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公開番号2025131191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028776
出願日2024-02-28
発明の名称鞍乗り型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62J 25/06 20200101AFI20250902BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】CBS機構を保護し易い鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両は、車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)に固定されるピリオンステップブラケット(70)と、前記ピリオンステップブラケット(70)に取り付けられるピリオンステップ(41)と、CBS機構(60)とを備える鞍乗り型車両において、前記ピリオンステップブラケット(70)の車体幅方向外側から取り付けられる第1カバー(80)と、前記ピリオンステップブラケット(70)の車体幅方向内側から取り付けられる第2カバー(90)と、を備え、前記ピリオンステップブラケット(70)は、車体幅方向で、前記第1カバー(80)と前記第2カバー(90)とで挟持され、前記CBS機構(60)の少なくとも一部は、車体幅方向で、前記第1カバー(80)と前記第2カバー(90)との間に設けられる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)に固定されるピリオンステップブラケット(70)と、前記ピリオンステップブラケット(70)に取り付けられるピリオンステップ(41)と、CBS機構(60)とを備える鞍乗り型車両において、
前記ピリオンステップブラケット(70)の車体幅方向外側から取り付けられる第1カバー(80)と、
前記ピリオンステップブラケット(70)の車体幅方向内側から取り付けられる第2カバー(90)と、を備え、
前記ピリオンステップブラケット(70)は、車体幅方向で、前記第1カバー(80)と前記第2カバー(90)とで挟持され、
前記CBS機構(60)の少なくとも一部は、車体幅方向で、前記第1カバー(80)と前記第2カバー(90)との間に設けられる
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記CBS機構(60)の少なくとも一部は、車体側面視で、前記第1カバー(80)または前記第2カバー(90)の少なくとも一部と重なり、
前記CBS機構(60)の少なくとも一部は、車体前面視で、前記第1カバー(80)または前記第2カバー(90)の少なくとも一部と重なり、
前記CBS機構(60)の少なくとも一部は、車体平面視で、前記第1カバー(80)または前記第2カバー(90)の少なくとも一部と重なる
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記CBS機構(60)の少なくとも一部は、車体側面視で、前記車体フレーム(11)と前記ピリオンステップブラケット(70)の外周部(71)とにより囲まれた閉回路形状部(S1)と重なる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記CBS機構(60)は、イコライザー(61)と、前記イコライザー(61)から後方に延びるCBSケーブル(62)と、前記イコライザー(61)に接続され前記イコライザー(61)を前輪ブレーキ(51)及び後輪ブレーキ(52)を作動させない側に付勢する付勢部材(63)と、を有し、
前記CBSケーブル(62)は、後方から前方に湾曲する湾曲部(62a1)を備え、
前記イコライザー(61)と前記付勢部材(63)と前記湾曲部(62a1)とは、車体側面視で、前記第1カバー(80)と重なる
ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記CBSケーブル(62)は、アウターケーブル(62a)とインナーケーブル(62b)とからなり、
前記イコライザー(61)は、前記インナーケーブル(62b)に連結され、
前記インナーケーブル(62b)は、車体側面視で、前記ピリオンステップブラケット(70)と重なる
ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記ピリオンステップブラケット(70)は、ステップ支持部(72)と、前記ステップ支持部(72)から延出するブラケット延出部(73、74)とからなり、
前記インナーケーブル(62b)は、車体側面視で、前記ブラケット延出部(73)と重なる
ことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両。
【請求項7】
前記CBS機構(60)は、イコライザー(61)と、前記イコライザー(61)から後方に延びるCBSケーブル(62)と、前記イコライザー(61)に接続され前記イコライザー(61)を前輪ブレーキ(51)及び後輪ブレーキ(52)を作動させない側に付勢する付勢部材(63)と、を有し、
前記付勢部材(63)は、車体側面視で、前記第1カバー(80)と重なる
ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
【請求項8】
前記付勢部材(63)は、車体側面視で、前記ピリオンステップブラケット(70)と重なる
ことを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両。
【請求項9】
前記付勢部材(63)は、車体側面視で、前記ブラケット延出部(73)と重なる
ことを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両。
【請求項10】
前記CBS機構(60)は、イコライザー(61)と、前記イコライザー(61)から後方に延びるCBSケーブル(62)と、前記イコライザー(61)に接続され前記イコライザー(61)を前輪ブレーキ(51)及び後輪ブレーキ(52)を作動させない側に付勢する付勢部材(63)と、を有し、
前記イコライザー(61)は、車体側面視で、前記第1カバー(80)と重なる
ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、CBS(Combined Brake System)機構が設けられた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、ピリオンステップを支持するステップブラケットの周囲にCBS機構を配置することで、CBS機構を保護する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6796196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
CBS機構は、乗員の操作に応じて、イコライザーがバランスを取りながら移動する。よって、そのバランスを維持させるために、水や、石、砂などから、より確実に保護することが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、CBS機構を保護し易い鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、車体フレームと、前記車体フレームに固定されるピリオンステップブラケットと、前記ピリオンステップブラケットに取り付けられるピリオンステップと、CBS機構とを備える鞍乗り型車両において、前記ピリオンステップブラケットの車体幅方向外側から取り付けられる第1カバーと、前記ピリオンステップブラケットの車体幅方向内側から取り付けられる第2カバーと、を備え、前記ピリオンステップブラケットは、車体幅方向で、前記第1カバーと前記第2カバーとで挟持され、前記CBS機構の少なくとも一部は、車体幅方向で、前記第1カバーと前記第2カバーとの間に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
CBS機構を保護し易い鞍乗り型車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
ピリオンステップの周辺部を示す鞍乗り型車両の右側面図である。
図2からアウターカバーを取り外した状態を示す図である。
ステップブラケットのブラケット本体部の周辺部を示す鞍乗り型車両の右側面図である。
後輪ブレーキやブレーキペダル等により構成される鞍乗り型車両の所定部を車幅方向内側前方から見た斜視図である。
鞍乗り型車両の所定部を車幅方向内側から見た左側面図である。
図6からインナーカバーを取り外した状態を示す図である。
鞍乗り型車両の所定部の正面図である。
鞍乗り型車両の所定部の平面図である。
図2のX-X線断面の要部を示す図である。
図2のXI-XI線断面の要部を示す図である。
図2のXII-XII線断面の要部を示す図である。
図2のXIII-XIII線断面の要部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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