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公開番号2025120012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024015197
出願日2024-02-02
発明の名称搬送装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B65G 1/137 20060101AFI20250807BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】機能を維持しつつ、メンテナンスの頻度を低減することができる識別子を備えた搬送装置を提供する。
【解決手段】物品Wを乗せつつ、搬送経路LNに沿って移動する複数の搬送台車10と、搬送台車10の側面に設置される識別子20と、外部から目視可能な状態で搬送台車10に設置される識別子20と、識別子20を読み取り、搬送台車10の識別を行う制御手段30と、を備える搬送装置Sについて、識別子20が、搬送台車10毎に設定された識別パターンを複数のマーカー21を用いて表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
物品を乗せつつ、搬送経路に沿って移動する複数の搬送台車と、
該搬送台車の側面に設置される識別子と、
外部から目視可能な状態で該搬送台車に設置される識別子と、
該識別子を読み取り、該搬送台車の識別を行う制御手段と、
を備え、
該識別子は、
該搬送台車毎に設定された識別パターンを複数のマーカーを用いて表示する
ことを特徴とする搬送装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
請求項1に記載の搬送装置において、
前記マーカーの識別パターンは、
拡張ハミング符号の手法に従って設定された
ことを特徴とする搬送装置。
【請求項3】
請求項1、または請求項2に記載の搬送装置において、
前記識別子は、
前記搬送台車の右側面と左側面とに分割して配置され、
該右側面と該左側面とで前記マーカーの識別パターンが異なるように設定された方向指示部を備える
ことを特徴とする搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送台車を用いて物品の搬送を行う搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
設定された搬送経路を移動するパレット(搬送台車)を用いてワークの搬送を行う搬送装置において、複数のパレットをそれぞれ識別するための識別子をパレット毎に設置することが従来から行われている。
たとえば、特許文献1では、識別子として、バーコード、ICタグなどを採用する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-109287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような構成では、バーコードにスパッタ、シーラーなどが付着したり、擦れたりした場合に、バーコードの情報を読み取れず、識別不能となる恐れがある。
そこで、より確実に識別できるようにするには、識別子のメンテナンスを頻繁に行わなければならない、という問題がある。
【0005】
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、機能を維持しつつ、メンテナンスの頻度を低減することができる識別子を備えた搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するために、本発明に係る搬送装置は、物品を乗せつつ、搬送経路に沿って移動する複数の搬送台車と、該搬送台車の側面に設置される識別子と、該識別子を読み取り、該搬送台車の識別を行う制御手段と、を備え、該識別子は、該搬送台車毎に設定された識別パターンに対応して配置される複数のマーカーを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、機能を維持しつつ、メンテナンスの頻度を低減することができる識別子を備えた搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の搬送装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の搬送装置の構成を示す概要図である。
本実施形態の識別子の構成を示す図である。
台車本体部に設定される各区画の位置を示す概要図である。
台車本体部にマーカーが設置される様子を示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態の搬送装置Sについて、図1-5を参照して詳細に説明する。
なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の搬送装置Sは、複数の搬送台車10のそれぞれに、加工対象物W(たとえば車体を構成するホワイトボディ)を乗せた状態で、搬送経路LNに沿って移動させるものである。
【0010】
そして、搬送台車10が、搬送経路LNを移動する中で、加工対象物W(物品)に対して、部品の組み付け、溶接などの加工、および加工後の検査などが行われる。
また、各搬送台車10には、識別子20が設置され、識別子20に加工対象物の仕様が紐付けられている。
そして、搬送台車10が搬送経路を移動する中で、識別子20が読み取られ、各仕様に応じた加工、および加工後の検査などが加工対象物Wに施される。
(【0011】以降は省略されています)

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