接続される端部を有し、電力変換回路によって変換された電力を出力する出力ケーブル60と、を有する。出力ケーブル60は、制御基板30との間に、電力変換用基板20が位置するように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
入力電力を所定の電力に変換する電力変換回路が形成された電力変換用基板と、
前記電力変換回路の駆動を制御する制御回路が形成された制御基板と、
シールドによって被覆されることなく導線が露出しているとともに前記電力変換用基板に電気的に接続される端部を有し、前記電力変換回路によって変換された電力を出力する出力ケーブルと、
を有し、
前記出力ケーブルは、前記制御基板との間に、前記電力変換用基板が位置するように配置されている、
電力変換装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電力変換装置において、
一端部が前記電力変換回路に電気的に接続されているとともに、前記電力変換用基板に対して前記制御基板とは反対方向に延びて、他端部が、前記出力ケーブルにおいてシールドによって被覆されることなく導線が露出している端部に電気的に接続されている接続部材をさらに有する、
電力変換装置。
【請求項3】
請求項2に記載の電力変換装置において、
前記電力変換用基板と前記出力ケーブルとの間に配置され、前記電力変換用基板を冷却する冷却部をさらに有し、
前記接続部材は、前記冷却部を貫通して、前記出力ケーブルと接続されている、
電力変換装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一つに記載の電力変換装置において、
前記出力ケーブルは、前記電力変換用基板の厚み方向に見て、前記電力変換用基板に沿って並ぶように複数、配置されている、
電力変換装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一つに記載の電力変換装置において、
前記電力変換用基板及び前記制御基板を収容可能なケーシングを有し、
前記出力ケーブルは、前記電力変換用基板の厚み方向に見て、前記電力変換用基板における一方向の一端部に電気的に接続され且つ前記電力変換用基板に沿って前記一方向に延びるように配置されていて、前記ケーシングの前記一方向の中央部で保持されている、
電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
バッテリからモータに電力を供給するためのケーブルが知られている。このようなケーブルとして、例えば特許文献1には、一端がバッテリに接続されて、他端がモータに電力を供給するケーブルが開示されている。このようなケーブルには、モータを駆動させるための電流が流れるため、他の配線等に比べて高い電圧が印加される。
【0003】
そのため、一般的に、前記ケーブルの周囲には、電気的ノイズが生じることが知られている。このような電気的ノイズの発生を抑制するために、一般的に、前記ケーブルは、導電性材料によって構成されたシールドによって外周を覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5889336号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、バッテリからモータに電力を供給する際には、前記バッテリから出力される電力を電力変換装置によって変換して、変換後の電力を前記モータに供給する。そのため、一端がバッテリに接続されたケーブルの他端は、前記電力変換装置を構成する回路基板に電気的に接続されている。よって、前記ケーブルの他端の先端部分は、前記回路基板に電気的に接続されるように、シールドによって覆われていない部分を有する。
【0006】
一般的に、前記電力変換装置を構成する回路基板には、電力変換を行う電力変換回路に加えて、前記電力変換回路の駆動を制御する制御回路が設けられている。そのため、前記回路基板に電気的に接続されているケーブルの先端部分で且つシールドによって覆われていない部分に電気的ノイズが発生すると、前記制御回路の動作に影響を与える可能性がある。
【0007】
したがって、回路基板に電気的に接続されたケーブルによる制御回路に対するノイズの影響を抑制可能な構成が望まれている。
【0008】
本発明は、回路基板に電気的に接続されたケーブルによる制御回路に対するノイズの影響を抑制可能な電力変換装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、ケーブルが回路基板に電気的に接続された電力変換装置において、前記ケーブルによる制御回路に対するノイズの影響を抑制可能な構成について鋭意検討した。その結果、本発明者は、以下のような構成に想到した。
【0010】
本発明の一実施形態に係る電力変換装置は、入力電力を所定の電力に変換する電力変換回路が形成された電力変換用基板と、前記電力変換回路の駆動を制御する制御回路が形成された制御基板と、シールドによって被覆されることなく導線が露出しているとともに前記電力変換用基板に電気的に接続される端部を有し、前記電力変換回路によって変換された電力を出力する出力ケーブルと、を有する。前記出力ケーブルは、前記制御基板との間に、前記電力変換用基板が位置するように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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