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公開番号2025119721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014668
出願日2024-02-02
発明の名称アンテナ装置
出願人ミツミ電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 5/35 20150101AFI20250807BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】良好なアンテナ性能を確保し、アンテナ装置を小型化することである。
【解決手段】アンテナ装置1は、容量装荷素子41a,41bと、同調コイル42a,42bと、フィルタ44と、を備える。容量装荷素子41aは、第1の周波数帯を受信する。容量装荷素子41bは、第1の周波数帯よりも高い又は低い第2の周波数帯を受信する。同調コイル42aは、一端が容量装荷素子41aに接続されている。同調コイル42bは、一端が容量装荷素子41bに接続されている。フィルタ44は、容量装荷素子41a,41bに接続され、第1の周波数帯を通過し第2の周波数帯を減衰する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の周波数帯を受信する第1の容量装荷素子と、
前記第1の周波数帯よりも高い又は低い第2の周波数帯を受信する第2の容量装荷素子と、
一端が前記第1の容量装荷素子に接続された第1の同調コイルと、
一端が前記第2の容量装荷素子に接続された第2の同調コイルと、
前記第1の容量装荷素子及び前記第2の容量装荷素子に接続され、前記第1の周波数帯を通過し前記第2の周波数帯を減衰するフィルタと、を備えるアンテナ装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記第1の同調コイルは、他端が第1の給電部に接続され、
前記第2の同調コイルは、他端が第2の給電部に接続されている請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記第1の周波数帯は、前記第2の周波数帯よりも低く、
前記フィルタは、前記第1の周波数帯を通過し少なくとも前記第2の周波数帯を減衰するローパスフィルタである請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記フィルタは、コイルを有する請求項3に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記第1の周波数帯は、前記第2の周波数帯よりも高く、
前記フィルタは、前記第1の周波数帯を通過し少なくとも前記第2の周波数帯を減衰するハイパスフィルタである請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記フィルタは、コイル又はコンデンサを有する請求項5に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記フィルタは、前記第1の周波数帯を通過するバンドパスフィルタである請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記フィルタは、コイルと、当該コイルに直列に接続されたコンデンサと、を有する請求項5に記載のアンテナ装置。
【請求項9】
前記フィルタは、前記第2の周波数帯を減衰するバンドストップフィルタである請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
【請求項10】
前記フィルタは、コイルと、当該コイルに並列に接続されたコンデンサと、を有する請求項7に記載のアンテナ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、近接する2つの異なる周波数帯を受信するアンテナ装置が知られている。このアンテナ装置は、高い周波数帯を受信するアンテナ性能が、低い周波数帯を受信するアンテナ性能に影響を与え、低い周波数帯の高域側の感度が低下する。
【0003】
上記課題を解決するため、1つの共通トップ容量部と、共通トップ容量部に並列に接続された第1の同調コイル部及び第2の同調コイル部と、を備える複合アンテナ装置が知られている(特許文献1、2参照)。複合アンテナ装置は、2つの同調コイル部を用いることで、第1の周波数帯及びこれよりも高い第2の周波数帯で共振を持たせている。第1の同調コイル部は、第1周波数帯以外の周波数帯を減衰させるフィルタとして機能している。第2の同調コイル部は、第2周波数帯以外の周波数帯を減衰させるフィルタとして機能している。
【0004】
また、Radioアンテナと、DAB(Digital Audio Broadcasting;デジタルラジオ放送)アンテナと、を有するアンテナ装置が知られている(特許文献3参照)。Radioアンテナは、第1の容量装荷素子及びコイルエレメントを有する。DABアンテナは、第2の容量装荷素子及びコイルエレメントを有し、Radioアンテナよりも周波数帯が高い。Radioアンテナ及びDABアンテナの位置関係により、それらのアイソレーション性能を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-133692号公報
特開2015-115742号公報
特開2023-110193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2の複合アンテナ装置は、共通トップ容量部と同調コイル部とが直列に接続されることによる共振の機能と、希望する周波数帯以外を減衰させるフィルタの機能と、の2つの機能を同調コイルに持たせる必要がある。この場合、同調コイルの選択肢(希望する周波数帯域内での共振周波数の変更など)を狭める要因となり、良好なアンテナ性能が確保できないおそれがある。
【0007】
特許文献3のアンテナ装置は、位置関係でアイソレーション性能を確保する場合、製品サイズの小型化に対しては不向きであった。
【0008】
本発明の課題は、良好なアンテナ性能を確保し、アンテナ装置を小型化することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明のアンテナ装置は、
第1の周波数帯を受信する第1の容量装荷素子と、
前記第1の周波数帯よりも高い又は低い第2の周波数帯を受信する第2の容量装荷素子と、
一端が前記第1の容量装荷素子に接続された第1の同調コイルと、
一端が前記第2の容量装荷素子に接続された第2の同調コイルと、
前記第1の容量装荷素子及び前記第2の容量装荷素子に接続され、前記第1の周波数帯を通過し前記第2の周波数帯を減衰するフィルタと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、良好なアンテナ性能を確保でき、アンテナ装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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