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公開番号
2025101925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219027
出願日
2023-12-26
発明の名称
コネクタ
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
H01R
13/506 20060101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】相手側コネクタの端子を挿入した後のフロントマスクの位置ずれを抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、相手側コネクタの開口部に前面を挿入して嵌合するハウジングと、相手側コネクタの端子を挿通させる孔を有し、ハウジングの前面に取り付けられる矩形平板状のフロントマスクと、を備え、フロントマスクは、矩形の短辺側である両端部の板の厚みが中央部の板の厚みよりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
前記相手側コネクタの開口部に前面を挿入して嵌合するハウジングと、
前記相手側コネクタの端子を挿通させる孔を有し、前記ハウジングの前記前面に取り付けられる矩形平板状のフロントマスクと、を備え、
前記フロントマスクは、矩形の短辺側となる第1領域の板の厚みが前記第1領域以外の第2領域の板の厚みよりも大きい、コネクタ。
続きを表示(約 72 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、前記フロントマスクの前記第1領域が嵌合する箇所にテーパを設けている、請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フロントマスクを有するコネクタの構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、リブを有する相手側コネクタ(雄コネクタ)と前後方向に嵌合が可能なコネクタ(雌コネクタ)が開示されている。この特許文献1には、リブを受け入れる凹部が形成された前面開口のハウジングと、ハウジングの前面に取り付けられる前方部材であるフロントマスクと、凹部の位置と対応させてフロントマスクに設けられた引掛け部と、引掛け部と係止してフロントマスクの前後方向移動を規制するために凹部に設けられた規制部と、を備えた構造のコネクタが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-003299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたコネクタを、車両用のワイヤハーネス(W/H)のコネクタに使用することが考えられる。ワイヤハーネスの製造工程や車両の組み立て工程においては、電線からコネクタに対して外力が加わることがある。電線からコネクタに対して外力が加わった場合、特許文献1に記載されたコネクタの構造では、相手側コネクタの端子によってコネクタのフロントマスクを押し出すような力が生じ、剛性が不足するとフロントマスクが変形したりハウジングから浮いたりするおそれがある。このフロントマスクの変形や浮きによる位置ずれは、フロントマスクとハウジングとの間に隙間を発生させ、その隙間から異物が混入するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、相手側コネクタの端子を挿入した後のフロントマスクの位置ずれを抑制することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、相手側コネクタの開口部に前面を挿入して嵌合するハウジングと、相手側コネクタの端子を挿通させる孔を有し、ハウジングの前面に取り付けられる矩形平板状のフロントマスクと、を備え、フロントマスクは、矩形の短辺側である両端部の板の厚みが中央部の板の厚みよりも大きい、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、フロントマスクの両端部の厚みを増やして剛性を上げているので、相手側コネクタの端子を挿入した後のフロントマスクの位置ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るコネクタを構成するフロントマスクの斜視図
図1のフロントマスクのA方向矢視図
本開示の一実施形態に係るコネクタを構成するハウジングの斜視図
図3におけるハウジングのB方向矢視図
図4におけるハウジングのC部拡大斜視図
ハウジングにフロントマスクを嵌合させたコネクタの斜視図
図6におけるコネクタのD方向矢視図
従来構造のコネクタの斜視図
図8における従来構造のコネクタのE方向矢視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係るコネクタは、ハウジングの前面に取り付けるフロントマスクの厚みを中央部よりも両端部を厚く成形する。これにより、フロントマスクの剛性が上がり、コネクタに加わる外力によってフロントマスクの位置がずれてしまうことを抑制できる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態>
[部品形状]
(1)フロントマスク
図1は、本開示の一実施形態に係るコネクタ100を構成するフロントマスク110の斜視図である。図2は、図1に示すフロントマスク110におけるA方向からの矢視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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