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公開番号
2025121732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017396
出願日
2024-02-07
発明の名称
リーク検出装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
8/2475 20160101AFI20250813BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃料電池スタックの製造工程における作業工数が増加することを抑えることが可能となることによりエネルギー効率の向上を図ることが可能なリーク検出装置を提供すること。
【解決手段】一端部が閉塞し他端部が蓋により閉じられていない状態の燃料電池ケースCに収容された状態の積層された燃料電池セルFCを押圧する押圧装置15と、押圧装置15による押圧が所定圧力以上の状態で燃料電池ケースCに気体を供給する供給装置61と、供給装置61により気体が供給されている状態で、燃料電池ケースCからの気体のリークを検出する検出装置61と、を備えるリーク検出装置1、61である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
積層された複数の燃料電池セルが収容された状態の燃料電池ケースのリークを検出するリーク検出装置であって、
一端部が閉塞し他端部が蓋により閉じられていない状態の前記燃料電池ケースに収容された状態の積層された前記燃料電池セルを押圧する押圧装置と、
前記押圧装置による押圧が所定圧力以上の状態で前記燃料電池ケースに気体を供給する供給装置と、
前記供給装置により気体が供給されている状態で、前記燃料電池ケースからの気体のリークを検出する検出装置と、を備えるリーク検出装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記燃料電池ケースの一端部に接続され、前記燃料電池ケースを通して気体を供給する一端部治具を備える請求項1に記載のリーク検出装置。
【請求項3】
前記気体は、燃料電池の使用時に供給されるガスの流路を通して供給される請求項2に記載のリーク検出装置。
【請求項4】
前記燃料電池ケースの他端部側を塞ぎ、供給された気体が前記燃料電池ケースから漏れないようにするシール構造を有する他端部治具を備える請求項1に記載のリーク検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リーク検出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、燃料電池スタックの製造工程においては、積層された複数の燃料電池セルを燃料電池ケースに収容した後に、ガス漏れの検査を行うリーク検出装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-077045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記リーク検出装置においては、燃料電池スタックの燃料電池ケースに積層された燃料電池セルを収容した後、燃料電池ケースの開口部に蓋を締結する締結装置において任意の荷重で燃料電池スタックを締結した後にリーク検知を行う。そして、リーク検知によりリークを検出した場合には、燃料電池ケースに蓋を締結した状態の燃料電池スタックをバラして、燃料電池セルを交換する作業を行わなければならず、燃料電池スタックの製造工程における作業工数が増加する問題があった。
【0005】
本発明は、燃料電池スタックの製造工程における作業工数が増加することを抑えることが可能となることによりエネルギー効率の向上を図ることが可能なリーク検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、積層された複数の燃料電池セル(例えば、後述の「燃料電池セルFC」)が収容された状態の燃料電池ケース(例えば、後述の「燃料電池ケースC」)のリークを検出するリーク検出装置(例えば、後述の「ケース保持部1、圧検検査装置61」)であって、一端部が閉塞し他端部が蓋により閉じられていない状態の前記燃料電池ケースに収容された状態の積層された前記燃料電池セルを押圧する押圧装置(例えば、後述の「押圧装置15」)と、前記押圧装置による押圧が所定圧力以上の状態で前記燃料電池ケースに気体を供給する供給装置(例えば、後述の「圧検検査装置61」)と、前記供給装置により気体が供給されている状態で、前記燃料電池ケースからの気体のリークを検出する検出装置(例えば、後述の「圧検検査装置61」)と、を備えるリーク検出装置を提供する。
【0007】
上記発明において、前記燃料電池ケースの一端部に接続され、前記燃料電池ケースを通して気体を供給する一端部治具(例えば、後述の「下側治具20」)を備えることが好ましい。また、前記気体は、燃料電池の使用時に供給されるガスの流路を通して供給されることが好ましい。また、前記燃料電池ケースの他端部側を塞ぎ、供給された気体が前記燃料電池ケースから漏れないようにするシール構造を有する他端部治具(例えば、後述の「上側治具30」)を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、燃料電池スタックの製造工程における作業工数が増加することを抑えることによりエネルギー効率の向上を図ることが可能なリーク検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態におけるリーク検出装置を説明する図である。
本実施形態におけるリーク検出装置の下側治具を説明する上方斜視図である。
本実施形態におけるリーク検出装置の下側治具を説明する下方斜視図である。
本実施形態におけるリーク検出装置の上側治具を説明する上方斜視図である。
本実施形態におけるリーク検出装置の上側治具に取付けられるボルトを説明する側面図である。
本実施形態におけるリーク検出装置によるリーク検出の工程を説明する図である。
本実施形態におけるリーク検出装置によるリーク検出の工程を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に示すように、リーク検出装置は、燃料電池スタックを構成する燃料電池ケースCに燃料電池セルFCを収容した後であって、燃料電池ケースCに蓋Fを締結する前に、燃料電池ケースCにおけるガスのリークを検出する装置であり、ケース保持部1と、圧検検査装置61と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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